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01.時事寸評 Archive

現状を知った上での政策?

小沢民主「食糧自給率100%」参院選へ農村シフト

 民主党が、来年夏の参院選で勝敗の鍵を握る1人区対策として、農業政策に力を入れている。1人区には農村を抱える地域が多く、自民党の金城湯池で票を切り崩し与党を過半数割れに追い込むねらいがある。小沢一郎代表は山田正彦「次の内閣」農水相に、農政に関する新計画を今秋まで作成するよう指示。1人区行脚を通じ農業政策をアピールし、票の掘り起こしにつなげる。
 新計画には、党の「農林漁業再生プラン」を大幅に見直し、「食糧自給率100%を目指し、農家の所得を補償する不足払い制度を導入する」と明記する。農業分野を含む全分野での貿易自由化も目指す。これによりダメージを受ける農家を救済するため、所得補償などの制度を整備。小沢氏は、政調サイドに「官僚用語は使うな」「あまり細かい数字は入れなくていい」と細かく指示している。
 農業重視の戦略の背景には、「都市部偏重」との指摘もある小泉構造改革路線との対立軸を鮮明にし、参院選を有利に展開したいとの思惑がある。
 小沢氏は代表就任後、参院選1人区の山形や香川など7選挙区を訪問し、自民党の票田である農業関係者らと個別面談を繰り返している。8月上旬までに1人区の候補者を内定し、1人区の29選挙区のうち、20議席の確保を目指す。
(07/07 21:25)


数年前、某コミュニティで日記を書いていた頃、FTAの農業交渉について書いた事があった。
その日記には農業従事者やその関係者からかなりの反論があった。
農業が産業として自立するためには補償に頼らない事が必要と思った私に、農業は農地の一子相伝が定められている事と売買が制限されている事で簡単には農地広げられないのだから“補償は当然”だとか、水田が環境維持に貢献しているから現状維持がいいと主張する人たちからかなりの反撃を受けた。

でもね、そういう"反撃”をした人たちって、実家は農業に従事しているけど自分は農業従事者ではない単に感傷に浸っている人とか、環境保護団体に属するプロ市民だった。
残念ながら本当に農業に従事している人の意見は得られなかった。
って、その時期、ネットで書き込みできる暇人は農業従事者には居ないってだけの事なんだけどね。

でも、農業の自給自足を促すならば補助金ではなく、農業が産業として自立できる道を探るのが本質では?
私のそういった意見に対して、「日本の農業がアメリカ化してもよいのか?」といった人があったけど、今の人口を支えるつもりなのであれはそれも止むをえない。
狭い農地で労働集約的に農作物を作っても、1億3千万の口を満たすことは出来ない。
幸いにも(?)今後は日本の人口も減っていくらしいから、そこまでの事はする必要はないと思うけど。。。

実は全国でも有数の農業王国の千葉県。
私が通っていた高校には"農場”があって、その専門コースもあった。
数年前に同窓会に出たら、(当時はクラスが違ったので面識はなかったが、)それぞれの地区での農業関係の青年会の有力者が多く居た。
話を聞くと、みなそれなりに苦労はしている。
でも、別に補償金を当てにしているわけでもなく、独自に販路を見出してそれぞれが自立している。
その自立への苦労はあるにしても、“施し”を期待している訳ではない。
お金(補償金)はあるに越した事はないけど、なくても生きていける道を順調に見出していた。

また、ここ数年、台湾では日本の果物やおコメが"高級ブランド品”となっているらしい。
これも日本の農業関係者の努力の賜物。
農作物であっても、日本製ならではの品質の高さを売り物にして、成功している。
格安な食材が流入し格安な食材に消費者が流れるのとは一線を画して、独自に活路を見出している。
日本の農業従事者は政治家が思うほど“ひ弱”ではない。


一郎クンはこの現状を知った上でのこの政策?
タダで貰えるものを拒否する人は少ない。
でも、効果も考えずに無駄にばら撒く人への国民の目はシビアよ。
それはばら撒かれる立場の人の目であってもね。
マスコミで報道される"政策”では、農業従事者を半分バカにした政策でしかないものね。
結局は利権配分でしかない政策に自らが取り込まれている不条理を感じている人も多い。
貰えるものは貰っても、その陰でばら撒く為政者をバカにしている事に気がつかない?


食の嗜好が多様化している現代で、100%の自給はムリがある。
でも、輸出している分も含めて、トータルで自給するに足りればいいのでは?
戦争や経済封鎖で外国から輸入が出来なくなった時に、国民の食が賄えればいいのでしょう?
ならば、ばら撒きだけが"能”と言う政策は、最近のトレンドとはちょっとズレているような気がする。
アメリカ程あからさまである必要はないけれど、政府がトップセールスになって日本の農作物を海外に売り込んで、トータルで自給できる生産量を確保できればイイのでは?と思うのだけどなぁ。。。


って、私が自分で買うときは、果物は輸入品も買うけど野菜もお肉も国産品しか買わない。
日本の農作物が海外に流れ過ぎるのは、それはそれで困るわ(^^ゞ










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偶にはまっとうな批判

体調がイマイチで、なんとなく言葉が出てこない。。。
とりあえず、北朝鮮のミサイル問題に関して、韓国の中央日報の社説がツボにハマったので、クリップ。


【社説】危機対処ろくにできない政府なんて信じられるか

北朝鮮がミサイルを発射する20分前にアシアナ航空旅客機がミサイルが落ちた東海(トンヘ、日本海)上空を通り過ぎたことがわかった。
考えただけでもぞっとする。国民の生命と財産を保護するのが国家のいちばんの使命なのにこの政府はこれを忘れている。北朝鮮が国際商船公用周波数を通じて「ミサイル着弾地点の船舶航海を避けよ」と警告したことを政府は3日午前、把握していた。しかし政府はこのように明白な発射情報を入手してからも何も対応措置を取らなかったのだ。当然ミサイル着弾点を通り過ぎる我々航空機や船舶に対しては航路変更など安全策を下さなければならなかった。
何を言っても責任を免れることができないだろう。「安保にかかわる情報事案」であるだけにお粗末な言い訳はこれ以上しなさるな。こんなあきれたことがどうして起こるのか、真相を徹底的に調査して関連者たちを厳しく咎めよ。
北朝鮮のミサイル発射前にもろくな対応をしなかったこの政府は発射後も同じだ。国防部長官は国会でのろまの対応という指摘に「すべて分かっていたが、余裕ある行動を取った」と言った。合同参謀議長は北朝鮮の今回のミサイル発射は武力デモとした。こんなときに国防部長官という人が「何もなかった」といった発言こそ、この国の安保態勢であるということだ。
政府は「7日の南北将官級軍事会談実務接触をしよう」と北朝鮮が3日に申し入れてきたことを拒否した。対話を提議しておいてミサイル発射をかました後、では話し合いをしようなどという北朝鮮の意図には巻きこまれないというのだ。こんな論理なら閣僚級会談も同じだ。それでもこの会談は予定通り開催するというから、一体何が何だか分からない。北朝鮮の重複プレーにこれ以上巻き込まれずに閣僚級会談も取りやめにせよ。
政府の無能も問題だが、もっと大きな問題はゆがんだ傲慢さだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)統一外交安保首席はのろまな対応を批判したマスコミに向けて「国籍も国益もない報道」と責めた。また「状況が発生したと大統領が早朝に会議を召集して耳目を集中させるのが望ましいか」と言っている。大統領の責任も何も知らぬといった言葉だ。耳目されるのが恐ろしければ黙って静かにでも召集すればいいじゃないか。与党議員たちさえ政府ののろまな対応を叱咤しているというのに反省どころかマスコミに責任を回しているのだから子供みたいだ。
今回ミサイル危機で当然先頭に立つべき大統領は黙っているし、政府の対応も情けない。ブッシュ米国大統領は「外交的な解決方法以外にほかの選択も持っている」と警告する。大統領は安保に無限の責任を負っている。一歩遅れて後悔しても後の祭りだ。本当にしっかりしてほしい。国民は黙りこんだ政府にますます不安を感じている。
我々政府は本当にいろいろやってくれているなあという姿でも見せてほしい。
2006.07.08 08:37:51



【社説】危機対処ろくにできない政府なんて信じられるか【社説】ミサイル発射して大口をたたく北朝鮮

北朝鮮が外務省スポークスマンを通じてミサイル発射を認め「今後も自衛的抑止力強化の一環でミサイル発射訓練を続ける」と明らかにした。
特に国際社会が圧力をかければ「ほかの形態のより強硬な物理的行動措置を取る」と脅かした。ミサイル発射強行1日で居直って出たのだ。
北朝鮮政権は住民を飢え死にさせる独裁体制で国際社会かららく印を押されている。こんな体制が核兵器を開発し、各種ミサイルまで発射したらこれは国際平和を脅威する挑発だと見なされるほかない。
しかしどうして「自衛のための正常軍事訓練」か。いつ国際社会が北朝鮮を侵攻するという話をただの1度でもしたか。結局「言葉」と「行動」で緊張の水準を最高潮で高めて米国を朝米両者間対の話の場に引っ張り出すのだという下心であるだけだ。しかしこれは誤判断中の誤判断であることを平壌(ピョンヤン)指導部はすぐ悟ることになるだろう。
韓日米を含む国際社会が、今回ばかりは実効的な各種制裁と圧迫をかけにくることが明らかだからだ。韓国側から支援を受けてきた肥料10万トンと米50万トンが保留となった。日本は対北送金中止まで検討している。
万一、韓日米がこうした無謀な脅威に屈服すると思ったら、それは幻想であることを肝に銘じなければならない。北朝鮮のミサイル発射は平壌指導部がまだブッシュ米国政府の属性をまともに悟ることができていないということを今一度示した。
過去5年間ブッシュ政府は「ならず者政権とは対座しない」と言う原則を守ってきた。それなら今ごろは「別な方法」を駆使するときが来たのにもかかわらずずっとこんな「崖っぷち戦術」にばかり固執するから息苦しいのだ。結局、北朝鮮のミサイル発射は虚勢であって、何の実益をおさめることができない愚かな行為とみなされるだろう。
韓米首脳は外交的に北朝鮮ミサイル問題を解決することで合意した。北朝鮮はこの時点を逃さずに誠意を示さなければならない。
これ以上自分で墓穴を掘るな。
2006.07.07 08:42:59


マスコミが政府にちょっと距離を置いた立場で世の中を見るのは、ある意味正常な姿。
またこの中央日報は中道右派だといわれているから、北朝鮮に擦り寄る現政権に批判的なのはわかる。
でもというか、だからというか、日本人で中道右派を自認する私がみても非常に解りやすい、まっとうな批判に思える。
日本の主要紙が、ミサイル問題で純ちゃんに対して的外れな批判をするのとは、随分様相が違うね。
この2つの社説に関しては、ちょっとだけ見直したと言う感じかな。


でも、韓国の新聞はほぼ例外なく反日だから、その辺りはもう少し現実と事実と歴史を見なさいといいたいけどねぇ。。。
国内政権に向けるのと同じぐらいの冷静さで日本を見れば、彼らの主張が的外れだと判ると思うよ。

ミサイル。。。その後の反応、あれこれ

■社説 北朝鮮ミサイル発射*危険な挑発は許されない(7月6日)

(前略)

*軍事力ではなく外交で

 心配なのは、対話の回路が閉ざされたまま、ミサイル発射によって両国間の緊張が一挙に高まることだ。
 国内で北朝鮮脅威論が強まれば、打開はさらに難しくなる。
 日本は米国と共同でミサイル防衛の開発に着手しているが、今、必要なのは軍事的一体化を進めて北朝鮮に対抗することではなく、外交努力によって解決を目指すことだろう。
 このようなときこそ、冷静で自制的な対応が求められる。

*「対話の道」閉ざさずに

 北朝鮮のミサイル発射問題は、国連安全保障理事会で協議され、さらに十五日から開かれる主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)の主要議題となる。
 金正日体制を援助している中国は、経済制裁には消極的と伝えられる。
 中国は特使を北朝鮮に派遣し、六カ国協議の場に戻るよう説得する可能性があるが、話し合いによる解決を図るため、主導権を発揮してもらいたい。
 ただ、懸念されるのは、国連安全保障理事会やサミットで核開発とミサイル問題が取り上げられれば、日朝間の最大のトゲである拉致問題がかすむ恐れがあることだ。
 これまでの六カ国協議でも、北朝鮮が危機を演出し、実利を得るという同じことが繰り返されてきたことを忘れてはならない。
 政府は国家的犯罪である拉致問題とミサイル問題を切り離し、毅然(きぜん)とした態度を貫いてほしい。
 米独立記念日やスペースシャトルの打ち上げにタイミングを合わせたような北朝鮮の挑発行為は、軍事、外交両面で危険である。
 政府が北朝鮮に対し、経済制裁などの「圧力」を強めるのは当然としても、制裁の効果を見極めつつ、「対話」の道筋を閉ざしてはならない。

北海道新聞って中国や北朝鮮寄りの新聞だとは聞いていたけど、この期に及んでもまだこんな社説を掲載するのね。
まぁ、ミサイル発射事件に関しても、日本の漁船より、日本のEEZ(排他的経済水域)に進入してきた韓国の調査船の受ける被害の方が心配だという新聞だから、所詮日本人的な感覚での社説は書けないと言うことなのかな。

それにしても。。。
> 政府は国家的犯罪である拉致問題とミサイル問題を切り離し、毅然(きぜん)とした態度を貫いてほしい。
日本にとっては、拉致問題もミサイル問題の国の安全保障上の大問題。
これを切り離して毅然とした態度で、何なんだろうね。
国家犯罪と軍事問題への制裁は別って言いたいのかしら?
日本国民の生命、財産を脅かす2つの問題をどう切り離して、どう交渉すれば満足するというのか。

今回のミサイル問題は、北朝鮮がどういう意図であろうと、相手国に対して「対話はもう要らない」と言ったに等しいと思うのだけど?
いつまでも甘やかすから付け上がるのよ。
そろそろ、「いつまでも甘えは許されない」と“毅然”とした態度で、北朝鮮に接したほうがいいと思うよ。


さて、各党党首の談話が出始めたらしい。

まず、中国訪問中の一郎君は、

> 小沢氏は「朝鮮半島の平和、極東全体に対する挑戦的な行為で、日本として許容できない」との考えを表明。
> その上で、「(北朝鮮に対し)最も影響力のある中国から、挑発的、挑戦的行為をやめ、6カ国協議における話し合いで解決できるよう、強く指導してもらいたい」と要請した。

と中国には言ったらしいが、国内向けには、

> 「段階的に北朝鮮の出方を見ながら、可能なことはやっていったらいいと思う」と政府の方針に理解を示した。
> 一方で、「相手はああいう言い掛かり的な独裁国家だし、生存をかけた作戦手段をとっているとしか思えない。
> 日本政府もママゴト遊びのようなことではいけない」と警戒を促した。
(書いているうちに、ニュースソースが判らなくなっちゃった。。。(^^ゞ )

何となく、中途半端な物言いね。
まぁ、先日は日本とアメリカ、中国の関係を“二等辺三角形”と言って“日中、日米の距離は同じ”といったらしいから、中国向けには「中国は北朝鮮に対して影響力がある」とリップサービスしたのかな?(苦笑)
元々中国嫌いの小沢君の事だから、六カ国協議に出るのがイヤで駄々を捏ねている相手を六カ国協議の場につれて来いと言ったのは、“できるものならやってみろ”的な炊きつけかしら?(笑)

でもね、経済制裁は宣戦布告に等しいから、発動にはそれなりに慎重ではあるべき。
さすがにその辺を解ってのコメントなんだと理解したい。


志位委員長「経済制裁あり得る」/福島党首「言語道断」 北朝鮮を批判

 共産党の志位和夫委員長は5日午前、国会内で記者会見し、北朝鮮のミサイル発射について「平壌宣言をはじめとするミサイル発射凍結の国際的合意に違反する。北東アジアの平和と安定を脅かすもので許し難い。強く抗議する」と批判。その上で、「国際ルールを北朝鮮に守らせるための経済制裁を含む適切な措置をとることはあり得る」と述べた。
 また、「国連安保理で協議するのは当然だ。6カ国協議で外交的解決をするという方向にもっていくことを、安保理で確認するのは必要だ」と強調した。
     ◇
 社民党の福島瑞穂党首は5日午前、国会内で記者会見し、北朝鮮のミサイル発射について「いかなる武力行使も、いかなるミサイル発射も、どんなことがあっても許すことができない。言語道断だ。両国の国民にとって何の益にもならない」と述べ、厳しく批判した。
 福島氏は「北朝鮮は直ちに無条件で6カ国協議に復帰すべきだ」と強調し、この問題を国連安全保障理事会で取り扱うことに賛意を示した。日本単独の経済制裁発動については「推移を見守る」とだけ述べた。
(07/05 13:12更新)


共産党の志位君は、北朝鮮に抗議の意思を示すと同時に「経済制裁を含む適切な措置を取ることはありうる」とかなり踏み込んだ発言ね。
今までの共産党の委員長の中では比較的現実的な意見で、少しだけ好感。
っていうか、日本の政治家なら、最低限この程度の事は言ってくれないとね。

一方、瑞穂チャンは、武力行使やミサイル発射は“許すことは出来ない”らしいが、経済制裁発動には“推移を見守る”だけ。
外国が経済制裁するならやってもいいよというスタンスなのかな?
この人、本当にどこの国の政治家なんだか。。。と思う。
でもまぁ、「犯罪は被害者がいるから起きる」といってのける瑞穂ちゃんだもの、「ミサイルを撃たれた国(日本)が悪い」と言ってもおかしくない頭の持ち主だら、「日本という国があるから攻められる」とでも言うのかと思った(笑)

瑞穂チャンは憲法9条があれば日本が戦争に巻き込まれる事はないと信じているようだから、その辺りはどう軌道修正するつもりなのかしら?
この期に及んでもまだ、「憲法9条を守っていれば国が守れる」というのかしら?

それにしても、経済制裁へは“態度保留”だなんて、未だ北朝鮮に未練がありそうね。


そういえば、連合が北朝鮮にたいして「断固抗議」の姿勢を示したんだったね。
だから、小沢君も、瑞穂チャンもこういう声明になったのか。。。
それにしても、民主党も社民党も、党内のイデオロギーの一貫性をもう一度確認してね。
そしてこれからは、北朝鮮を“お友達”だなんて思わずに、明確に日本にとっての“脅威”だと認識してね。

北朝鮮のミサイルに思う。。。

北朝鮮、2発目の「テポドン2号」の発射準備?

 北朝鮮が、2発目の長距離弾道ミサイル「テポドン2号」(射程3500~6000キロ)の発射準備とも受け取れる動き見せていることが6日、明らかになった。

 複数の政府筋が明らかにした。

 関係者によると、北朝鮮北東部の舞水端里(ムスダンリ)にある発射基地周辺に、「テポドン2号」と見られる弾道ミサイルがあることが日米の偵察衛星で数回確認された。すでに、1段目の新型ブースターと2段目の中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)が組み上げられた状態だという。

 ただ、現段階では発射台に搭載されたとの情報はなく、「直ちに発射するという状況ではない」(政府関係者)と分析している。
(読売新聞) - 7月6日23時4分更新



北朝鮮にしてみればテポドンを“いつでも発射できる”状態であると見せる事が、交渉カードになると考えているはず。
であれば、発射する/しないに関わらず、“次”の準備は当然するよね。

聞く処によると、北朝鮮のミサイルの燃料はかなり質が悪く、注入後数日のウチに“消費”しないと燃料が劣化して使い物にならなくなるらしい。
今回の発射が実験なのか、威嚇なのか、軍の暴走なのか、現段階では判らないけれど、少なくとも“燃料を入れてしまったから発射しなきゃ!”な状態ではあったようね。
もしかしたら、あの異様に浅い発射角度は、威嚇でも実験でもなんでもなくて、“とりあえず発射”する必要があって海に落ちるようにしたものかもしれない。
それを外交カードのように振る舞うのは、日本やアメリカを始めとして必ずしも北朝鮮に好意的ではない国に対して「北朝鮮がアジアの爆弾」と印象を与える事は確かだし、将軍様もそれを意識してコメントを出している。
でもね、他国を攻撃するためのミサイルを“外交カード”とするならそれなりの覚悟が必要だよね。
だって、それは、“宣戦布告”しているに等しいのだもの。
って、北朝鮮は“宣戦布告ではない”と言ってはいるね(笑)


ミサイル実験を継続=発射認め「軍事訓練」と主張-北朝鮮

 【ソウル6日時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は6日、「今回行われた成功裏のミサイル発射は自衛的な国防力強化のため、わが軍隊が正常に行った軍事訓練の一環である」と主張、同国が5日にミサイルを発射したことを認めるとともに、今後もミサイル実験を継続すると表明した。朝鮮通信(東京)などが伝えた。
 北朝鮮当局が今回のミサイル発射に言及したのは初めて。外務省スポークスマンは日米両国の北朝鮮に対する姿勢を強く非難しており、ミサイル発射を継続すると主張することで、日米などに圧力を掛け、譲歩を迫る狙いがあるとみられる。 
(時事通信) - 7月6日17時1分更新

ただね、そういうコメントは早めに言わないとね。
発射して1日以上たってからのコメントじゃ、なんの真実味も“効果”もないと思うけど?
プーチン君にまで、「失望した」と言われちゃったね。

プーチン大統領、北朝鮮のミサイル発射に「失望」

 【モスクワ=金子亨】ロシアのプーチン大統領は6日、北朝鮮によるミサイル発射について「失望した。このような実験は正常とは言えない」と批判した。

 インターネットを通じた会議で、国内外の利用者から寄せられた質問に答えたもの。その上で大統領は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを製造することについて「近い将来には不可能だ」との見通しを示した。

 一方、ミサイルは今回、ロシア近海に着弾したが、大統領は「我々のミサイル追跡用レーダーでは、その情報は確認されていない」と明らかにした。
(読売新聞) - 7月6日23時34分更新

でもさぁ。。。いくら元KGBのプーチン君が大統領のロシアだって、いつまでもアメリカが敵国な訳ではないでしょう?
明日から、仮想敵国は北朝鮮にしたほうがよさそうよ。
スカッドはともかく、テポドンの着弾位置はコントロールできないようだから、アラスカを狙ったものがウラジオストックあたりに落ちちゃうかもよ。
。。。あぁ、あの辺に日本に石油をおくるパイプラインが出来るんだっけ。。。んじゃ、反日国家の中国からも攻撃されるかもしれないから、ちゃんと“特定アジア”にもレーダーを向けた方がいいと思うよ。


話が逸れちゃったけど、北朝鮮にはきちんとお灸を据えないとね。
北朝鮮はアメリカへの“ラブコール”が強いという話だけど、“ラブコール”にはそれなりの“言い方”がある。
こういう脅しには厳然たる態度をしめさないと、“お子ちゃま”の要求は何処までエスカレートするか判らない。
“脅しは効き目がない”と知らしめないとね。

国連の安保理での決議となると、北朝鮮に“制裁”をすると自国の利益相反になるロシアと中国が問題なんだよね。。。
でも、ここで毅然とした態度を示せなければ、国連や国連の安保理の存在意義そのものが失われるような気がするけど。。。?






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危機管理への能力不足

夕べは体調がイマイチで明け方近くまで眠れずに居た。
何となく点けていたテレビのニュース速報が入った。
最初はアメリカのスペースシャトルの打ち上げのニュースだった。
次がのミサイル発射だった。
でも、後で聞いたら、速報で流れたのは実際の発射からかなり時間が経った後だった。


船、航空機へ警報遅れる 国交省に情報伝わらず

 北朝鮮のミサイル発射を受け国土交通省は5日午前、ミサイルが落下した日本海などを航行する船舶や日本の空域を飛行する航空機に対し、警報や注意情報を出した。しかし、ミサイル発射の一報や着弾点の情報がなかなか国交省に伝えられなかった上、省内での対応にも手間取り、船舶への警報が1発目の発射から5時間以上かかるなど対応が遅れた。
 ミサイルは同日午前3時半すぎから断続的に計6発発射されたが、海上保安庁が警報を出したのは午前8時53分。海保は「着弾点の情報が入らず、警報の対象地域が特定できなかった」と説明している。
(共同通信) - 7月5日13時47分更新


国交省だけでなく、純ちゃんだって官邸へ出たのが6時半。
危機管理センター本部室での安全保障会議が開催されたのが7時半。
純ちゃんの官邸への“出勤”に先立って、官邸に「対策室」が設置されたのは4時。
ミサイル発射から30分後。
遅すぎるんじゃないの?
テポドン2号が本当に日本を狙って発射されて、それが成功したら、とっくに大きな被害が出ている時刻よ。
図らずも、今の政府の危機管理能力や国家安全保障への備えや対応能力不足が露呈したね。


それはそうと、今日のミサイル発射って、北の将軍様は事前に把握していた事なのかしらね?
何となく、将軍様は把握していなかったのでは?と思えるフシがあるのだけど。。。

将軍様が、曲がりなりにも金政権を承認、後ろ盾している中国やロシアに仁義を切らずにミサイルを発射するような無謀を働くとは思えないし、もし将軍様の意思であれば朝のトップニュースで「実験に成功した」と国内報道はずだもの。
それを、かなりの高官にすら「軍部のやることは判らな」と言わせた。
何かヘン。

ミサイル発射が実験でないにしても、内外には“実験”と言わないと、それはそのまま、北朝鮮が日本やアメリカに宣戦布告した事になる。
それが、“実験”でもなく、中国やロシアの事前承諾を得ないまま(ロシア沿岸の)日本海にミサイルを発射したとしたら、それは北朝鮮の脱中国、脱ロシアを意味する。
もはやイランぐらいしか相手にしてくれる国がなくなっているのに、中国やロシアの後ろ盾なくアメリカに戦争を仕掛けては金体制の維持はムリでしょう。
流石の将軍様もそれくらいは知っているハズ。
少なくとも、あれだけ“延命”に躍起な将軍様なら、その程度の危機管理能力はあるハズ。

でももし、将軍様が把握、コントロールしていない状況下で軍部が勝手に判断しての発射だとしたら。。。
金政権も末期的という事かしらね。
となると、次のイベントはクーデター?
その時将軍様は何処に逃げるの?
面子を潰されてしまった中国への亡命も難しそうだものね。。。

って言うか、北朝鮮の軍部は、さっさと“将軍様”を捕まえて、ルーマニアのチャウシェスク大統領のように処刑してくれないかしら。
そうしたら日本も世界もhappy、そして北朝鮮だって本当に“Democratic People's Republic”になれるのにな。


それにしても、あの、まるで“投棄”するかのようなミサイルの撃ち方は何なんだろう???
もしかして、本当に捨てたかったのか?








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