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01.時事寸評 Archive

格差が広がった?

夕べの、日テレの「今日の出来事」では、「広がる格差社会」として、教育問題を特集していた。
内容的には、親の収入の過多で子供が受けられる教育に違いが出てくるというもので、最近では義務教育ですら受けるのに支障のある子供も出てきたとか。

一見すると、“可哀想”な感じ。
でもねぇ。。。
これって、最近始まったこと?
確かにマスコミが取り上げるようになったのは最近だね。
でも番組の中で取り上げられる家庭は、私の子供の頃や、私の両親が子供の頃は“一般的”な家庭環境だった。
特別に貧しい家庭ではなかったのよ。

私が子供の頃だって、学校でかかる諸費用が払えない家庭があった。
転校して2つ通った小学校はどちらも給食費の徴収は無かったと思う。
その頃は、どの家も裕福ではなかったから、給食費を徴収したら学校に通わない子が多く出ただろうね。
学校でしかまともな食事を食べられない子もクラスにはいたものね。。。
学校を休むと、給食のパンは級友が休んだ子の家に届けていた。
それが唯一の食事の子も居たものね。。。

私は高校までは公立の学校に通っていた。
大学も家から通える公立以外はダメと言われていた。
結局家から通える公立には合格しなかったから、私立の大学に行ったけど、この大学も年間授業料は公立大学と数万円しか違わなかったから行かせてもらった。
でも、その頃でも国レベルで見ると進学率は60%そこそこで、進学校だった私の高校でも、家庭の経済的な事情で大学にいけない人も何人も居た。
ほんの25年前の事。

私は小学校高学年から高校1年生までは日本海側の田舎町で育った。
その町では、普通科の高校の卒業生は95%ぐらいの高確率で大学に進学している。
でも、そもそも高校で普通科に進学できる人の数が少ない。
中学校のクラスの半分程度。
多くは、家庭が大学には進学させられないから、工業高校や商業高校などの職業高校への進学を余儀なくされている。
それでも「(高校に)進学させてもらえるだけでもありがたいと思いなさい」と言われていた。
私たちの親世代は、高校への進学すら“裕福な家庭”の子供しか出来なかったのよね。。。
それでも勉強したい人は、就職してから夜間の高校や大学に通っていた。


夕べのテレビを見ていて感じた違和感は、「進学するのが当たり前」で、「進学できない家庭は格差社会の落ちこぼれ」的な作りになっていた事。
そりゃ、テレビ局に勤めるような人にとっては、「進学するのが当たり前」の家庭で育ったのだろう。
でもね、少なくとも四半世紀前までは、それは普通の事だった。
進学できないのは社会の底辺にいるからではなくて、進学できる人が恵まれた人だった。

そう思ってみると、今は“恵まれた人”が多い社会になったといえる。
それは悪い事だと言っているの?

少し前まで“普通”だった事が今の世の中では“底辺”なのであれば、それだけ世の中が豊かになった事。
格差が広がったのではなく、以前より上方に移った人が多くなっただけの事でしょ?
塾に行けない子供や、学校の教材を買えない子供がいると言ったところで、それが“普通じゃなくなった”世の中が“豊か”になったと感じるだけなのだけど?
なんだか説得力のない作りだよ。
特権階級の人が一般人を見下した作りの番組は見ていて気持ちのよいものではない。


ただね。。。
笛や習字道具、絵を描く道具などの学校の教材を買うのに、兄弟のお下がりを使わせずに学校指定の新品を買わせるというのはどうなのかしら?
私の頃は、兄弟のお下がりや融通しあうのは当たり前だし、近所の人からのお下がりもあった。
そういうものを“一切ダメ”、必ず学校指定の“新品”を買いなさいというのはどうなのだろうね?
マスコミなら、「子供に新しい物がいいよね」といかにも「新しい物でないといけない」ような言い方で子供を誘導するのではなく、そこにある、ある種の癒着やリベートの有無を調査した方がよくない?
それがマスコミの本来の姿だと思うけど?

憲法改正。。。

小学生の頃、初めて“憲法”を授業で教わった時、憲法の改正条項についても教えられた。
ただ、その時は、憲法上に定められた事だけで、実際は国民投票に関する法律がなくて、実質的に憲法改正はできない事は教えられなかった。

60年間も憲法に手を加えない国が、日本以外にあるのだろうか?
世界中を探してもないのでは?


国民投票法案の協議加速 3日憲法記念日


 日本国憲法が1947年に施行されてから3日で丸59年。自民、民主、公明の3党は党内で憲法改正論議を進め、改正手続きを定める国民投票法案についても、今国会での共同提出に向け協議が進んでおり、護憲路線を貫く共産、社民両党は危機感を募らせている。憲法は制定以来の大きな転機を迎えている。
 自民党は昨年11月の立党50年記念大会で「新憲法草案」を公表。「自衛軍」の保持を打ち出すとともに、新たに「国民の責務」の条項を設けるなど、公益重視の内容となった。党内には、さらに日本の歴史や伝統文化の尊重を明記した保守色の強い「第2次案」を求める声もある。
 民主党は昨年10月に改憲の考え方をまとめた「憲法提言」を公表。独自案策定に向け、4月から全国各地で国民の声を聴く「憲法対話集会」を開始した。安全保障問題で意見の異なる党内の改正慎重派とどう意見集約を図るかが課題だ。
(共同通信) - 5月2日18時49分更新

今日は朝から出かけていたので、テレビの討論会なども聞いていない。
どんな話がでたのか聞きたかったわ。


【談話】憲法記念日にあたって


民主党憲法調査会会長
枝野 幸男


 日本国憲法は今年、制定から60年を迎えます。

 無謀な戦争の果てに一面の焼け野原となったわが国において、平和で民主的な国家・社会の建設という方向を指し示したこの新憲法は、当時の国民にどれほど希望と勇気をもたらしたか、想像に難くありません。この憲法は実際、半世紀以上にわたって日本国民の間に深く定着し、戦後日本の平和と安全、繁栄と民主主義の土台となってきました。この現行憲法の根本規範である「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の3つの原理は、これからの日本だけでなく、世界に広げていくべき普遍的原理として今後も大切にしていくべきだと思います。

 しかしその一方で、わが国ではこれまで、時の政府が自らの都合に合わせて解釈変更を重ね、憲法による統治が徐々に形骸化・空洞化させられてきたのも事実です。与党の一部からは、こうした解釈変更では飽き足らずに、都合の悪い憲法の条文そのものを書き換えて、政府にフリーハンドを与えるがごとき反立憲主義的な改憲案も示されています。他方、どれほど空洞化しようとも、その現実を見ることなく、現行憲法の条文、一句一字を守ることが平和を守ることだとする、相変わらずの護憲論も見られます。

 私たちは、これらいずれの議論とも一線を画しながら、真に立憲主義を機能させ国民主権を深化させるという観点から、現行憲法に足らざる点があれば補い、改めるべき点があれば改めるという姿勢で、民主党「憲法提言」を昨年秋にまとめました。現在、この提言をもとに、全国各地での対話集会をスタートさせています。主権者である国民の皆さんとの自由闊達な憲法論議を経て、私たちの憲法が日本や世界の人々の平和や幸福の礎石として輝きを取り戻せるよう、私たちも積極的な役割を果たしたいと思います。
(民主党HPより)


ふ~ん。
まともな事言っているジャン。

日本の憲法の掲げる「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」は貴重な原理だし、今後憲法を改正する事があっても、これを変えるような事はして欲しくないと思う。
そして、憲法が時の政権の“解釈”によっていかようにでも運用できるような事は避けなければならないと思う。
また、日本の戦争放棄した“平和憲法”を後生大事に守っていれば、日本が平和で居られるかというとそうではないと思う。
そういった意味では、この談話には同意できる。

でもねぇ。。。
民主党って、去年纏めた憲法草案では、「主権委譲」って書いてあったよね。
今では民主党のHPからたどる事は出来ないのが残念だわ(笑)

今回、「昨年10月にまとめた」と言っているものは、どうなっているのかしら?
主権をダレに委譲するのか?“委譲”は取り下げたのか?
他にも色々突っ込みどころがあったよね。
改めてHPにでもアップしてもらいたいものだわ。
じゃないと、判断も何もできやしない。。。

個人利用に主眼を置いたサービスが出てきてもいいのでは?

以前、タクシー業界のIT化に関する仕事をしていた事がある。
規制緩和でタクシー業界への参入がしやすくなったにも関わらず、景気がイマイチでそれまで需要の中心だった法人が経費削減でタクシー利用を控えていた時期だった。
タクシー会社各社はITと言っても、導入する予定も予算もない時期だった。
業界の色々な施策も、決してタクシー会社に“儲け”をもたらすものではなく、それをしなければ“反社会的”とみなされて売上が限りなくゼロになるのを恐れてのものだった。
ある会社の社長さんは「(それを)すれば赤字になるけど、しなければ売上がたたないから」と言っていた。
何か新しい事をするたびに、身を切り、血を流すようだった。


<JTB>コンビニで新タクシー券を発売


 JTBは1日から、全国の主要コンビニエンスストアで個人向け新タクシー券「タクのりチケット」の販売を始めた。1枚1000円のプリペイド方式で、1050円分利用できるお得さが特徴。全国のタクシー会社110社(約9000台)で利用可能という。コンビニでのタクシー券販売は初めて。
 購入できるのは▽セブン―イレブン▽ファミリーマート▽ローソン▽サンクス▽サークルK▽スリーエフのうち、対応可能な端末を備えた店舗。
 利用者は自分で端末を操作して券を購入し、タクシー降車時に運転手に渡す。ただ、おつりを受け取れないため、1000円未満の端数は現金払いになる。有効期限は購入時から1カ月で、利用後の半券を5枚集めると100円分利用できる特典もある。
 今年度の販売目標は2億円。07年度には利用可能なタクシー会社を200社(1万5000台)まで増やし、6億円の売り上げを目指す。
 利用可能なタクシー会社は、専用ホームページ(http://www.jtaku.com/jtb/cvstkt.html)で確認できる。【小倉祥徳】
(毎日新聞) - 5月1日20時44分更新


1000円で50円の割引、5回の利用でプラス100円の割引となると、実質5000円のプリペイドで5350円分の利用が出来る。
JRや営団地下鉄などのプリペイドカードより利用者にとって効率がいいね。
ただ、1000円未満でおつりが出ないというのは、使い勝手が悪いかも。
おつりがでないまでも、利用分を差し引いて次回も使えるようにした方がよっぽど利用者が増えると思うのだけどなぁ。。。
ここにも、タクシー業界の“装置”にお金をかけられない事情が影響するのね。。。


タクシーにとっては長距離客が好まれるのは今も昔も変わらない。
でも、“経費”が縮小されて、タクシー代が槍玉に挙げられる会社も少なくない。
となると、社用ではなくて個人(プライベート)利用に主眼を置いたサービスが出てきてもいいと思うのだけど?
人って、社用では大盤振る舞いしても、プライベートでは締り屋になる人が多い。
そういう意味では、繰り返し利用ができて、割引があるとなれば、個人利用も期待できるのにね。。。
プリペイドという形で料金を払っているのだから、タクシー利用にかんする心理的な壁だって低くなるのにね。

それに、社用だって、繰り返し利用ができて、利用実績が把握できれば利用しやすい。
利用分を引き落とすだけなら、駅の改札にあるような機械ほど大袈裟でなくても出来るような気がするのだけどなぁ。。。

いい試みだと思うだけに、利用者にとって使いやすいシステムになることを望むわ。
そうすれば、タクシー利用者だって増えていくと思うもの。


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何故、4/28が祝日でないのだろう?

今朝の日経新聞の「春秋」に、今日の事が書いてあった。
実は、今日が“何の日”なのか、私も少し前まで知らなかった。


少し前、あるテレビ番組で竹村健一が、
「次の首相には、麻生太郎氏が適任だと思う。
 その理由は、以前、『首相候補者に4/28が何の日かしっているか?』と聞いた事があって、その時に答えられたのが麻生太郎氏だけだったから」
と言っていた。
太郎クンはお祖父さん(吉田茂元首相)が4/28には靖国神社に参拝していたから知っていると。


何故、日本は、今日、4/28が祝日でないのだろう?
建国記念日は建国記念日としてあってイイし、建国記念日とは別に“独立記念日”があってもイイと思うのだけどな。。。

って、今日が休みなら、GWが更に延びるのを期待しているだけなんだけどね(笑)

本当?分析が甘すぎじゃないの?

23日の千葉7区の選挙の結果を受けての各社記事。。。

格差拡大、求心力に陰り 政権5年の小泉首相


 小泉純一郎首相は26日で2001年4月の就任から丸5年。在任期間は中曽根康弘元首相を抜き佐藤、吉田両内閣に次ぎ戦後3位の長期政権となった。首相は25日夕、官邸で記者団に「公共事業を削減しても景気は回復している」と述べ、改革路線の成果を強調した。
 だが、失業率(季節調整値)は5%前後の高水準が長く続き、05年度の生活保護受給世帯は初めて100万の大台に乗る見通し。野党は改革に伴う格差の拡大を批判し、23日の衆院千葉7区補選では自民党候補が敗れ首相の求心力にも陰りが見える。
 首相は行政改革推進法案などの重要法案を今国会で成立させ「改革の総仕上げ」を目指すが、今後、官僚らの抵抗が強まる可能性もある。靖国神社参拝により悪化した中国、韓国両国との関係打開策を示していない。
(共同通信) - 4月25日19時36分更新


こういう論調が多い?

正直、本当?分析が甘すぎじゃないの?と思ったり。。。

早い段階で“当確”が出たので、23日夜には、今後の政局は変わる?と思ったりしたのだけど、20万もある有権者数(実際の投票者数。。。私は投票をしない人は“何があってもすべてを受け入れる”という意思表示(=白紙委任)であって、そもそも“政治に参加する意思はない”という意思表示だと思っているので、投票しない人は“有権者”のカウント外)の中で、たった950票そこそこの差。
これが意味するものは、“純ちゃんの改革の否定”ではないと思うのよね。
って、純ちゃんを100%肯定する気もないけど。。。(^_^;)


千葉県に住む私は7区の選挙民ではない。
でもやっぱりこの選挙結果には興味がある。
一郎クンが受け入れられるのか、純ちゃんが人気のまま独走するか。。。
そういう意味では、この結果は「一郎クンに期待した」という結果なのかなと思う。
というのも、今回の選挙では民主党は「政権を(民主党に)下さい」以外の事は言っていない。
そう、政策ですら言ってはいない。
政権を民主党に託したなら、どういう政策があるのか、一郎クンが党首になった事で前回選挙時に示された“マニフェスト”と変わる事が有るのか?無いのか?にも答えていない。
そういう意味では、“政策”で選ぶことは出来なかったって事なのよね。。。

一郎クンの事だからまだ年若い女性候補者に“政策は不似合い”とでも思ったのかもしれないし、急遽党首祭り上げられた一郎クン自身に“政策”が無かったのかもしれない。
少なくともマスコミでは民主党の“政策”は「政権交代こそが“改革”です」というスローガン以外の言葉で伝えられる事はなかった。
それはあくまでも“スローガン”であって、具体的“政策”ではなかった。

政策で“論争”していないのであれば、有権者は“イメージ”で選ぶしかない。
あるいは“期待感”で選ぶ。
小沢クンへの期待感が有るや無しやで選ぶしかない。
そういう意味では、今回の民主党の勝利はイメージ戦略、“政策で戦わない”事の勝利だったのかもしれないね。
具体的政策を挙げないで野党である民主党が、政権与党に“反対”を唱えるのは簡単だものね。
“豪腕”イメージの小沢クンならば“何か”変えてくれるかも。。。の期待ね。
ただ、前回の総選挙での自民圧勝を受けて反自民振れるのが当たり前の今回の選挙、そこに党首という“党の顔”が新しくなったばかりなのにたった950票しか差をつけられなかった民主党の方が痛手は大きいのかも。。。
でもねぇ。。。具体的政策を挙げない(挙げられない)政党が政権を取った場合の国民のリスクは語られていない。
純ちゃんが政権をとる前のような所謂“夢物語”しか、国民には知らされていない。
まぁ、多くの国民はそんな“夢物語”を“政策”として評価はしないだろうけど、稀に“評価”するもの知らずクンがいたりするのよね。。。
って、これも千葉7区の有権者の選択を否定するものはないのよ。

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