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01.時事寸評 Archive

“支援”のつもりが、反って悪くする

来年度の予算についての新聞記事を読んでいたら、「ニート支援拠点整備」なんて予算項目が挙がっているのね。
ニート支援って、具体的に何をするのだろう?


ニートと呼ばれる人が何故ニートでいるのか良く解らない。
でも、周りに居るニートと呼ばれる人を見ていると、それは親の甘やかしの産物のように見える。
学校を卒業しても仕事に就かない子供を、親が許している。
親には子供の1人や2人を養う程度の財力があるから、“遣りたいこと”が見つかるまで仕事に就かなくてもいいと言う。
口に出して言わなくても、そういう状況を黙認している。
子供は子供で、何もしないから“遣りたいこと”が見つからない。
何でもいいから仕事を始めてみれば、そこから“遣りたいこと”や“遣り甲斐”が見えてくるのにね。

そんな人達に“支援”って何なんだろうね?

寧ろ、働かない子供を養っている親の税金を高くするとかした方がいいんじゃないの?
そういうニートの人達って、年金を払っていない人も多いから、ニートや年金を払わない子供の親の年金給付を減らしたら?
年金なんて“世代間扶養”を謳っているのだから、将来自分が受け取るための“保険”ではなく、定年退職後の親を扶養するための拠出でしょ。
扶養負担を負っていない(払わない)人の親の給付を減らすことに不自然はないと思うよ。


親が子供の尻拭いに耐え切れなくなって家から放り出したら、子供も自分で働く意志を持つようになると思うよ。
食べていかなければならないのだから。


福祉関係の予算って、“福祉”といえば聞こえはいいけど、その使い道はよく吟味しないとね。
お金をばら撒くことで、反って働く意欲をなくして、人間らしく生きる機会を奪っている事も多いようにみえるのよね。。。


失ったものの大きさ。。。

耐震偽装事件で、ヒューザーの小嶋社長の2回目の証人喚問について喧しい。
野党の証人喚問要請に対して与党がイマイチ乗り気でないとか。
ふ~ん。
個人的には、必要ならばすれば良いし、議員のパフォーマンスの為なら必要ないんじゃないの?と思う。

それにしてもマスコミ。
先週の証人喚問を、「(司直の)捜査の妨げにしかならないからこれ以上は辞めた方がイイ」といっていたコメンテーターまでが、今週になると口を揃えて「証人喚問すべき」と言っている。
この人物忘れが酷いのかな?(笑)


全然関係ないけど、松下のファンヒータの事件って未だ収束していないのね。。。
今朝の新聞で、未回収が6万台以上あるような事が書いてあったけど、この数字ってどうやって把握したのだろう?

車であれば国に登録しているから、どの車種が何台、今も“現役”で走っていると把握することは可能だと思うけど、家庭で使うヒーターでどうやって“現役”の数を把握するのだろう?
既に廃棄してしまったモノだってあるだろうに。。。

松下は、年末の稼ぎ時に製品広告を出さずに、回収広告を出し続けている。
亡くなった方も居るのだから当然といえば当然だけど、この件で松下が失ったものって大きいなぁ。

公的支援の方向

概算の予算案が決まったらしい。

定率減税が無くなる事を指して“増税”と言うのは、?と思うけど、歳出の抜本改革もしていないのに、タバコ増税や酒税の見直しと言う名の(実質)増税はしっかりあるのね。
個人的にはタバコを吸わないからタバコ税を上げれば吸う人が減っていいかなとも思うけど、吸う人は一箱1000円になっても吸うというから、“取り易い所から取る”財務省にとっては格好の税源だね。

でもさぁ。。。タバコ税や消費税に福祉目的を付けるのってあざといね。
福祉目的ってなんとなく“反対”を言いにくいものね。
でも、消費税を3%から5%に上げたときだって福祉目的を掲げたけど、実質はどうなの?
目的税化で財源は確保されているはずなのに、福祉関連予算は削減される一方。
実際問題として、最初の1年だけが“目的”通りに使われただけなんじゃないの?

一方、モノを造るほうの目的税ってなくならないのね。
道路特定財源なんてもうとっくに目的を達しただろうに。。。そろそろ特別会計から一般会計に移管したら?
そうしたら、所得税や消費税を上げる頻度や速度を抑えることができるんじゃないの?


新聞をよく読むと、今回の予算案には耐震偽造(救済)対策関係予算が計上されているのね。
今朝のワイドショーで、(公的支援を受ける事に対する反感を感じて)被害住民が外に出る事に対しても怖さがあると言っていた。
それに対して、コメンテーターが「天災と違って今回(の詐欺事件)は行政にも責任があるのだから公的支援は当然」と言っていた。


マンションの使用禁止命令を出し、マンションからの一刻も早い退去を可能にするならば、当面の住居の確保や引越し費用の無利子、低利子融資といった支援はすべきだと思うけど、それ以上に支援する必要があるのかな?
有るとして、それはどんな“責任”の元なのかな?

免許業務に対する監督官庁としての監理・監督責任はあるけど、だから公的支援すべき?
だったら、今まで解っている“欠陥住宅”も同じように国が被害・損害の一部を支援すべきって事よね?
私は寡聞にしてしらないけど、欠陥住宅が問題になったときマスコミってそんなこと言ってた?
千葉で被害が多かった「秋田杉住宅」なんて、売主が秋田県(正確には秋田県出資の第三セクターで、秋田県が販売支援をしていた)なのにそれすら行政に賠償責任があるだなんて、マスコミはキャンペーンを張ったかしら?
ほんの数日程度、記事片隅で唱えたに過ぎないでしょう?
それって、被害者が少ないから“ウケ”ないとでも思ったのかしらね?

監理監督官庁の責任というなら、去年の三菱自動車の問題では車検という形で国交省が車両の公道利用を認可しているから、事故の被害者に対して国が支援すべきだよね?
去年の事件とはちょっと違うけど、車検は民間に任せているのだから、指定業者が車検に関する書類の偽装をしてその整備不備が原因で重大事故が起きたとしたら、それは国にも責任があるというの?
去年、マスコミでそんな事を言ったところがあったかしら?

偽装マンションは、住民だけでなく近隣住民にも不安を与えるのだけから、現住民の速やかな退去・避難を促すための支援はすべきだと思うけど、(詐欺)犯罪への救済のための支援は必要ないと思うな。
寧ろ、法的整備も含めて、被害者が“犯人たち”から補償・賠償をより多く勝ち取り、“犯人たち”の“逃げ得”を許さないための支援をすべきだと思うわ。


貧すれば鈍す? 被害の量に対して、罰の量が少ないのが犯罪を醸成する?

昨日、今日とニュースは昨日の証人喚問の事ばかりだね。
私も、本当は昨日の日付でこのエントリーをアップしようと思ったのだけど、QooQooに先を越されたわ(笑)


昨日の証人喚問は酷かった?
私は見ていないからはっきりとは判らないのだけど、自民党の渡辺具能議員の喚問がかなり酷かったらしい。
喚問直後のテレビのインタビューでは、彼は自身の出来に「満足」と答えていたから、こんなに反発があるなんて思っても見なかっただろうね。
でもねぇ。。。証人喚問は演説の場では無いのだから、場をわきまえて、その場の目的を果たすような質問をすべきだったね。

一方、民主党の馬淵澄夫議員の質問は面白かったみたいね。
初めに総合経営研究所(以下総研)の内河所長から「建設会社に鉄筋を減らすような指導はしていない」との証言を取ったあとで、総研の四ケ所チーフコンサルタントが平成設計に鉄筋を減らす指示をした自筆メモを提示して、「調べて回答する」と言わせたらしい。
昨日はあまり報道されていなかったから、マスコミって喚問をチェックしていなかったのかな?
何処かの局が馬淵議員のgood jobと報道したから、慌てて同調した感じ。

姉歯元設計士に対して、同じような仕事をした議員は居なかったのかしら?
マスコミのインタビューの時のように、他人事の様な顔をして答えていたみたいだね。
この人、“責任感”と言う感覚が麻痺しているらしい。
それとも、余りに重大事で事態を理解していない?

でもさぁ。。。
「プロが図面を見れば直ぐに(偽造が)分かる」と言った?
それって、責任逃れに聞こえるよ。
自分だけの責任じゃない、ERIが見つけてくれなかったのだから共犯と言っているように聞こえるよ。
この人にこれだけの被害の補償を出来るとは思わないけど、本当に負わせたいと思うよ。
私は被害者ではないけど、“むかつく!”感じ。

同じように内河所長や木村建設の社長もムカツクけど、篠塚支社長は危ない感じがする。
この人自殺しかねない感じがするよ。
早めに逮捕して、身体の安全を確保しないと、この人がもし死んじゃったら、この人1人の責任にされて真相が究明できなくなるよ。


それにしても、池上の住人はお気の毒。
聞いた話だと、大田区が2度に渡って“安全”だと言ったらしい。
それを今日の喚問で“偽装した”と証言されたのだものね。
寝耳に水ではないだろうけど、行政のお墨付きを得て一度は安心したのに突き落とされた感じ。
本当にお気の毒だ。


それにしても×2
偽装って1998年からだって。
98年当時は、建設業界がやっと建設不況から脱出し始めた頃。
住宅取得に関する税制が(時限立法だったけど)改正されて、取得後15年間は税制の優遇措置が受けられるようになった頃。
この時期に住宅を買った人も多かったはず。

一方、不動産建築に関しては、その少し前から欠陥住宅が増え始めていた時期。
多分、建設不況で苦しくなった建設会社が手抜き工事で工期を短縮して安い住宅を作っていた頃よね。

彼氏もやはりこの頃に建売住宅を買った。
それが飛んでもない欠陥住宅で、完成直後の入居前から雨漏りがしていた。
当時も欠陥住宅が話題になっていたから、彼氏も引き渡し前にかなり調べた。
屋根には穴があったし、壁も充分ではなかった。
壁は築後1年ぐらいでひびが入り始めた。
欠陥住宅が問題になって不動産の瑕疵期間が10年になっていたから、不動産会社の担当者を呼びつけて修繕を迫ったらしい。
最初の頃は応じていた業者も、そのうちノラリクラリと逃げるようになった。
まぁ、そんな事で泣き寝入りするような男じゃないから、かなり厳しく交渉していた。
取得して6年経った今年の夏になってやっと修繕が終わったらしい。
それでも、継ぎ接ぎだらけの家なんて、心配よね。
夏の東京でも震度5を超えた地震の時も、その時間に家に誰も居ない事が判っていたから言えたのだけど、「帰ったら家がないかもよ」なんて言っていたのよね。


貧すれば鈍す なのかなぁ。。。


今でこそ、総研もヒューザーも“勝ち組”かの様な感じだけど、その頃はそうでもなかったものね。
それにしても、人の安全と憩いの場であるはずの建物から安全を引くなんて。。。
そこにはプロとしての誇りはないのだろうな。

っていうか、建設業関係の犯罪って、罰が軽すぎ。
このまま法に照らしても、“詐欺”以外の刑罰はせいぜいが50万円以下の罰金なんだって?
50年前だったら50万円は大金だったかもしれないけど、現代ではこういう人達には端金なんじゃないの?
それで得られる利益は数万倍になったりして?
それじゃ、こういう仕事に使命感や誇りのない人は平気で罪を犯すよ。

仮に詐欺罪で、って言っても、ビジネスホテルから総研、マンション購入者からはヒューザーが訴えられるだけで、木村建設や姉歯元設計士は検察が“共同正犯”を証明できない限り詐欺罪に問われないだろうしねぇ。。。
被害の量に対して、罰の量が少ないのって、抑止力全くなしだよね。

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経営者の資質

書きたい事は数あれど、書く時間が取れない。。。
最近、ちょっと欲求不満気味(笑)
今日も書きたいことは複数あるのだけど、とりあえず1つだけ。

書きたいことの一つは、先日のジェイコム株の誤発注事件のその後。

先ず、事件当日には「みずほ1社の責任」と言い放った東証がこの週末には自身にも責任がある事を認めた。
それはそうよね。
システムで受け付けた注文と違った形で「みなし」注文を受け付けて、その「みなし」た事が原因で取り消しが出来なかったのは東証のシステムの不具合だものね。

具体的な事は良く解らないけど、単価1円、売り株数62万2千株という注文を、「東証は62万株を単価57万2千円で売る」と読み替えて受けた。
その後、みずほでは注文取消しをしたが取り消しが出来なかったという。
東証のシステムは、本来ならばみずほ側が設定するキーを元に(取り消す注文の単価や数量があっていれば)その異様な注文をなかった事にしてくれるはず。
それが何らかの原因で取り消しできなかった。
それは“取消し”のシステムを提供している側にも問題がある。

次にマスコミなどが言う“東証の不具合”は、発行済み株数の40万倍近い株数の注文が入った事。
でもね、発行済み株数の40万倍は多すぎるにしても、何倍だったら“異常ではない”のか?
発行済み株数の少ない会社で人気のある会社であるなら、1日に数多くの売り買いを繰り返した結果、1日の売買株数が発行済み株数を超えることだって論理的にはありうる。
論理的にありうるものに対して制限を設けたなら、その制限値を超えた注文がはじかれたとして、マスコミや投資家は文句を言わないのだろうか?
多分批判するでしょ?
だったら、その“異常”な値を決められなくて、少なくとも新規上場時に株数制限を外したとして何ら不思議はない。
此処は東証の責任を追及するのは酷じゃないかな。。。
(って、ジェイコム株は貸借銘柄じゃないから、1人のお客さんが発行済株数以上の売り注文を出すなんて、あり得ない事だけどね 苦笑)


本当に東証が責められるべきなのは、みずほの発注が“間違い”で、かつ注文の取消しが何らかの原因で出来ないと判った時点でジェイコムの取引をストップしなかった事なのでは?
異常に気づいた東証がみずほに確認を入れて状況を把握しているにも関わらずその後も“価格形成を正常にしないと判っている”異様な取引を継続したのが問題だと思う。
既に、異常な状況であって、正当な取引が形成できないと判ったのだったら、その時点で取引を中止するのが東証の摂るべき立場だと思うのだけどな。
東証の社長はシステムの不具合に対する引責ではなく、そういったオペレーションに対する引責で辞めるのだと私は思っている。

システムって万全ではない。
システムが人間が作るものである以上万全ではないと言う事を念頭に於いて、システムの不具合があった場合の“人間”の対応が問題なのでは?と思うよ。
そういえば、昔、私も知っているシステムに関わるある人が「システムは万全ではない」と言ったらユーザさんが「自分の仕事に対して“ミスがある”というのは怪しからん」と言われた事があった。
でも、人間が考えうる“想定外”を“想定”してシステムを作るのだから、本当の“想定外”な事が起きるのは当たり前の論理なのよね。。。
決して、無責任だから言っている訳ではないのよね。。。(^_^;
しかもその“想定外”はユーザさんが“想定”しているのよね。。。

で、おバカなマスコミは誰もそうは言わないのね~ と思っていたら、今朝の日経の社説で、証券会社のシステム点検を問う社説の横に書いてあった松下の事故に対する社説で「人も企業も間違いを犯す。重要なのは間違いの重大性を早く認識し、事後対策に動くと同時に影響を受ける人々に速やかに情報を開示することだ。」とあった。
今回の問題も傷口が広がったのは東証の、“事後対策”に問題があったからでは?
勿論、みずほだって、“事後対策”や“情報開示”に問題がなかったなんて、全く思わない。
でも、みずほはそれ以上傷口を広げないために反対売買に走った。
たった16分の間に数百億円もの実損がでるのを承知で反対売買を決断した。
その決断の早さはある意味買えると思うよ。


で、改めて、本当にこの一文に尽きると思う。

「人も企業も間違いを犯す。重要なのは間違いの重大性を早く認識し、事後対策に動くと同時に影響を受ける人々に速やかに情報を開示することだ。」

私は、経営者の資質って、“事”が起きた時の事態収拾能力だと思うよ。

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