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01.時事寸評 Archive

被害がどこまで広がるのか

先月のクボタの公表を境に、石綿(アスベスト)を使用していた企業の中皮腫罹患者の報告が相次いでいる。
先日の新聞に石綿疾病の罹患状況の公表に対するクボタの社長のインタビューが載っていたけど、都合の悪い事を隠している会社が多い中で、“企業には社会的責任があるから敢えて公表した”というクボタ社長の言葉は共感できる。

 株式会社クボタの「アスベスト健康被害に対する取り組み」に関するリリース


それにしても、アスベストって未だ使われていたのね。。。

小学生の頃、アスベストの発がん性が社会問題になった。
軽くて耐熱性があって断熱材としてはかなり有用な物だったらしく、その頃の学校の校舎の天井にはアスベストが多く使われていた。
アスベストの発がん性が問題になって、私の通っていた学校ではいつだったかの夏休みに夏休み期間を利用してアスベストを撤去していた。
それから30年は経っている。
アスベストは、とっくに使用禁止になっていたと思っていた。。。

アスベストは“使い方”や“管理”が正しければ健康被害は無いと言われていたらしい。
でも、粉塵となって空気中を飛散する物質の飛散を防ぐ使い方はなされていたのだろうか?
ちゃんと管理された中で使用されていたのだろうか?
家の解体なんて見ていると、粉塵の飛散を完全防止するような方策を採っていないと思われる処が多くある。
未だ建材としてのアスベストが残っているとしたら、こういう処から被害が拡散するんじゃないの?
っていうか、正しく管理されているとは言えないんじゃないの?
放射性物質であれば、放射能が外に漏れないような設備の中でしか使用できないし、その取り扱いも管理は厳しくチェックされている。
アスベストが密閉された施設の中でしか使われないなど、その使用や管理、そしてそれら対する取締りって監督官庁がしているのかしら?


アスベストは大きく、茶石綿、青石綿、白石綿とあって、茶石綿と青石綿は1995年に使用禁止となり、白石綿も2004年には原則禁止になった。
ただ、代替品がない特殊な用途に限っては今も使用が認められているらしい。
海外では1970年代に発がん性が明らかになり、直ぐに日本でも問題になったハズ。
それなのに、こんなに長い間放置されていたのは何故?
今も代替品が見つからない用途があると言うけど、この30年の間に代替品の開発がなされなかったのは何故?
また厚生省の不作為か?と思ってしまう。
って、厚生省だけを責めるのは適当でないのかもしれないけど、過去の行政って、一般国民の安全や権利ではなく企業の利益を代弁していたからなんとなく不信感があるのよね。。。


アスベスト吸入による中皮腫は潜伏期間が30年以上と言われる。
1970年代に吸入した人たちの健康被害がまさに今出ているのだよね。
となると、単純計算しても今後30年以上に渡ってアスベストの被害が表に出てくるって事よね。
被害がどこまで広がるのか、かなり心配だな。

せっかくだから英断も。。。

知床が世界遺産に登録される事に決まったらしい。
世界遺産委員会が知床を「海洋生態系と陸上生態系の相互関係の顕著な見本」「多くの希少種にとって重要な地」などと評価したという事だ。

流氷が接岸する世界最南端として知られる知床は、流氷が運ぶプランクトンを餌にする魚を、鳥やヒグマなど陸上動物が食べる“海から陸への生態系”が顕著で、シマフクロウやシレトコスミレなど希少種も残っている。
知床に豊かな自然が残っているのは、勿論、流氷が接岸するという地の利もあるが、道が整備されておらず、人が入りにくい所謂“秘境”だと言うことも大きな原因の一つになっている。


先日、知床で観光客と熊がニアミスしたという新聞記事を読んだ。
観光客の安全の為に、ヒグマの駆除も計画されているという内容だった。

でもなぁ。。。

知床を世界遺産に登録すると言うことは、その自然を将来に渡って残したいという事。
ヒグマを頂点とする生態系を将来に渡って残したいという事。
それらが、人間が入らなかった、観光客が入らなかった事で守られてきたものだったら、その生態系の頂点を“観光客にとって危険があるから”という理由で壊そうとするのは間違っているような気がする。
むしろ、観光客を締め出すぐらいでいいのじゃないかと思う。

知床の地元は、世界遺産に登録された事により観光客の増加を見込んでいるのだろうが、せっかくの世界遺産。
観光客は、動物にとって影響の少ない限られた時期に、限られた人数、あるいは限られた資格を持つ人しか入れないぐらいの英断があってもいいんじゃないかと思うな。。。


殊更問題視する人たちが不自然極まりない

最近、おかしなニュースが多い。

今日は「つくる会」の教科書が始めて栃木県太田市で採択されたという記事がネットで配信された。
それは、そんなにヒートアップした記事ではなかったので、素通り(?)したのだった。。。
今日のニュース23でも、教科書採択の手続きが今年から変更されたと報道していた。
って、いつもならニュース23は殆ど見ない。
年に数回見る程度なんだけど、今日はスターウォーズの「ジェダイの復讐」を見ていたのでその流れで見ちゃったのよね。。。(^^;

その中で、「教師が使いたいと思っっていない教科書を教育委員会に採択されて、教師のモチベーションが維持できるのか」と言うようなコメントを哲也君が言っていた。

ふ~~~ん。
って、いうか、バカじゃない???

今までは、現場の教師が全員一致で教科書を採択していたと言いたいのかねぇ?
っていうか、哲也君はそう信じているのかねぇ?
今までだって、意に沿わぬ教科書を使って子供の教育をしてきた教師なんて五万と居るはずだよね。
おおよそ、民主主義や言論の自由が保証されているコミュニティでは全員一致なんてありえない。
もし、今までの教科書採択方式で、現場の教師の誰一人の反対もなかったとしたら、教師の世界って言論統制がされているって事。
哲也君のような“自由業”の世界なら自分のしたいことだけする(教師それぞれが使いたい教科書を使う)というようなワガママも効くかもしれないけど、人が3人以上いれば、そのコミュニティの結論に必ずしも賛成で無い人は居ても不思議ではない。
“決まった”事だから、従っているに過ぎないでしょ。
どんな教科書を使っても、“事実”と“学説”と教科書作成者の“見解”を意識して教えるのが教師でしょ。

普段から“言論の自由”とか“民主主義がどう”とか言っているその口で、そんな事言っていいの?
いや、もしかして哲也君って、“言論の自由”の意味を知らない?

っていうか、もしかして同じ学校内で教師がばらばらに教科書を選択使用しろとでもいいたいのかな?
そのほうが、変に教師の思想に沿った教科書の選択がされて、危険だと思うけどねぇ。。。


たま~~~~に、この番組を見ると、ジャーナリストといわれる人(中には自称の人も居るかもしれないが。。。)の見識の低さに呆れる。
自分だけが何を言っても自由&言いっぱなしで、他人は“全会一致が前提”かのような事を言う。
こんなエセな知識や見識しかもって居ない人たちは、“ジャーナリスト”の肩書きの前に“似非”ってつけて欲しいものだわ。


そもそも、「つくる会」の教科書ってそんなに事実を捻じ曲げている?
そんなに思想に偏っている?
私に言わせると、この教科書を読んで“偏っている”と感じる人こそ、“偏っている”と思うけどなぁ。。。
“偏り”なんて、どちらのサイドに立つかによっても感じ方が大きく違うのだから、本質に目を瞑ってあるものだけを取り上げて、“偏っている”などと殊更問題視する人たちが不自然極まりないと思うけどなぁ。。。

郵政民営化にからんでの衆議院の解散

郵政民営化法案が参議院で否決されたら衆議院を解散すると、純ちゃんが公式に言ったらしい。
いいんじゃないの?
参議院の与党の中には、“二院制を否定するものだ”との反発があるらしいが、そうは思わないな。

国民の世論により近いとされる衆議院で僅差で可決され、良識の府とされる参議院で否決たとしたら、国民の意思をもう一度問う意味で衆議院を解散するのは当然なんじゃないかと思うけど?

参議院は解散されないからより大局的な目で判断するのだろうけど、解散されないが故にその判断が国民の意思からずれる事もある。
衆議院は常に解散・(国民の)審判が側にあるから、より国民世論に敏感になる。
だから、国民世論と“大局的な判断”に差がある場合、再度国民に意見を問うというのは、何ら議会制民主主義にも二院制にも反していないと思うのだけどなぁ。。。

それより問題なのは。。。
前回の衆議院選挙では、純ちゃんが自民党総裁だった。
同じく参議院選挙では、純ちゃんは郵政民営化を政策として表にだした選挙だった。
その選挙で選ばれながら、己が意思で郵政民営化に“反対”の票を投じた自民党議員。
これって、彼ら議員が国民の意思を代弁しているという本来の議会制民主主義から言えば、その思想を否定することにならない?

まぁ、もっとも。。。
日本の議員選挙は、政策より、議員との個人的なつながりと、政党支持団体の利権がファクターとしては大きいから、個人のつながりで投票した人は議員の属する政党の政策なんて気にしていないのだろうし、政党支持団体は「党首がなんといっても、支持団体の意向を無視することは出来ない」なんて思っているのだろうけどね。

でも、衆議院にしても“比例区”選出議員なんて、本来は自民党の政策が支持されたから当選したに過ぎない。
個人が支持されて当選したんじゃない。
また、選挙区で当選した議員だって、自民党員でなければ当選できなかった人も多いはず。
だったら、今回の衆議院の党議拘束に云々するのではなく、次回選挙で自身の信念・政策がどのくらい支持されるのかを戦ったらいい。
自民党の公認がなしに当選して、自民党に物申せばいいと思うのだけどな。。。

個人的には今回の郵政民営化法案にはがっかりしているけど、自民党に身を置いたままワガママ言っている議員にはもっとがっかり。
さっさと解散して、自民党を離れて、もう一度審判を受けなさいって感じ。

まぁ、日本国民に議会制民主主義が浸透していない現状では、解散しても結果は同じなんだろうけどね。。。(^^;

郵政民営化にからんでの衆議院の解散

郵政民営化法案が参議院で否決されたら衆議院を解散すると、純ちゃんが公式に言ったらしい。
いいんじゃないの?
参議院の与党の中には、“二院制を否定するものだ”との反発があるらしいが、そうは思わないな。

国民の世論により近いとされる衆議院で僅差で可決され、良識の府とされる参議院で否決たとしたら、国民の意思をもう一度問う意味で衆議院を解散するのは当然なんじゃないかと思うけど?

参議院は解散されないからより大局的な目で判断するのだろうけど、解散されないが故にその判断が国民の意思からずれる事もある。
衆議院は常に解散・(国民の)審判が側にあるから、より国民世論に敏感になる。
だから、国民世論と“大局的な判断”に差がある場合、再度国民に意見を問うというのは、何ら議会制民主主義にも二院制にも反していないと思うのだけどなぁ。。。

それより問題なのは。。。
前回の衆議院選挙では、純ちゃんが自民党総裁だった。
同じく参議院選挙では、純ちゃんは郵政民営化を政策として表にだした選挙だった。
その選挙で選ばれながら、己が意思で郵政民営化に“反対”の票を投じた自民党議員。
これって、彼ら議員が国民の意思を代弁しているという本来の議会制民主主義から言えば、その思想を否定することにならない?

まぁ、もっとも。。。
日本の議員選挙は、政策より、議員との個人的なつながりと、政党支持団体の利権がファクターとしては大きいから、個人のつながりで投票した人は議員の属する政党の政策なんて気にしていないのだろうし、政党支持団体は「党首がなんといっても、支持団体の意向を無視することは出来ない」なんて思っているのだろうけどね。

でも、衆議院にしても“比例区”選出議員なんて、本来は自民党の政策が支持されたから当選したに過ぎない。
個人が支持されて当選したんじゃない。
また、選挙区で当選した議員だって、自民党員でなければ当選できなかった人も多いはず。
だったら、今回の衆議院の党議拘束に云々するのではなく、次回選挙で自身の信念・政策がどのくらい支持されるのかを戦ったらいい。
自民党の公認がなしに当選して、自民党に物申せばいいと思うのだけどな。。。

個人的には今回の郵政民営化法案にはがっかりしているけど、自民党に身を置いたままワガママ言っている議員にはもっとがっかり。
さっさと解散して、自民党を離れて、もう一度審判を受けなさいって感じ。

まぁ、日本国民に議会制民主主義が浸透していない現状では、解散しても結果は同じなんだろうけどね。。。(^^;

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