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01.時事寸評 Archive

マスメディア対ネット

「情報とカネを握る者が世界を制する。」
この言葉を聞いたのは、いつだったかな。
未だ学生の頃に聞いたから、もう20年前の事になる。
当時、経営の3要素は「ヒト」、「モノ」、「カネ」と言われていたが、その頃からこの3要素に加えて「情報」が言われるようになった。
もっとも、企業経営に限らず、戦争においては「情報」を握るものが“勝ち”だとはかなり以前から知られる事で、先人は「情報」をいかに自分のモノにするかに凌ぎを削っていた。

さてその情報だけど、数年前までは社会にもたらされる情報の多くをマスコミが握っていた。
マスコミとは、新聞やラジオ・テレビなどの放送だ。
日本に限らず、民主主義を掲げる多くの国でマスコミの言論の自由は保証されていて、マスコミは事実の報道だけでなく、各社各様の解釈や主張を入れて“報道”を行っている。

で、そのマスコミがどれも同じ方向を向いて何かのキャンペーンを張っている時って、胡散臭いものだ。
何となく、戦時中の大本営放送みたいだものね。
最近のlivedoorに関する報道も、各社同じ方向をむいて報道していて、なんとなくマスコミ側に胡散臭さを感じてしまう。

livedoorとフジテレビって、「守旧対新興」と捉えられがちだけど、どうなんだろう?
「マスメディア対ネット」と言う見方があっても言いように感じる。
と言うのも、度々マスコミは“ネット悪者論”をぶち上げるように、ネットに敵愾心を持っている。
そりゃそうだよね。
ネットって、マスコミ・マスメディアを脅かす存在だものね。
脅かすと言うのは、最近アメリカであったように、bloggerがマスコミの嘘を暴いてTOPの責任問題にすると言う事だけではなしにね。

ネットって草の根で広がった経緯があるせいか、ネット上の情報は“無料”である事が多い。
新聞社が配信するニュースも無料でかなりのモノが手に入る。
最近は、ネットで新聞記事が読めるし、各社の読み比べが出来るから新聞を購読していない人も良く聞く。

NHK以外の地上波テレビ局の情報は無料だけど、これは広告主がその費用負担をしている。
でも家庭でもデジタル録画が容易に出来るようになって、番組をデジタル録画しCMを飛ばして見るというスタイルもかなり普及している。
そうなると、広告主もテレビで広告を出す意義がなくなる。
同じ広告を出すのであれば、ネットなら“成功報酬”という手段があって、広告によって買い物ををしてくれるなど、“成果があった時”に広告料を支払う事も出来る。
業種によっては、テレビや雑誌に広告を出すより、ネットで成功報酬型の広告を出した方がコスト安になる。

今は一覧性や、情報の保存性(読み返し)などで紙媒体が良かったり、エンターテーメントなどのコンテンツの豊富さや豪華さ(お金をかけたコンテンツが多い)で既存のマスメディアの方が優位だけど、企業としての収益性を考えるとマスメディアは先細りになりそうな感がある。
そういった状況の中で、マスメディアがネットを取り込む形だったら我慢できるものを、逆にネットにマスメディアが取り込まれるのがイヤなのだと思う。
それでマスコミが一斉にlivedoorに猛反発したのだろうと思う。

それでも、楽天やyahooにマスコミ参入の気配が無いと安心したのかな、最近になって少し風向きが変わったようだ。
テレ朝あたりは、ホリエモン叩きのヒステリックさが無くなってきたように感じる。
もっとも、テレ朝は、ライバルのライバルを味方にしたいのかも知れないけどね(笑)

それにしてもなぁ。。。
マスメディアにはマスメディアの良さがあり、またマスコミにはマスコミしかできない事やすべき事がある。
そして何より、組織力のあるマスコミには、我々個人のbloggerにはできない事が出来る。
それなのに、こんな記事を書いていてはダメだよなぁ。。。

 産経新聞 社説 【主張】堀江氏発言 産経を支配するって? 少し考えて言ったらどうか

正論も産経もいい記事も書いているのに、こういう品のない記事を載せると台無しになるね。
報道機関の一員が書いたと思えない文章。。。
何がダメって、他誌のインタビュー記事を読んで感想を社説として書いている所。
マスメディアって、その情報が一次ソースに近いから価値があるのだと思うのよね。
他人のバイアスがかかったものではなく、自分で取ってきた情報を分析するから価値があると思うのよね。
だから、ちゃんとホリエモンに取材して、裏を取ってから書くべきだと思うのよね。
フジ・サンケイグループって、敵対する相手に取材もしてはいけないのかしら?
他人が書いたものをベース(鵜呑み)にしてモノを書くんじゃ、私と一緒じゃん。
これじゃ、ホリエモンが12月6日の江川紹子さんのインタビューで言った、市民記者の記事を集めた新聞の方がマシかもしれないよ。

モノを書いて食べているプロなら、もっとプロらしい仕事をして欲しいと思うのよね。
産経新聞(の記者)が正論の存続の望むのは心情として充分理解できる。
でも、自分たちの“仕事”でホリエモンに“お金を出したい”と思わせられないのを情けないと思わないのかな。。。


全然関係ないけど、家ってテレビの電波が入らないのよね。。。
一応首都圏で、周りには山もない。
なのに何でなんだろう?

電波が国民のモノと言う人、私もその国民の1人なのよね。
もしかして機会損失している?
と言って、「電波を使わせてください!!」な~んて事は思わないけどね。

でも、テレビが“電波”を使わなくなる日も来るかもしれない。
電波ではなく、“線”と言うネットワークに頼る日が来るんじゃないのかなぁ。
その頃には、テレビも“ネット”って呼ばれたりしてね(笑)

もう少し処世術が身に付いたら

日テレの「今日の出来事」を見ていたら、ホリエモンが出ていた。
彼の戦略(ネットとメディアの融合論)を聞くためと言う。
果たして。。。

CMが流れている間、実はちょっと期待していた。
日本総研の高橋氏がどんな事を聞くかと。
だって、政策提言する“総研”の研究員なら、法律も理解していてそれ相応質問ができるかと思ったから。
と言うのも、私は見ていないのだけど、昨日のサンデープロジェクトでは、M&Aのコンサルティングでは日本でも屈指のコンサルタントである堀紘一さんが、まともにホリエモンの相手を出来なかったらしいものね。
で、結果は。。。

ホリエモン完勝でした(苦笑)
と言うか、多くのブログでも言われているように、“有識者”の方々も含めてテレビ局側は勉強不足。
質問のレベルが低すぎて、ホリエモンったら「そんな質問をするのなら帰りますよ」と言っていた。
いや、ホント、彼にしてみれば“時間の無駄”でしかなかったんじゃないだろうか。

初めに、ホリエモンを支える人と言うか、livedoorの会社の紹介と言って、livedoorの広報や今回の買い付け担当の取締役の姿を追った映像を見せた。
はっきり言って、何が言いたいのか解らない映像。
で次は、ホリエモンに聞く10の質問。
この回答を元に“トーク”をするらしい。
(インタビューではないのか?。。。)
で、株を50%以上“絶対”取得するのかとか、支配するのかとか、“フジテレビ”の株は持っているのかとか。。。それをYes/Noで答えろと。。。?
今の彼の立場でそんな事を言ってもいいのか?
なんて思ってみていたら、ホリエモンは“インサイダー取引”を持ち出して、そんな質問には答えられないと言っていた。
勿論、そんな質問に答えては拙いと思いつつ、え?インサイダー?とも思ったけどね(笑)
まぁ、大口株主の言動はマーケットに動揺を与えるから、今のこの時期は拙いでしょう。

そして、彼の言葉はCMに掻き消された。
で、CMが終わったら、時間切れでホリエモンは退場。
彼自身も消化不良だったんじゃないのかなぁ。。。
って言うか、初めのあの意味の無い映像を流す暇があったら、もう少しホリエモン自身にまともな質問をぶつけろよ!と思ってしまった。。。

インタビュー中、彼の“マスメディアとITの融合”に関して少しだけ話があった。
(って言うか、彼は今日はこの話に来ているんだよね?)
曰く、現在のマスメディアミに不足してるのは
 1.オンデマンド
 2.インタラクティブ
 3.ニッチ
の3点だと。
私にはちょっと違和感があった。
と言うのも、どれも“マス”では無いから。
“ニッチ”なんて“マス”の対極だものね。
彼は、“マス”をどう捕らえているのだろう?
でも、マスとニッチを保管する立場としてITがある言うのは解るのよ。

初めの2点はデジタル放送になってかなり出来つつあるように思う。
3点目の“ニッチ”に関しては、12月6日の江川詔子さんのインタビューでは、ニュースに限っての回答だけど、“ニーズの少ない情報は捨てていい”と言っていた。
要は、ニッチは切り捨ててイイって事だよね。
江川女史が言うように、彼の柔軟な頭が“ニッチも必要”と方向転換させたのかもしれないが。。。
いや寧ろ、江川女史とのインタビューの際は、漫然とインターネットと既存メディアとの対立軸でモノを言ったけど、少し考えてみたら、江川女史の言った“ニッチの報道”から“ニッチ”もお金になる思ったのかもね。


それにしても、この「今日 出来」のインタビューで思ったのは、ホリエモンが“子供”だと言う事。
確かに彼は頭がいい。
それに、一緒に仕事をしたことのある人に聞くと、他人の言う事をよく聞く人だと言う。
でも、自分が知っている言葉、使っている言葉を他の人間みんなが理解できる訳ではないと言う事に気が付いていないように感じる。

いい例が“支配”と言う言葉。
“支配”と言うと、“力に任せて相手を思い通りにする”ような乱暴な言葉に聞こえる。
その乱暴さに反発があったのだと思う。
“支配”は、経済用語としても、“資本の力によって”と言う事になるので、乱暴さはそう大きくは違わないけど。。。(笑)
でも、根本的に違うのは、“大多数の議決権を持つ”と言う、“力任せ”ではなく基本的に“民主主義”に拠ったモノと言うところ。
彼の中では、そう乱暴な言葉ではなかったのだと思う。

彼には、自分が使っている言葉を、発する前に「この人はこの言葉を理解できるのだろうか」と配慮する“大人性”が必要なんだろうと思う。
仮に、商法上の“社員”とは、ほぼ“出資者”と言う意味だけど、何の説明もなく「僕は“社員”になります」と言われたら、多くの人は“従業員”になると思うように、それが他のフィールドでは一般的に使わる言葉であっても、相手のフィールドで通じる意味で使わないと話はかみ合わなくなる。
そういう誤解を招く可能性のある言葉を自分の“方言”でしゃべってはいけない。
特に、こんなセンシティブな状況では。。。
勿論、彼も、今は解っては居るようだけどね。。。

私の彼氏は自分を「世界で2番目位に頭がイイ」と思っているらしいが、ホリエモンもそのぐらいに思った方がいいかもしれない。
そうしたら、もう少し他人に解り易い言葉で話せるかもしれないものね。
もう少し、世間のみんなが解る言葉、世間のみんなと同じ意味の言葉を使わないと、世間から理解されないような気がする。
言葉が理解されなければ、ずっと“異邦人”だものね。
そういった意味で、もう少し処世術が身に付いたら、恐いものなしなのかもね。。。

公器を私物化しているのは誰?

金曜日の帰りの山手線の中で見て気になっていた報道があった。
麻生太郎君が報道機関の外資の取得規制を強化するとか。
なんでも、外人の直接の投資だけでなく、投資家に融資している外資や、法人投資家の外人株主まで規制の対象にしたいとか。
まぁいいけどね。
そんな事、現実論としてできるのかなぁ。。。


ライブドア時間外取引 政財界から一斉批判 企業価値の低下懸念

インターネット関連企業、ライブドアが時間外取引でニッポン放送株を大量取得した問題をめぐって十七日、政財界から疑問の声が一斉に上がった。佐々木幹夫・日本貿易会会長(三菱商事会長)が否定的な見方を示したほか、森喜朗元首相も資金力をテコにした大量買い付けに不快感を表明した。ライブドアによる今回の株式取得に対する批判は今後も一段と強まりそうだ。


なんだか日を追って、喧しくなっている感のある「livedoor VS フジテレビ」だけど、とうとう、政治家センセまでお出まし?(笑)
太郎君だけでなく、武部君や、喜朗君まで。。。
喜朗君なんて、「カネさえあれば何でもいいんだ、力ずくでいいんだという考え方は、今の日本の教育の(悪い)成果なのか」だなんて言っているけど、ホリエモンにしたら、「カネにモノを言わせて政治を動かしてきた貴方に言われたくないよ」ってところだよね(笑)
そういえば、喜朗君って、元産経新聞の社員だった。。。
これって、公平な立場で言っている?
それとも頼まれて言わされている?
それにしても、別の新聞社やテレビ局は、大学生の野球選手を自分の傘下の野球チームに入れたくて、“カネにモノを言わせ”てなかったっけ?
“公器”が聞いて呆れるぐらい、カネにモノを言わせて下品な事をしていたのはつい数ヶ月前だったよね。

この記事には、「放送会社の株式売買に何らかの法的な規制が必要との見方を示した」とあるのだけど、今だって充分規制されている。
寧ろ規制があるから、フジテレビはニッポン放送の株をTOBしなければならなかったのだから。。。
フジがニッポン放送の株を買いたかったのは、親会社のニッポン放送の資本が小さい上株価が割安で、今回のホリエモンの様にニッポン放送の株を大量に持つと、フジの株を持つより少ない資本でフジの経営に参加できるから。
まぁ、要は企業防衛なのだけど、本来なら、ニッポン放送が持っているフジテレビ株を自社株買いする方がずっと楽だったハズ。
でも、それを出来ずにTOBなんてしなければならなかったのは、自社株買いをすれば“議決権のある”株式数の減少と見なされて、フジテレビの外国人の所有株数が外資の所有制限の20%を超えてしまうから。
フジテレビの立場では、「本来そんな制限が無かったら、こんな問題なんて起きなかった」と言うのが案外本音かもしれないよ。

それより、政治家センセが株式を上場している私企業の株主を選別するような事を言うっておかしくない?
もし、何か言いたいのなら、特定の私人を指して言うのではなく、一般論として言いなさい。
毎日新聞の「自民内でライブドア批判、郵政論戦に飛び火」という記事を見ると、郵政民営化に絡んで、郵便事業がハゲタカ・ファンドに狙われると困ると考えているみたいだけどね。
そうねぇ。郵便も“通信事業”には違いないから、通信事業の外資規制をすれば多少は防げる?(笑)
でも、本当に規制したいなら、“通信、放送事業者は株式を上場してはいけない”としなきゃね。
そして、広告(スポンサー)も取ってはいけないとね。
株主でなくても、広告主、スポンサーという立場では、放送内容に口を挟む事も可能なんだよね。
って、実際、口を挟んでいるケースが沢山あるし(苦笑)
で、そんな事をされて、放送局って嬉しいのかなぁ。。。

もう一つの批判としては、立会い外取引での大量売買ね。。。
そもそも、東証が“立会い外取引”という取引制度を設置した時は、大量の株式売買で株価が乱高下をするのを防ぐと言うのも目的の1つだった。
と言う事は、当局がこの制度を認めた時点で、株の大量売買は“想定済み”のハズ。
今回は、経営権を握るほどの大量売買だったから、泡食っているのかもしれないけどね(笑)
でも、それを今更、“ルール違反”だなんて、後出しジャンケンだよね。

日本では株式買収によるM&Aって嫌われる傾向にある。
まるで乗っ取りのようだものね。
でも、ホリエモンって、フジテレビもニッポン放送も“乗っ取る”とは言っていない。
実際、彼が買収した会社で、買収直後に経営者の首を挿げ替えたり、社員をリストラしたものは無いと聞く。
だったら、普通に株を“所有した”に過ぎないんじゃないの?
株主にでもならないと、頭の堅いお歴々が“自分の話を聞いてくれない”と思っただけかもしれないよ。
って、私は別にホリエモンのファンでもないし、肩入れする必要な無いんだけどね(笑)
でも、東京三菱がUFJと合併する事で100店舗の削減、リストラをする事を考えると、ホリエモンの方が従業員にとってもありがたい経営者なのかもしれないよ(笑)

今回の取引が不透明だと言って、株式取得によるM&Aに否定的な人を見ると、東京三菱とUFJの合併の何処が“透明”なのか聞きたいと思う。
ああいう、密室で決める合併が“歓迎”されるもので、取引所を通した株式取得による買収が歓迎されないその理由を聞きたいと思う。
合併・買収される側の株主にとっては、どちらも不利益の可能性が高い。
でも、ある日突然、晴天の霹靂の様に合併を知らさせるのと、市場取引で両者の動きを見ながら投資家(株主)が判断できるのと、どちらが株主にとって不利益度合いが少ないのだろう?


ニッポン放送株大量取得 ライブドア株下落 調達分価値失う

 ライブドア(東証マザーズ上場)の株価が下げ止まらない。十八日には前日比10%近く下落し、年初来安値を更新した。同社はニッポン放送株取得のため「修正条項付き転換社債型新株予約権付き社債」(MSCB)を発行、八百億円の資金を調達したが、十日に株価が下落に転じてからの約一週間で、調達額を上回る九百億円余り(時価総額)が消し飛び、既存株主の利益は大きく損なわれた。週明け以降の株価動向が注目されそうだ。

既存株主の利益って、該当の会社の株価だけですか?
ニッポン放送の株価は、先週は1時的に下げたけど、今はほぼ戻している。
ニッポン放送の株価が上がれば、ライブドアの資産は増えた事になる。
勿論借金も歩けど、借金を超えて資産価値が増えれば株主は損をしていないのでは?
未だ、株主の利益が守られているとはいえない状況だけど、ライブドアだけの株価で、株主利益云々は言えないんじゃないのと思う。
と思ったら、これ産経新聞の記事だった(笑)
そりゃ、ライブドアに不利なように書くよね。
この記事に煽られて、ライブドアの株価がますます下がるかもしれないものね(苦笑)
(そうなると、ますますリーマンの1人勝ち? 笑)

放送は国民のもの、マスメディアは公器ねぇ。。。
その言葉そのものには異論は無い。
でも、その中にいる人達って、マスメディア、報道機関、電波を私物化していない?
公器を“公器”と言いながら私物化しているのは誰なんだろうね。
敵対する相手を番組に出すのはNGで、敵対する相手を“公器”で叩くのはOKなのね。
彼らは自己矛盾を感じないのだろうか?(笑)
一度、総取替えした方が、マスコミは、その本来の姿を取り戻せるのかもしれないね。

誰の為の利益?そして目先の利益

「(株式)会社は誰のものですか?」

初めに勤めた会社の社内試験の最終面接時の質問だった。
経済学部を卒業し、当時27歳にもなっていたのに、株式会社と言うもののを理解していなかった私は、「社員のもの」と答えたのだった。
結果は当然不合格。
当たり前だよね。

最近の「フジテレビvsホリエモン」騒動を見ていると、長く会社を経営されているお歴々にも株式会社が誰のものか、解って居られない方がいらっしゃるようだ。

先ず、一番解ってなさそうなのが、渦中のフジの会長さん。
彼は、ホリエモンのニッポン放送株買収に対して、彼がフジテレビの経営に口出しするつもりなのであれば“戦わねばならない”と言った。
彼は、何のために、誰と戦うのかねぇ?
経団連のお偉方にも、「社員や経営者が営々と築いてきたものを横からさらってはいけない」なんて言った人が居たなぁ。。。

株式会社は、従業員のモノではない。
まして、雇われ経営者の私物でもない。
株主のものだ。
勿論、日枝会長自身もフジテレビ株をお持ちだろうが、だからといって彼だけのモノではなく、フジテレビの株を持っている株主全員のものだ。
彼は株主から経営を委託されているに過ぎない。
ホリエモンがフジテレビ大株主であるニッポン放送を通じてフジテレビの経営に口出しをしたって、それはニッポン放送の株主として至極当然な事である。
それがニッポン放送や、ニッポン放送の株主であるホリエモンにとって有益であるならば。
まぁ、日枝会長も誰かに諌められたのだろうね。
翌日には、“他の株主の為にも僕は戦わなければ”と言い換えていたものね(笑)

でもなぁ。。。
ホリエモンが言うように、株式を上場すると言う事は、広く株主を求める、言い換えると「誰が株主になってもいい」と表明する事なんだよね。
なのに、自分が買おうとしている会社(ニッポン放送)に気に入らない株主が居るからといって、あんなに騒ぐことなのかなぁ。
或いは、自分の株主である会社に気に入らない株主がいるから?
それも普通はあんなに騒ぐことではないよね。
ヘンなの。

若造君に会社経営に口を出されるのが嫌なのかなぁ。。。
でも、経営者なら、誰が株主になっても文句を言われないような会社経営をするのが本質なんじゃないのかなぁ。
経営者の方々って自分の会社経営に自信が無いのかしらね。
経団連や、商工会議所やらのお歴々まで出てきて「資本主義の悪い面が出た」なんて言っちゃってさ(笑)
お金持ちが株を買い占めるなんて事が何故“資本主義の悪い面”なんだろうか。
株主が経営に口出しする事がいけないの?
自分のお金を出資してる株主が、出資先の経営に口出しするのは当たり前の事なのにさ。
口出しっていっても、一々社長室に出かけて采配をする訳じゃなし、株主総会で彼らの経営をチェックするだけでしょう?
それを嫌がるって、資本主義を否定していない?
持たざる者の僻みに聞こえるけど、こんな事を言う人達って、“持てる”人たちなんだよね。。。

一般的に「資本主義の悪い面」とは、将来を見通さない短期的な政策で収益を上げようとすることなんだよね。
長く会社経営に携わっていると、会社が自分の私物の様に感じられてくるのかしらね。
困った人達。


ん?
目先の利益。。。
ああそうか。
テレビ局って、「視聴率」という目先の利益の為なら何でもする所だった。

一昨日(正確には日付が変わって昨日)の夜中、日本テレビの「カミングアウト」言う番組も酷かったね。
この番組って、芸能人が「実は。。。」なんて告白話をして、それが真実(トゥルー)か嘘か(ダウト)かを言い当てるゲーム。
司会の谷原章介が私の好みで、よく見ているのよね(笑)

一昨日は、18歳のあびる優というタレントが集団で窃盗した過去を告白。
(いままで、こんな子見たことなかった。。。(^^; )
これがダウトではなく、トゥルーだったのよね。
ビックリ。
しかも、その告白が真実か否かを当てる為の質問タイムの時もそう悪びれている風ではなかった。
質問をしている他の出演者が「それは犯罪だろう」なんて言っていたけど、全くその通り。
彼女が、“トゥルー”と宣言(?)した後、画面に「万引きは犯罪です」とテロップが出ていたけどねぇ。。。
全く、この番組を放送したテレビ局の良識を疑うわ。
いかにも、視聴率命のテレビ局らしいけどね。

因みに彼女の犯罪は、万引きなどと言うものではなくれっきとした窃盗。
犯罪を、刑罰の大小でよい悪いというつもりは無いけれど、集団で半年間に渡り何度も、商品を段ボール箱ごと盗んだというその犯罪はかなり悪質だ。
とても笑い話で言えるような話ではない。
もっとも、罪悪感なんて無いから、公共の電波を使って笑い話にしているんだろけどね。
窃盗の時効は7年。
彼女の年齢を考えても、まだ時効は成立していないはずだよね。。。
しっかりお灸をすえてもらおうね。


それにしても、このテレビ局の勘違いぶりを諌めてくれる人はいないものかねぇ。。。
公共の電波をくだらないことに使って、何が報道機関?
もしかして、会社や“公共の電波”をこれまでの様に、私物化というか自由に使えなくなってしまうことを恐れて、まっとうな外部の血が入ってくるを嫌がっている?(爆)

某氏のお誕生に寄せて。。。

今日、2月16日は、北朝鮮の将軍様の誕生日だそうだ。
誕生日を前にしてというかなり意図的な時期に、アメリカからの北朝鮮に関する談話が発表された。
と言うより、先週のWC予選後に発表された「6ヶ国協議への無期限参加拒否」って、北朝鮮にとっては自らの首を絞める結果になるだけだと思うけどね。。。

先週の北朝鮮の声明は、6ヶ国協議の場での中国とロシアの面目を潰した。
北朝鮮の参加拒否によってこの問題が国連の安保理に付託された場合、メンツを潰された中国とロシアはどこまで北朝鮮の味方をできるのだろう?
そもそも、中国は東アジア地域で中国以外の“核”は許容できない立場だったはずなのに、北朝鮮が“核”を持つことにどう折り合いをつけるのだろう?
東アジアでの中国の立場というだけでなく、中国が今後、アメリカ、日本との貿易や人材交流をしなければならない立場を考えても、中国は北朝鮮の核保有を容認できない立場にあると思うんだけどな。。。

そんな時期にあって、昨日はこんな報道がなされていた。

姿見せる北の反体制団体 排除声明、ネットで発信 「ポスト金正日の母体に

 北朝鮮の金正日総書記に対する反体制運動団体がいよいよ姿を見せ始めた。「朝鮮人民解放委員会」と名乗るグループが、韓国の保守系月刊誌「月刊朝鮮」が十五日から始めるインターネット通信に同日付で「金正日(総書記)排除声明」を発表する。同会の関係者は「会は複数国で連動して活動している。ポスト金正日体制の母体になることが目的だ」と語った。(北朝鮮問題取材班) 
 関係者によると同会は一九九六年ごろから活動を始めた。人数や年齢層は伏せられているが、これまで北朝鮮南部の江原道、黄海北道の金日成革命史跡館に放火するなどの破壊活動や反体制ビラの散布、最高人民会議代議員選挙の投票所破壊など反体制運動を行ってきた。
 三十-四十代の若手が活動の中心とみられ、北朝鮮国内のほか中国や韓国などに支援組織があるという。
 宣言文は金正日総書記の指導した核開発、三百万人の餓死者、数十万人の脱北者を出した独裁政治を非難したうえで、「北朝鮮の人民も人間だ。涙も血も流れ、正義の道を知る優秀な民族なのだ。独裁のあるところには抵抗がある。いま、北朝鮮で金正日の扇動に心底だまされているものなど一人もいない…」と述べている。そして、「われわれは過去は問わない」として「金正日粛清後に安定的な社会を作るため、いま反金正日運動をする人間を愛国者と評価する」と反体制活動に賛同を求めている。

そういえば、少し前から北朝鮮で反金正日運動が取りざたされている。
この運動が本当に北朝鮮の市民から出たものかは解らない。
と言うのも、最近漏れ聞こえるアメリカの対北朝鮮戦略と微妙に一致しているから。
でも、私は、個人的には北朝鮮はDPR(Democratic People's Republic)国家だとは思っていないし、国名に“DPR”だなんてよくも付けたものだと思っているから、人民の中からこんな運動が出てくるのは大したものだという思いで見ている。


さて、フジテレビとホリエモンの騒動の影に隠れて、最近は報道されることが少なくなったような感がるが、朝日新聞とNHKの問題はその後どうなったのだろうか?
と言うのも、対北朝鮮強硬派(急先鋒)の晋ちゃんと昭ちゃんをターゲットにしたこの問題、なんとなく朝日新聞を使った北朝鮮のプロパガンダに見えるのよね。。。

と思ったら、そういう論点で報道を整理してるBlogがいくつかあった。
そこでは、朝日の報道を“捏造事件”と断定。
私はまだそこまで断定できる程、詳しくはないのだけど、たしかにそんなニオイを感じるのよね。。。
そういえば、14日だったかNEWS23に晋ちゃんが出ていた。
滅多に見ないNEWS23なんだけど、なんでこの日はみたのかなぁ。。。
虫の知らせ?(笑)

内容的には、筑紫君が晋ちゃんからNHKへの“政治的圧力”の言質を取りたかったようなんだけど、晋ちゃんは“(朝日の)報道は事実とは違う”との釈明だった。
議論としては全くかみ合わない(というか、晋ちゃんが噛み合せようとしていない)ので面白くないのだけど、裏の意図を深読みする視聴者としてはかなり面白い議論だった。

晋ちゃんは一貫して、「(朝日新聞の)報道は事実と違う」と言い、過去の朝日の捏造事件まで持ち出した。
いわんや、今回の報道は“捏造”と。
そして、あの時は36日後に捏造を告白、謝罪したと。

筑紫君は、「今日は30日だからあと6日で?」とか「今回も社長交替を望んでいる?」なんてお気楽に聞きながら、
「圧力と疑われる政治家(晋ちゃんや昭ちゃん)の行動について、どう思うか?」
と聞いていた。
コレにコメントをしたら、後々、その部分だけを使われて“圧力を認めた”と言われかねないなぁなんて思いながら見ていたら、晋ちゃんもそう思ったようで、微妙にはぐらかしていたね。
「そもそも圧力なんて存在しません」(言葉は正確ではないが。。。)と言っていたものね。
いつもなら、政治家の微妙に議論をはぐらかす発言を快く思わないのだけど、今回だけは流石に慣れているなぁ~と思ったわ。
筑紫君にまったく言質を与えなかったものね。
それどころか、筑紫君に「私も朝日出身です」と取り様に(使いよう?)によっては、朝日から頼まれて晋ちゃんの言質を取ろうとしているといえるような発言までさせてしまった。
おまけに、「新聞は言論機関だから、政治家はそれに文句を言ってはいけない」と筑紫君に言わせていた。

それにしても、筑紫君は、今回の件に関しても「新聞記事はそもそも間違い」と晋ちゃんが言うのを、「(“無かった”と言うのは)社長交替への圧力だ」なんていっていた。
何故、新聞が“言論機関”なのか?
新聞はそもそも自らを報道機関と位置づけていたのでは?
報道機関は言論機関とは違うように思うのだけど?
もし、新聞が言論機関なら、今回の“捏造”と言われる件に関してきちんと言論をもって反論すればいいのに、この件に関しては“言論”をもって、反論したことがあるのか?
だた、逃げているだけでしょう?

そして、「新聞が事件を“捏造した”」と言ったら“社長交替”の圧力なの?
新聞って、かつて、誤報や捏造を何度もしているけど、それを他人から指摘される事は圧力なの?
新聞って、だれからも批判や間違いの指摘をされてはいけない存在?
そんなに“おエライ”存在なのかしら?
私は、聞いていて、マスコミの権威主義を感じると供に、寧ろこれはひがみ根性?なんて思ったわ。

いや、でも、なかなか痛快だった(笑)

先ごろ、“小”朝日新聞ともいえる毎日新聞がこの問題に関して朝日と距離を置くような社説を載せた。
勿論、“捏造”とは書いていなかったけどね。
でも、「朝日の報道にはリアリティはあるが、決め手にかける」って、子分新聞が書くには精一杯の抵抗に見えるんだけど。。。
確かに、“捏造”と見れば、あのNHKのプロデューサーが流した涙のウソっぽさも説明できるよね。
此処まで来たら、NHKがどう沈静化を図るかと言うより、朝日新聞がどう沈静化を図るかに焦点が移ってきている。
法廷に持ち込んで損をするのはどっちなんだろう?


それにしても、東大のセンセ方の多くが読むからという理由で入試によく出題される朝日新聞。
試験勉強の為とは言え、こんな記事を記事を毎日読まさせられる受験生の将来が心配。
コレを読んで“真実”を見抜く目を養えればいいのだけど、私の“空のつぶやき”のVol2のBBSに書き込みした(自称)17歳の女子高生の様に、ヘンに感化される子もいないとは言えないよね。
若い頭が、日本に反感を持つ外国のプロパガンダに成り下がった新聞に感化されない事を願うわ。。。

関連Blog
(というか、NHKへの圧力事件を“捏造”と論じているBlog)

殿下さま沸騰の日々『てめーらなめんなよっ!』
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