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2005年1月 Archive

自分で分析する方がよっぽどまし

65%が「郊外に住みたい」=持ち家志向は8割-内閣府調査

 郊外に住みたい人は65.1%に上ることが、22日に内閣府が発表した「住宅に関する世論調査」の結果で明らかになった。これに対し、街中や都市の中心部での居住を希望する人は29.6%だった。
 郊外での居住希望者を性別で見ると、男性は71.2%で、女性の59.9%を10ポイント以上上回った。また、個人で住宅を「所有したい」とする持ち家志向派は79.0%でほぼ8割に達した。一方、「住宅の所有の必要はない」は12.1%、「どちらでもよい」は7.8%だった。
 調査は昨年11月11日から21日まで全国の成人3000人を対象に実施し、有効回収率は68.3%だった。 
(時事通信) - 1月22日19時1分更新


持ち家派やや減少57% ローン嫌と賃貸派微増

 内閣府が22日付で発表した「住宅に関する世論調査」で、現在賃貸住宅に住む人のうち住宅の所有を志向する「持ち家派」が57・0%と、1998年の前回調査(60・9%)からやや減少、住宅購入に否定的な「賃貸派」は26・3%と前回(24・5%)よりも増加したことが分かった。
 特に住宅を前向きに「所有したい」とした回答は31・0%で、前回の40・0%から9ポイント減少。「どちらかといえば所有したい」とした人は26・0%(前回20・9%)だった。
 賃貸を志向する理由は「多額のローンを抱えたくない」が40・2%で最も多く、次いで「家族の変化に合わせ住み替えたい」「維持・管理の煩わしさがない」がいずれも16・8%で続いた。
(共同通信) - 1月22日17時5分更新


同じ団体というか、同じソースの調査結果でも、こうも分析結果が違うのね。。。
単に数の大小だけでなく、“分析”結果そのものが正反対。
これじゃ、どっちを信じていいのか判らないよね。。。

私は、ニュースを見る(読む)場合、2つ以上のソースが同じ内容で報道しているものを信じるようにしているけど、これじゃね。。。
全く違った結果が出ているけど、同じソースなのよね。。。

“持ち家派”がやや増加…内閣府世論調査

内閣府は22日、住宅に関する世論調査の結果を発表した。

 「住宅を所有したい」人は1998年の前回調査より2・3ポイント増の79・0%となり、「住宅を所有する必要はない」と考える人は12・1%で、2・6ポイント減った。土地価格の低下などを反映し、“持ち家派”が増えていると見られる。

 調査は2004年11月、全国の20歳以上の男女3000人を対象に行われた。回答率は68・3%。

 所有したい人に理由を聞いたところ、「同じところに安心して住み続けたい」が55・2%、「資産価値がある」が23・7%など。所有は不必要と考える理由は、「多額のローンを抱えたくない」が28・6%、「維持・管理のわずらわしさがない」が19・8%だった。

 「都市の中心部と郊外のどちらに住みたいか」との質問では、65・1%が郊外と答え、“都心派”は29・6%にとどまった。

 住宅確保への行政の関与については、「個人が自分の責任で確保すべきだが、行政が低所得者向け住宅を用意するなどの役割を果たすべきだ」とする人がほぼ前回並みの41・1%で最も多かった。前回調査で2番目だった「行政が積極的に取り組み、個人の住宅の確保を支援すべきだ」と答えた人は、4・8ポイント減の19・7%となった。
(読売新聞) - 1月22日22時59分更新


この記事に関しては、別の新聞社がこんな記事を出しているから、時事通信の方が分析結果としても信頼できるのかな?と思ったりするけど。。。
このraw(生)データを見ないと判断できないね。。。

って、こんな正反対の記事が報道されるなら、新聞やマスコミの“分析”って不要かも。
生データを公開してもらって、自分で分析する方がよっぽどまし。


李下に冠を正さず(こうさぎ)

今日のこうさぎは多弁。。。
どうも、“役者”と“叩く”と言う言葉がお気に入りらしい。。。(笑)

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李下に冠を正さず(こうさぎ)

今日のこうさぎは多弁。。。
どうも、“役者”と“叩く”と言う言葉がお気に入りらしい。。。(笑)

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それは原因ではなく、結果に過ぎない

ゆとり教育、転換明確 文科省「学力低下」認める

 文部科学省は十九日、都内で全国都道府県・指定都市教育委員会の指導主事を集めた臨時会議を開き、昨年末の国際学力調査の結果について「中位層の生徒が、下位層にシフトした」とし、読解力や応用力など、現在の学習指導要領が目指している学力が低下していることを公式に認める中間報告を発表した。学力低下をめぐっては、中山成彬文科相が総合学習の見直しを示唆しており、現在の「ゆとり教育」転換の方針がより明確になった形だ。 


ゆとり教育反対7600人署名=「分数ができない大学生」の著者ら

 新学習指導要領下での学力低下への懸念を表明してきた西村和雄京大教授らのグループは20日、グループのホームページで募集した「ゆとり教育」の中止を求める7637人分の署名を中山成彬文部科学相に提出した。
 同グループは西村教授のほか、同教授と「分数ができない大学生」を共著した戸瀬信之慶応大教授、精神科医の和田秀樹さんらが発起人。新指導要領施行前の2000年3月から反対意見を記載した電子メールの形での署名を集めたが、最近中山文科相が「総合的な学習の時間」の削減検討について言及するなど「ゆとり教育」を見直す方向での発言を繰り返していることから、目標が達成されたと判断。署名募集を休止して提出したという。 
(時事通信) - 1月20日17時1分更新


ここの所、何となく新聞を読む気になれなくて、紙媒体の新聞から遠ざかっていた。
今日、久しぶりに新聞を読んでみる気になって、今月分を一気読み。
これが、一頃流行った食玩品なら“大人買い”となるのだろうけど、新聞じゃ“大人”じゃないよね。。。(^^;

日経の今月前半の特集は「少子化に挑む」(サブタイトル:ニッポン大転換)だった。
1/4日の記事では、「和が子パーフェクト」と題して、子供が“負け組み”にならないように“教育”に奔走する母親を取り上げている。
学校帰りの子供を駅で拾って水泳教室に送る。
子供には他に水泳教室をもう1箇所とバレエ、ピアノ、バイオリンを習わせ、母親は毎日の子供の塾への送り迎えで手一杯と。
“パーフェクトチャイルド”と言うのだそうだが、我が子に勉強は勿論、礼儀、音楽、スポーツまでを完璧に身に付けさせようとする親が多いらしい。
この状況下で2人目の子供となると、経済的にも、肉体的、精神的にも親の負担が大きいので、とてもムリと判断する親が多いらしい。

まぁ、子育てに関係のない身からすれば、子供が1人だからそこまで“手”をかけられるのだろうと思う。
逆に、子供が2人、3人居たら、そうはしないだろう。
出来ないからしないのか、しないから出来るのかという議論はあるだろうけど、子供が1人だから傍から見て必要以上に手をかけるのだろうと思う。
でもね、親の気持ちは解らなくもない。
競争社会で勝ち組、負け組みと色分けされる中、親が与える教育でその勝ち負けが決まるのであれば、少なくとも“負けない”だけの事はしたいと思うのは親ならば当然の気持ちだろう。

日経はこの特集、この日の記事の中で「ゆとり教育」の批判を展開している。
「ゆとり教育の失敗が少子化の一因」だと。

学びに環境が所得水準に左右され、階層化にもつながりかねない。
親が子を産むのをためらい、さらに少子化が進む。

そして結論欄には、

義務教育は本来、無償だ。
しかし教育はお金がかかるという「常識」に親は立ちすくむ。
教育の軸は公が担う。
日本の公教育が「人財」つくりを世界と競うことをためらう理由はない

あれれ?
いつの間にか目的が“少子化の原因を探る”から“ゆとり教育批判”に摩り替わっちゃったよ。。。(笑)

でも、日経に限らず、これだけ世論の批判のある「ゆとり教育」って何なんだろう?
今一度、目的と手段を考え直した方がいいのかもしれないね。


この特集、案外面白かった。
1/13日には“2人目 次長が「待った」”と言う記事。
この記事では、子供を持つ女性は職場では“お荷物”だから、“産まないで”、或いは“待って”と職場(上司)から言われるというもの。
私は、同じ状況で“結婚”そのものを待ってくれと言われた事がある。
当時は、結婚したら女性は会社を辞めるのが不文律だったから、「今は辞めないで」という意味で「今、結婚してもらっては困る」と。
勿論会社の言う事を聞いて結婚しなかった訳ではないけど、あからさまにそういう事を言う会社だった。
別の事業所に居た女性は結婚後も勤めていたが、在籍中の彼女の昇級の面だけでなく、彼女が会社を辞めた後も、同じ会社で別の事業所に勤める旦那さんに“(奥さんが)今後一切仕事をしないと言う念書を入れないと(仕事をしていない間も)扶養手当は出さない”と言われていた。
会社は“働きたいなら結婚しなきゃいい”とすら言っていた。
当時は、新婚の女性は“(直ぐに)子供が出来るだろうから”という理由で再就職の道も無かった。
既婚者に子供を産めという以前に、現在30代後半から40代前半の女性にとって日本の会社、否社会は“仕事をしたいなら結婚をするな”と言っていたのだった。

対岸の彼女

1/15の春秋(コラム)には、角田光代さんの「対岸の彼女」を紹介し、

結婚せずに生きる自身が無かったと言う主婦に女経営者が返す言葉が妙にリアルだ。
「私は逆。結婚して母親になる勇気がない。仕事なんて楽だよ。(略)目の前のことを一個ずつ片付けていれば明日になるし」。
現代女性の気分を巧みに捉えるこの作家を熱烈支持する同性読者が多いと言う。
統計や学者の分析ばかり読んでいては少子化問題の解は見えない。

このコラムを書いたのは女性?
男性だとしたら、どんな気持ちで書いたのだろう?
要は、娘たちにとって、高度成長期時代の母親は大変で、(仕事ばかりしていた)父親は楽だったと見えていたと言っている。。
そして、家庭(子育て)をしなくて良いのであれば、(外で)働いていた方が楽だと実感していると言っているって事だよね。

年頃を過ぎても結婚しない娘を持つお父様方にはどう響いたのかしらね。
って、彼らは、多分、何も感じていないと思うけど(笑)
でもね、“子育てするより社会で働いている方が楽”と言うのは、お役人がいくら“少子化対策”をしても女性が呼応しない理由の一つなんだよね。
少子化、否、女性の晩婚化って、一朝一夕に出来たものではなくて、そして一時の“流行”でもなくて、長い間子育てをおろそかにして、仕事に逃げていた“お父さん”が“作った”、否、“育てた”ものなんだよね。
そして、それを自覚していない“お父さん”達の“少子化危機意識”は本質を突いていないだけでなく、彼女たちから“また自分のためにやっている”と思われているに過ぎないのだよね。。。
“自分のため”とは、“自分の年金の担い手が減る”だとか、“働き手が減る”だとか。。。
少子化、晩婚化の原因を女性の高学歴化や社会進出のせいだと思っていたら大間違いで、それは原因ではなく、結果に過ぎないって事なんだよね。。。

産みたくても産めない女性たち

 女性科学者の代名詞ともいえるマリー・キュリーには2人の娘がいた。ところが、現代日本のマリーたちは1人の子どもを産むことすらままならない。科学技術分野での女性の能力活用がいわれ、理工系を目指す女子学生が増える中、このままではせっかくの意欲を阻害しかねない。

昨日の日経夕刊の“生活”欄の記事。
最初にこの一文を読んだ時、此処でいう“意欲”って何だろう?と思った。
何となく、この一文の流れでは、阻害されているのは“働く意欲”だと読めたからだった。

冒頭の文章は記事の最初のつかみの部分なのだけど、本文にはこんな文章が続く。

(1/24)女性科学者、子どもが産めない――公的サポート欲しい、ポスト・研究の遅れに不安

 次の数字をご覧いただきたい。男性の未婚率30.1%に対し、女性は51.7%。平均の子ども数は男性が40代前半で1人を超えて50、60代では約2人いるのに対し、女性は40代後半で1人に達して以後横ばい。大学や公立研究所では40代女性の半数は子どもがいない。
 これは理工系の学会が組織する「男女共同参画学協会連絡会」が、昨年発表したアンケート結果だ。民間企業では均等法世代以降、男女差が縮まっている。しかし大学や公立研究所では改善していない。アカデミックな分野の女性科学者の前には、結婚・出産をためらわせる壁があるようだ。

雇用機会均等法は、昭和61年に施行された。
その頃の均等法は、あくまでも“努力目標”であって、違反しても企業に対する法的な罰則はない。
現在42歳の私が均等法以前の世代と言う事は、40代と言えば多くがこの均等法すらなかった世代になる。

戦後の男女同権教育も実を結んできて、学校を卒業するまではどんな事をするにも男性と女性は“権利”という事に関して区別される事は殆ど無かった。
そんな教育を受けた私たちは、ごく自然に学校を卒業には“就職”すると言う道を選択した。
と言っても、私は高校1年生の時に、憧れの先輩(女性)が、そのご両親や学校に「東大に行ったら嫁の貰い手がなくなるから女子大に行くように」と言われていると聞いて、“女性ってめんどくさい”と漠然と思った。
その先輩は、共通一時試験で全国で1位の成績で、現役で東大に合格したにも関わらず、英語教育で有名な某女子大に行った。
そしてその後輩の私たちも、学校からは「女性は法律や政治、経済関係の学部ではなく家政科や良妻賢母教育をする女子大に行くのが良い」と言われていた。
そう、私ったら1年生の頃から志望学部が経済学部だったのよね。
それで、先生に呼び出されて、そんな説教を受けたのだった。
実際、大学卒業時には、4年生大学を出た学生には就職は殆どなく、公務員になるのでないのなら自分で“コネ”を探して来いと、大学の就職課から言われてた。
その頃、公務員だけは採用に関しては男女平等といわれていたし、私の出た学校は卒業生の過半数が教師になるような学校だったからね。。。

昨日の記事にも書いたように、私たちの世代は社会に出るのが最初のハードル。
記事には、研究職はポストが少なくて、せっかく得たポストを手放したくないが為に出産による休職を躊躇するとあったが、この年代の女性には、研究者や公的分野の女性に限らず、せっかく得た職を手放したくないと思う人が多かったのではないだろうか。
女性の場合、結婚や出産がそのまま職を失う道になることが多かったから。。。

記事の終わりには、

 鳥養教授は「今は周囲に男性モデルしかないためそれに合わせてしまいがち。だが、研究者も多様な働き方があっていい。今後は新しいワーキングモデルを女性たちが作っていく必要がある」と主張する。
 男女共同参画学協会連絡会は政府や研究機関に、女性科学者が育児をしながら研究を続けられるよう研究支援要員の配置や在宅勤務など多様で柔軟なメニューを用意するよう求めている。

と有るが、これって政府や研究機関に限らない。
現実の問題として、今でも子供を持った女性が働きやすい職場がそう多いとは思えない。
リンク先はもう削除されてしまったが、20日にはこんな記事もあった。

離婚母子家庭が急増、97万8500世帯に

 厚生労働省が19日に発表した「2003年度全国母子世帯等調査」によると、全国の母子世帯数(推計)は122万5400世帯に上り、1998年度の前回調査から28%も増加していることがわかった。

 「死別」を理由とする母子世帯は前回調査比18%減の14万7200世帯と少なくなったものの、「離婚」による母子世帯が同50%増の97万8500世帯に急増したためだ。日本の家族のあり方が急速に多様化していることを裏付けた形で、離婚母子家庭への支援拡充が課題となりそうだ。

 調査は、2000年国勢調査をもとに2003年11月現在で推計し、無作為抽出した全国の約3800世帯に面接して実情を探ったものだ。20歳未満の子どもが父親と暮らしていない世帯を母子世帯と定義している。

 調査結果によると、母子世帯の総数は、1952年度の調査開始以来最多となった。

 母子世帯となった理由別に見ると、「離婚」が全体の8割を占め、「死別」は12%だった。「未婚の母」も7万500世帯(前回調査比2%増)おり、全体の6%に上った。

 一方、父子世帯数は17万3800世帯で、前回調査から6%増加した。このうち、「離婚」を理由とする父子世帯は前回調査比38%増の12万8900世帯で、全体の74%を占めた。「死別」による父子世帯は3万3400世帯で、前回調査から36%減少した。

 離婚母子世帯について、父親からの養育費の状況を聞いたところ、養育費について取り決めをしている世帯は34%にとどまった。これを離婚の形態別に見ると、家庭裁判所による調停離婚をした世帯の75%は取り決めがあるのに対し、当事者間の話し合いによる協議離婚をした世帯では27%しか取り決めをしていなかった。2003年4月に、離婚した父親に養育費を支払う努力義務を課す改正母子寡婦福祉法が施行されたが、十分な効果を上げていない実情がうかがえた。また、養育費の平均月額は、前回調査より8540円安い4万4660円だった。

 母子世帯全体について、母子世帯になった時の母親の平均年齢を見ると、前回調査よりも1・2歳若い33・5歳、一番小さい子の平均年齢は0・6歳若い4・8歳で、ともに低下した。母子世帯の平均年収は、厳しい経済情勢を反映し、同17万円減の212万円だった。

 調査時点で、働いている母親は83%(前回調査比2ポイント減)で、正社員は39%(同12ポイント減)と低下する一方、パートや臨時社員が49%(同11ポイント増)となった。母親の両親などと同居する母子世帯は、37%(同8ポイント増)だった。
(読売新聞) - 1月20日1時41分更新

この記事の後半を読むと、離婚で母子家庭になった母親のうち、17%は職を持っていないし、職を持っている母親の半数がパートや臨時雇いと言う不安定な状況にある。
そんな事を考えると、結婚したから、子供が出来たからといって簡単には職を離れることは出来ないなぁ。
そして、仕事を持っていると、結婚したり、出産したりはでき難い。。。
スパイダルだね。

確かに、離婚が増えた原因の一つは女性にも経済力が付いた事もある。
でも、だからといって女性から経済力、職を奪って、日本の女性の殆どが専業主婦になるなんて実際的ではない。
だったら、子供を持つ女性が働きやすい社会を作るのが早道のような気がする。

少子化の問題では、“産みたくない女性”を産む気にさせる方策ばかり考えられているような気がする。
“子供の居ない家庭に税金”を課す案なんて、どこか方向がずれているように感じるのは私だけじゃないはず。
産みたくない女性は放っておいて、色々な事情で“産みたいのに産めない女性”を支援する方がよっぽど効果があると思うんだけどなぁ。。。

産みたくても産めない女性たち

 女性科学者の代名詞ともいえるマリー・キュリーには2人の娘がいた。ところが、現代日本のマリーたちは1人の子どもを産むことすらままならない。科学技術分野での女性の能力活用がいわれ、理工系を目指す女子学生が増える中、このままではせっかくの意欲を阻害しかねない。

昨日の日経夕刊の“生活”欄の記事。
最初にこの一文を読んだ時、此処でいう“意欲”って何だろう?と思った。
何となく、この一文の流れでは、阻害されているのは“働く意欲”だと読めたからだった。

冒頭の文章は記事の最初のつかみの部分なのだけど、本文にはこんな文章が続く。

(1/24)女性科学者、子どもが産めない――公的サポート欲しい、ポスト・研究の遅れに不安

 次の数字をご覧いただきたい。男性の未婚率30.1%に対し、女性は51.7%。平均の子ども数は男性が40代前半で1人を超えて50、60代では約2人いるのに対し、女性は40代後半で1人に達して以後横ばい。大学や公立研究所では40代女性の半数は子どもがいない。
 これは理工系の学会が組織する「男女共同参画学協会連絡会」が、昨年発表したアンケート結果だ。民間企業では均等法世代以降、男女差が縮まっている。しかし大学や公立研究所では改善していない。アカデミックな分野の女性科学者の前には、結婚・出産をためらわせる壁があるようだ。

雇用機会均等法は、昭和61年に施行された。
その頃の均等法は、あくまでも“努力目標”であって、違反しても企業に対する法的な罰則はない。
現在42歳の私が均等法以前の世代と言う事は、40代と言えば多くがこの均等法すらなかった世代になる。

戦後の男女同権教育も実を結んできて、学校を卒業するまではどんな事をするにも男性と女性は“権利”という事に関して区別される事は殆ど無かった。
そんな教育を受けた私たちは、ごく自然に学校を卒業には“就職”すると言う道を選択した。
と言っても、私は高校1年生の時に、憧れの先輩(女性)が、そのご両親や学校に「東大に行ったら嫁の貰い手がなくなるから女子大に行くように」と言われていると聞いて、“女性ってめんどくさい”と漠然と思った。
その先輩は、共通一時試験で全国で1位の成績で、現役で東大に合格したにも関わらず、英語教育で有名な某女子大に行った。
そしてその後輩の私たちも、学校からは「女性は法律や政治、経済関係の学部ではなく家政科や良妻賢母教育をする女子大に行くのが良い」と言われていた。
そう、私ったら1年生の頃から志望学部が経済学部だったのよね。
それで、先生に呼び出されて、そんな説教を受けたのだった。
実際、大学卒業時には、4年生大学を出た学生には就職は殆どなく、公務員になるのでないのなら自分で“コネ”を探して来いと、大学の就職課から言われてた。
その頃、公務員だけは採用に関しては男女平等といわれていたし、私の出た学校は卒業生の過半数が教師になるような学校だったからね。。。

昨日の記事にも書いたように、私たちの世代は社会に出るのが最初のハードル。
記事には、研究職はポストが少なくて、せっかく得たポストを手放したくないが為に出産による休職を躊躇するとあったが、この年代の女性には、研究者や公的分野の女性に限らず、せっかく得た職を手放したくないと思う人が多かったのではないだろうか。
女性の場合、結婚や出産がそのまま職を失う道になることが多かったから。。。

記事の終わりには、

 鳥養教授は「今は周囲に男性モデルしかないためそれに合わせてしまいがち。だが、研究者も多様な働き方があっていい。今後は新しいワーキングモデルを女性たちが作っていく必要がある」と主張する。
 男女共同参画学協会連絡会は政府や研究機関に、女性科学者が育児をしながら研究を続けられるよう研究支援要員の配置や在宅勤務など多様で柔軟なメニューを用意するよう求めている。

と有るが、これって政府や研究機関に限らない。
現実の問題として、今でも子供を持った女性が働きやすい職場がそう多いとは思えない。
リンク先はもう削除されてしまったが、20日にはこんな記事もあった。

離婚母子家庭が急増、97万8500世帯に

 厚生労働省が19日に発表した「2003年度全国母子世帯等調査」によると、全国の母子世帯数(推計)は122万5400世帯に上り、1998年度の前回調査から28%も増加していることがわかった。

 「死別」を理由とする母子世帯は前回調査比18%減の14万7200世帯と少なくなったものの、「離婚」による母子世帯が同50%増の97万8500世帯に急増したためだ。日本の家族のあり方が急速に多様化していることを裏付けた形で、離婚母子家庭への支援拡充が課題となりそうだ。

 調査は、2000年国勢調査をもとに2003年11月現在で推計し、無作為抽出した全国の約3800世帯に面接して実情を探ったものだ。20歳未満の子どもが父親と暮らしていない世帯を母子世帯と定義している。

 調査結果によると、母子世帯の総数は、1952年度の調査開始以来最多となった。

 母子世帯となった理由別に見ると、「離婚」が全体の8割を占め、「死別」は12%だった。「未婚の母」も7万500世帯(前回調査比2%増)おり、全体の6%に上った。

 一方、父子世帯数は17万3800世帯で、前回調査から6%増加した。このうち、「離婚」を理由とする父子世帯は前回調査比38%増の12万8900世帯で、全体の74%を占めた。「死別」による父子世帯は3万3400世帯で、前回調査から36%減少した。

 離婚母子世帯について、父親からの養育費の状況を聞いたところ、養育費について取り決めをしている世帯は34%にとどまった。これを離婚の形態別に見ると、家庭裁判所による調停離婚をした世帯の75%は取り決めがあるのに対し、当事者間の話し合いによる協議離婚をした世帯では27%しか取り決めをしていなかった。2003年4月に、離婚した父親に養育費を支払う努力義務を課す改正母子寡婦福祉法が施行されたが、十分な効果を上げていない実情がうかがえた。また、養育費の平均月額は、前回調査より8540円安い4万4660円だった。

 母子世帯全体について、母子世帯になった時の母親の平均年齢を見ると、前回調査よりも1・2歳若い33・5歳、一番小さい子の平均年齢は0・6歳若い4・8歳で、ともに低下した。母子世帯の平均年収は、厳しい経済情勢を反映し、同17万円減の212万円だった。

 調査時点で、働いている母親は83%(前回調査比2ポイント減)で、正社員は39%(同12ポイント減)と低下する一方、パートや臨時社員が49%(同11ポイント増)となった。母親の両親などと同居する母子世帯は、37%(同8ポイント増)だった。
(読売新聞) - 1月20日1時41分更新

この記事の後半を読むと、離婚で母子家庭になった母親のうち、17%は職を持っていないし、職を持っている母親の半数がパートや臨時雇いと言う不安定な状況にある。
そんな事を考えると、結婚したから、子供が出来たからといって簡単には職を離れることは出来ないなぁ。
そして、仕事を持っていると、結婚したり、出産したりはでき難い。。。
スパイダルだね。

確かに、離婚が増えた原因の一つは女性にも経済力が付いた事もある。
でも、だからといって女性から経済力、職を奪って、日本の女性の殆どが専業主婦になるなんて実際的ではない。
だったら、子供を持つ女性が働きやすい社会を作るのが早道のような気がする。

少子化の問題では、“産みたくない女性”を産む気にさせる方策ばかり考えられているような気がする。
“子供の居ない家庭に税金”を課す案なんて、どこか方向がずれているように感じるのは私だけじゃないはず。
産みたくない女性は放っておいて、色々な事情で“産みたいのに産めない女性”を支援する方がよっぽど効果があると思うんだけどなぁ。。。

他人の技術を使う責任

Blogのシステムをバージョンアップした。
何でも、spamメールの踏み台にされる危険性があるとか。
とりあえず、パッチを当ててみたけど、外からパッチがきちんと当たっているかどうかをわかる術はないので、それならばとバージョンアップ。
ついでに、テンプレートもいじってみた。
テンプレートは、右側の▼が付いている“Rent Entries”、“Monthly Archives”、“Recent Comments”、“Recent Trackbacks”、“Links”を折りたたんでて、クリックした時だけ見られるようにしてみた。
せっかくコメントを書いてくれたり、Trackbackを送ってくれた人に、それが判りにくくなって申し訳なかったかな。
そうそう、“Recent Trackbacks”の見え方も少し変えて、Trackbackを受けた記事タイトルも見られるようにしたのだった。
此処までするのに、3時間ぐらいかかっちゃった。
思いの外、時間がかかったなぁ。。。
本当は、セキュリティのパッチだけでもよかったのにね(笑)


ところで、最近、ある方の日記を読みに行くと、“MicrosoftのJavaVMがインストールされていない”と言うエラーメッセージが出る。
勿論、そんなものはインストールしていないのだけどね。

このMicrosoftのJavaVMって、MicrosoftとSun Micro systemsがケンカして、Microsoftからのサポートが受けられないシロモノなんだよね。
元々セキュリティ上の問題が色々あるMicrosoftのJavaVMなのに、問題がおきてもパッチは提供されないのよね。。。
まぁ、色々な経緯があって、昨年の9月30日でサポートを打ち切るはずが、2007年の12月31日まではセキュリティ関係のバグ対応のサポートするって言っているけど、Microsoftって、バグでさえ“仕様”と言い切る所だもの、本当のところ何処までサポートしてくれるんだろうね。

で、このJavaVM、当のMicrosoftからはとっくに提供停止になっているのに、Yahooからダウンロードできるのね。
なんだかなぁ。。。
Yahooにしてみれば、自分の所で提供しているサービスの1つ(チャット)が、MicrosoftのJavaVMでしか動かないからという所なのだけど、いいのかなぁ。。。
権利関係は問題ないの?なんて思ってしまうけど、これはれっきとした会社(?)のしている事だからクリアしているんだろうな。
そうでなければ、とっくに訴えられているはずだものね。

でもなぁ。。。
提供元が提供停止にしているものを、自社の都合で提供して責任はもてるのだろうか?
多分、YahooもMicrosoft同様、「自分で入れたソフトは自分の責任で面倒見てよ」というのだろうが、実際問題として、MicrosoftのJavaVMを使っている人がそんなに自分のPCに入っているソフトに関心があるとは思えないんだけどな。。。
多くの人は、“初めから入っていたから”使っているに過ぎないと思うのだけど。。。
で、誰かがYahooの提供するMicrosoft JavaVMを使って、セキュリティ上の被害を受けた場合、Yahooには道義的責任ってないのかしらね。
本来なら、SunのJavaVMに対応するべきなんじゃないのかなぁ。。。
って、いつも、他人の技術を使っていいとこ取りをしているYahooらしいやり方なんだけどね。


さて、SunのJavaも、VMじゃなくてSDKを入れたら例のメッセージはでないらしい。
SDKは必要ないからVMを入れていたのに、SDKを入れたほうがいいのかなぁ。。。
悩みどころ。。。(笑)

口贅沢。。。珍味を食べる

今日はなんだか食欲が。。。(笑)
普段は2食しか食べないのに、朝からお腹が空き、昼もしっかり。
夜はネット友達と渋谷でお食事の予定があるのに。。。

カラスミのクリームパスタ今日の昼食はカラスミのクリームパスタ。
15日にイタリアン・フェスタに行って、カラスミを見て気になっていたのよね。。。
と言うのも、日本でカラスミと言ったらぼらの卵なんだけど、イタリアン・フェスタではマグロのカラスミがあったからなんだけど、これを書くに当たって調べてみたら、日本でも、ぼらの卵の代用品としてマグロの卵を使うこともあるんだって。
それに、イタリアにもちゃんとぼらの卵のカラスミもあるらしい。。。
ちなみに、カラスミをイタリア語ではボッタルガ(Bottarga)と言うらしい。

さて、今日のパスタ。
店の看板に「umai pasta no mise」とあったから期待したのだけど。。。(笑)
何だろう?
パスタそのものは美味しかった。
カラスミもそれだけを食べると美味しい。
クリームソースは可も無く不可もなく。
なのに、その3つが合わさると、何故か塩辛い。
その1つも塩辛いものなんて無かったのに。。。???


さて、夜。
今日は、馬刺しを目当てに、渋谷の熊吉という店へ。
ネット友達が熊本で食べた馬寿司の美味しさが忘れられなくて、もう一度食べたいと誘ってくれたのだった。
今日のメニューは
 ・馬刺三種盛(極上・ヒレ・たてがみ)
 ・地鶏のたたき
 ・野菜サラダ
 ・刺身三点盛 (カワハギ、サヨリ、コハダ)
そして、〆(?)にお目当ての
 ・馬寿司

此処はお酒の種類も多くて、今日呑んだお酒は
 ・恵比寿の生ビール
 ・美少年
 ・魔王
と私の好きなものばかりでかなり満足♪

馬刺しは好物で、長野(志賀や斑尾)へスキーに行くと必ず食べる。
東京では置いてある店は少ないが、こういった“郷土料理”の店で置いてあればかなりの確率で食べている。
以前、生肉はあまり好きではないという人と食べた時にも、彼女も美味しいと言っていたから、癖のない食べやすい肉なんだろうな。
“たてがみ”はネット友達は初めてだったようで、かなり食べにくそうだ(笑)
私も、最近は食べられるようになったが、脂がきつくて初めて食べた時には食べられなかった。

お店の雰囲気も良かった。
掘りごたつ風の脚を下ろせるテーブル席と小上がりがあって、私たちは掘りごたつ風のテーブル席だったのだけど、お客さんはそこそこ入っていたのに五月蝿くない。
デートにいい感じの店だった。
また来よう(^^)


(左)地鶏のたたき(奥は刺身三点盛 左からコハダ、サヨリ、カワハギ) (右)馬刺し
 地鶏のたたき 馬刺し

情熱的に見えるけど、実は温和?

友人のあたしさんの日記に出ていた色に負けない女になりたい?(笑)を見て、やってみた(笑)

COLORSTOLOGY


私の色焦りを感じながらも、明確な使命感を持って生活しています。
明確な意思と情熱をもって願いを叶えます。
情熱的ですが、人に見せない温和な面も持っています。

キーワードは、
 committed:献身的な、 打ち込んでいる、 傾倒した
 dependable:信頼できる、 頼みになる
 driven:追い立てられる、焦燥


情熱的に見えるけど、実は温和?
どちらかというと、逆だと思う人が多いんじゃないだろうか。
でも、私の日記を読む人は私の事を“怖い”と思う人が多いらしいから、当たっているように見えるのかなぁ。。。(笑)

でも、詳細の説明との関連がいまいちピンとこないキーワードだなぁ。。。

画像が無くて残念!

「今日はジャンクに過ごす」と書いた友人の日記を読んで、影響された訳じゃないけど、今日の食事はジャンクだなぁ。。。(笑)

朝は、「小腹が空いた時に食べるスープ」
パスタなのにお湯を入れて3分という手軽さ。
初めて食べたのだけど、3分でこのお味ならいいかな。

お昼は、珍しくケーキ。
普段はあまり甘いものは食べないのに、なんだか無性に食べたくなった。

今日のケーキは、ホテルオークラ、ホテル・ニューオータニでパテェシェをし、テレビ東京の「テレビチャンピオン ケーキ職人選手権」で3連覇したパティシェ、横山氏のお店、ル・パティシェ・ヨコヤマのケーキ。
フレジェとティフィンの2つ。
とっても綺麗なケーキだったのに、写真を間違って消しちゃって残念。
甘すぎず美味しかった。
また食べよう。
でも、ここって並ぶのよね。。。
それが無ければもっといいのだけど、美味しいものは皆食べたいのだから仕方ないか。。。

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