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2008年9月 Archive

八戸の和な海景色を満喫

腹ごしらえも済んだので、ちょっと八戸観光。

先ずは、ウミネコの繁殖地として天然記念物に指定されている蕪島。
なんでも、ウミネコの繁殖地がこんなに人の傍にあるのは、日本ではここだけらしい。

大きな無料駐車場は、半分が海草干しに使われていた。
まぁ、ウミネコも離島してしまった9月は、観光にはオフシーズンだものね。

蕪島神社

蕪島に向かう通りには「音の原風景100選」とあった。
ウミネコの鳴き声を「音」と言うのは、どうなのだろう?

蕪島には蕪島神社があった。
整備されたキレイな神社だったけど、参道の入り口にはウミネコのレリーフと一緒に弁天様のレリーフがあった。
この神社は弁天様が祀ってあるのかな。
彼氏には、「もう弁天様がヤキモチやくような(年齢の)カップルではないよ」って言われちゃった。
でも、ヤキモチって年齢ではなく、仲の良さに妬かれるんじゃないの?(笑)
さて、神社は弁天様もいらしたけど、そもそもは厳島神社だったらしい。
まぁ、厳島神社も女神様だね。

蕪島

蕪島

蕪島から見る海は青く静かだ。とても、外洋とは思えない程。
そして、水のキレイさは、この高さから見ても海の底が見えることからも充分伺える。
いや、しかし、いい天気だ。
台風が長雨前線を刺激して、盛岡まで今にも雨が降りそうな曇り空だったのがウソのようだ。


更に道なりに海岸を目指して進むと、「葦毛崎展望台」という看板が見えた。
展望台というからには景色がいいのだろうと思って、立ち寄り。

海軍の無線基地があったという展望台は視界を遮るものは何もなく、180度以上の海が見渡せる。
地球が丸いのがよく判る。
蕪島からの遊歩道の終点らしいが、ここから先に見える海岸は美しいのに何故此処が終点なのだろう?
ここからキレイな浜を見ながら歩くのだって楽しいだろうに。


種差海岸

種差海岸というと、海辺近くまで天然の芝が生えていると聞いていたけど、白い浜が美しい海岸だ。
それに今は、海水浴シーズンも終わってお客さんが殆ど居ない。
バギーが走っているのは残念だけど、それも不似合いと思えるような静かな海岸だ。
こちらは「新日本観光地百選」、「日本の白砂青松100選」らしい。
日本には白砂青松の浜は数あれど、確かにこんなにキレイな浜は少ないのかもしれない。
余談だけど、私が小学生から中学生にかけて育った場所も、「日本の白砂青松100選」に選ばれている。
私が海好きなのは、キレイな海岸で育ったからなのかな?


さて、そろそろ十和田湖に向かおうか。

夕暮れの十和田湖と湖畔のお宿

今晩の宿泊は十和田湖湖畔の十和田湖温泉。
八戸から十和田湖まではカーナビの案内に従った。
地図を見るのが好きな私は、カーナビに案内されながらも地図を見ながら現在地を確認。
ふと、見ると、地図上に「キリストの墓」とある。
そうそう、青森にはキリストの墓と伝えられるものがあるとは知っていたけど、それがこの辺りなんだ。
そういえば、戸来(へらい)というのはヘブライがなまったものらしいけど、そういう意味ではこの辺に“戸(へ)”と付く地名が多いのもキリストに関係しているのか?
しばらく走ると今度は「大石神ピラミッド」の看板。
キリストの次はピラミッド?此処はどこの国?なんて彼氏は呆れ顔。


八戸から約1時間ほどで、十和田湖近くの山道に入った。
カーナビの案内によると、青森県と秋田県を何度も出たり入ったり。
少し前に十和田湖の中の県境が未だハッキリ決まっていないと聞いたけど、こんなに県境が入り組んでいるならそれも解るね。

十和田の森

道の両側には人の手の入っていない森が続く。
車の中に居てもいい森林浴になりそうだ(笑)
森を抜けると湖が見えてきた。
でも、宿はもう少し先。
そのうち、カーナビが現実の道とは違う道を案内してきた。
?と思いながらカーナビの案内に従うと、また山道。
???
地図を見ると、この先に十和田湖の展望台があるらしい。
もしかして、カーナビ君は、私たちを展望台に案内したかったのか?(笑)

瞰湖台からの十和田の眺め

瞰湖台からの十和田の眺め

逆光なので写真だと暗いけど、実際の眺めは最高。
かなり肌寒くなっているのに、2人してしばらく眺めていたよ(^^)


宿は「湖畔莊」。
カーナビの案内は、ホテルのかなり手前で案内を終了。
カーナビ頼りの彼氏は途端に迷う。
後は、旅行会社でもらってきた地図を頼りに私がナビ(笑)
ホテルに着くと、係りの人が駐車場で待っていてくれた。
どうも私たちが最後の到着客だったらしい(^_^;

湖畔莊というだけあって、本当に湖畔にあって、ロビーのラウンジからもお部屋からも湖面が見える。
お風呂からも見えるのだろうけど、目隠しがしてあって残念ながらお風呂からは湖は見えない(残念)

程よい湯温の温泉にゆっくり浸かって、あぁ~極楽♪
あんまりゆっくりしていて、彼氏は待ちくたびれたらしい。
部屋に戻ると、既にビールを開けていた(笑)

食事が運ばれて来た時に仲居さんにお勧めのお酒を聞くと、聞き酒セットがあるから試して好みのお酒を選ぶと良いとアドバイスされた。

聞き酒セット

杉玉、あさ開、じょっぱりの3種を飲み比べて、あさ開にした。

夕食は秋田と青森の郷土料理というのかな?

夕食

蕗とみずのお浸し
蕗とミズのお浸しは薄味だけどしっかりと味がついていて美味しかった。

海老と根曲り竹
根曲がり竹、大好き。
イカのお造りも流石に美味しい。
豆腐はゴマ豆腐。

キリタンポ鍋

陶板焼き

お鍋はキリタンポ鍋と牛肉の陶板焼き。
キリタンポ鍋は鶏肉は美味しかったけど出汁が薄く固形燃料が足りなくてキリタンポの加熱具合(融け具合)がイマイチ。
陶板焼きは“陶板”ではなく鉄板。流石に南部鉄器の土地だね。
でも牛肉は臭いと歯ごたえがイマイチだったのが残念。
茶碗蒸しはお昼のお店の方が美味しかったかな。
でもそうは言っても、総じて満足できるものだったよ。

稲庭うどん

お食事は稲庭うどんの他にご飯。
汁物はホタテのイチゴ煮。
量が多すぎて、かなり残しちゃった(^^ゞ

早朝の陽に輝く十和田湖畔

流石にナトリウム泉は身体が温まる。
夜中を過ぎても身体が熱くて布団を着ていられない程(^^ゞ
でも、布団を剥ぐ訳にもねぇ。。。
汗をびっしょりとかいて目覚めたのは5時過ぎ。
夕べは21時過ぎに寝たから、ちょっと寝すぎ?(笑)

外では散歩をする人がちらほら。
皆さん、ずいぶん早くから活動しているのね。。。なんて思いながらもぐうたらな私は散歩ではなくお風呂へ。
お風呂に入って汗を流すと、お腹が空いてきた。
いや、健康♪


朝ごはん

ホタテの卵とじ
朝ごはんはハタハタの干物、山芋のとんぶり乗せ、茸味噌、宝袋の煮物と、ホタテの卵とじ。
珍しい事に2膳も食べちゃったよ。
ちょっと食べすぎ?(^^ゞ

食後の腹ごなしに湖畔の散歩。

十和田湖 恵比寿大黒島


朝の十和田湖は流石に寒い。
私は厚めのジャケットを着ていたけど、Tシャツに薄いシャツをまとっただけの彼氏はちょっと寒かったようだった。
寒さの証拠は、前方に見える恵比寿大黒島かな。
ほんの少しだけど、紅葉が始まっているのが見える。

十和田湖 恵比寿大黒島

今日もいい天気。
寒いけど、陽の光は強い。
木の陰がこんなにくっきり。
まるで真夏のようだね。

十和田湖 恵比寿大黒島

観光船がやってきた。
未だ8時前だというのに、こんなに早くから営業しているのね。

観光船は水を連れているかのように、静かな湖面を走っていく。

十和田湖

やや時間差があって船に引っ張られた水が波となって湖畔に届く。
その小波が岸辺の砂を叩く音が大きくて、周りに居たおばさんたちが驚いていた。

さて、十和田湖と言えば乙女の像。

乙女の像

乙女の像

乙女と言うには、ややおばさんチックな体形の女性2人の像。
高村光太郎の作らしいけど、光太郎ってこういうふくよかな女性が好きだったのかな?

柱になった岩

こちらは、乙女の像の傍にあった「柱になった岩」

「熊に注意」とは書いてあるけど、木漏れ日が気持ちの良い森の小道を歩いて十和田神社に出た。

十和田神社

十和田神社は立派な社殿を持つ神社だ。
画像ではよく判らないけど、壁の彫刻が見事だった。
こんな奥まった場所に、こんなに立派な神社があるとは思わなかった。
案内を読むと、坂上田村麻呂が日本武尊を祀ったのが始まりとあった。
この神社も大和朝廷の侵略の証なのだな。

のんびりと小1時間程歩いてホテルに戻る。

ホテル外観

中にいるとこじんまりしたホテルのように思えたけど、意外に大きなホテルだった。

駐車場のナナカマド

こちらは駐車場のナナカマド。

奥入瀬の渓流を満喫♪

さて、今日は奥入瀬渓流。楽しみ♪


奥入瀬渓流は車の通る道路の傍にある。というか、渓流のすぐ傍に道路が作られているのだけど。
運転している彼氏には申し訳ないけど、私は車窓からみえる渓流を楽しむ事が出来る。
そして先ずは銚子大滝で車を停める。

事前に駐車場があることは調べてはいたけど、駐車場は車が数台停められる程度。
そこに大きな観光バスが停まっているのだから他に停められる車の数は限られる。
今日が平日でよかった。
オンシーズンではないとは言え、休日だったら此処で車を停めるのは難しかっただろうと思う。


銚子大滝

遊歩道の脇を滝が落ちる。
こんなに近くで滝を見たのは初めてかもしれない。

銚子大滝

少し降りると、ほぼ正面に滝を見ることが出来る。
これで、幅20m、高さ7mという。
もう少しカメラの腕が良ければ、観光ポスターのような写真が撮れるのかな?
でも、未だ陽がそれほど高くないからムリか(笑)

奥入瀬渓流

滝を背にすると、苔むした橋。
多分、この橋を反対側(下流側)の景色はポスターで見たことがあるはず。

奥入瀬渓流

少し歩くと、こんな流れ。
まるで山の奥深い場所のようだけど、これが車道のすぐ脇にあるのだから、なんとも不思議。
ま、確かに山の奥深い場所ではあるんだけどね(笑)
奥入瀬渓流

これは、朝の光でなければ見られない光景だろうね。
ちょっと、得したかも(^^)


車の中から九段の滝を見つけたのだけど、大きな観光バスが場所を塞いでいて、駐車スペースがない。
泣く泣く(?)諦めて次の白糸の滝を探すも見つからず。。。(>_<)
しばらく走ると、雲井の滝。
結構来ちゃったかもしれない。

雲井の滝

此処には駐車スペースはあったけど、観光バスは居らず。
この滝はそれほどメジャーではない?
でも、落差30m、2段、否3段のの滝は見ごたえがあった。
そして、涼しい。
こんなに天気がいいのに、空を木々に覆われているせいか涼しい。


更に進むと、左手に駐車場でもないのに車が停まっている場所があった。

九十九島

此処は九十九島というらしい。
滝があって、苔むした大きな岩が島のようにも見え、九十九島と言われるのも頷ける。
この先には、よくポスターで見かける阿修羅の流れがある。

阿修羅の流れ

さすがに“名所”。
1番良い場所の前でカメラを持っている人が順番待ちしている。
並んでまではイイやと思う私たちは、脇で写真を撮った。
彼氏ったら、携帯電話のカメラで20枚近くも撮ってるし(笑)


それなりに観光客は居るにしても、こんなに好きなように車を停めて写真を撮れるなんて平日に来られたこその贅沢な幸せ。
楽しかった。

江戸時代が残る街で新しい味

さて、次は何処へ行こう。
未だお昼前だから、ちょっと遠くまで足を伸ばすのもよし、今は11時過ぎなのでこの辺りで食事をするのもよし。
情報収集のために、「おいらせ渓流観光センター」と書かれた建物に入る。
彼氏は此処で娘ちゃんへのお土産に、ご当地キティを大人買い。
娘ちゃんは幼子ではなく、もう就職して立派にお給料をもらっている大人よ。
本人も「娘に大甘なバカ親」と苦笑いしていたけど、ホントだよ(笑)


昼食は足を伸ばして黒石の汁焼きそばを食べる事にした。
って言っても、黒石までは車で1時間半以上かかる。
朝ごはんを沢山食べたから、少しぐらい昼食時間が遅くなっても我慢できるし、いい天気だからドライブもイイよ(^^)

奥入瀬から酸ヶ湯温泉方向へ向かう。
実は今日の宿は酸ヶ湯温泉。

八甲田の森

途中の山道は、今日もこんな森の中。
昨日の十和田湖に向かう森とは明らかに木の色が違う。
昨日も今日もブナの原生林だというのに、木の色が違うのは何故なのだろう。。。?
それでも、こんな山の中にあるなんて、これでは確かに酸ヶ湯は秘湯だね。
車がなければこんな所にはこられないもの。。。

酸ヶ湯温泉を通り過ぎてしばらく走ると城ヶ倉大橋に出る。

城ヶ倉の谷

城ヶ倉の谷

上路式アーチ橋としては日本一の長さをだという城ヶ倉橋は、橋の中央から渓谷までの高さは122m。
高い所が好きな私でも、橋から渓谷を覗いた時には膝が震えた。
欄干があるにも関わらず、思わず歩道の車道側を歩いちゃったよ(^_^;


黒石で汁焼きそばを食べようと彼氏に提案した時は、彼氏も「汁焼きそばって何?ご当地焼きそば?」と思ったようだった。
しかし、これは焼きそばなのだろうか?

汁焼きそば

豚肉やたまねぎ、キャベツと言った、焼きそばの具としてはオーソドックスな具材が入ったソース焼きそばに、カツオと煮干の醤油味のスープが張ってあって、更に“具”としてマイタケと海老のテンプラが乗っている。
画像だけ見ると日本食のお蕎麦のようだけど、食べてみると、確かに焼きそばなんだよね。。。(笑)

今日入った「蔵よし」というお店では限定1日20食という汁焼きそばは、食べ始めは焼きそばで、食べ進むにつれてお蕎麦になってくるという不思議なものだったよ。
テンプラが美味しくて、さすがに和食のお店という感じ。
でも昨日に続いて今日も“和風ファミレス”のようなお店で、テンプラもお寿司も焼肉もあるというお店。
汁焼きそばを食べながら、私たちはラム肉の串焼きまで頼んじゃった。

ラム肉の串焼き
美味しかったけど、今日も食べ過ぎ。。。(^_^;


食後の腹ごなしに、蔵よしから歩いて5分ほどの処にある“こみせ”を散策。
“こみせ”とは和製アーケードの事。
藩政時代のこみせが残っているのは珍しいとかで、此処の数10mは「日本の道100選」になっている。

で、このアーケードは雪よけ、日差しよけと言うことらしい。
八戸では庇が短く傾斜の浅い屋根の造りを見てこの辺りは雪が少ないのか?と思ったのだけど、日本海側と言える黒石は雪が多いのだろうね。

黒石のこみせ

写真の1階の軒先から延びて歩道部分を覆う屋根が“こみせ”で、なんでも、この歩道部分も私有地なのだとか。

黒石のこみせ

軒先に当たる部分には掘割というか水路がある。
雪が融けて、丁度この水路に落ちるのだろうね。合理的だね。

黒石のこみせ

こみせ通りの両端には「菊乃井」、「玉垂」という大きな造り酒屋。
彼氏は「玉垂」しか気が付かなかったのか、「玉垂」の大きな酒林が気に入ったのか、「玉垂」を見てみたいという。
勿論、私には異論はないよ(^^)
この酒林は直径2m、重さ1.1トンらしい。
なんというか、1トンもの酒林を吊り下げられる(耐えられる)屋根がすばらしい!

彼氏がお酒を見ていると、お店の人が「この家は釘を1本も使っていないのですよ」と教えてくれた。
お店の人のお言葉に甘えて、中を見学させてもらった。
といっても、奥まで全てではなく、酒蔵の手前まで。
それでも、旧式のテレビがある茶の間は今も“暮らし”の場だとか。
しかし、こんなに天井が高いお家では寒いだろうな。。。

酒蔵の中

釜

っていうか、お酒を作る場所では、独特の匂いがする。
酒麹が家に住み着いているのだろうね。


さてさて、この「こみせ通り」。。。
確かに風情はあっていいのだけど、観光拠点とするにはイマイチ物足りない。
通りも数10mだし、「こみせ」が残っている家は23件しかない。
滋賀県の長浜のように、後から付け足して“なんちゃって”にしてでも、それなりの規模にして飲食店などを出した方が観光客を呼べるのかもしれない。
でも、“なんちゃって”にしたら、“藩政時代からそのまま残る”という部分でウソになってしまうか。。。
難しいね。
でも、それでも、これだけではインパクトに欠けるのは事実なんだよね。。。

混浴の秘湯、酸ヶ湯温泉

黒石を後にして酸ヶ湯温泉に向かう。
といっても、これから直行するには時間が早すぎる。
とりあえず、途中で「津軽こけし館」に寄ってみる?
地図を見ると、近くに「津軽伝承工芸館」もあるらしい。

黒石市街から30分ほどの処にある「津軽こけし館」と「津軽伝承工芸館」は同じ敷地内にある。
あぁ。。。でも、これって。。。(^_^;
こけし館の方はこけしに全く知識のない私でもそれなりに楽しめたけど、伝承工芸館はイマイチというか、全然魅力のない場所だった。
そうそう、こけし館では、棟方志功などと並んで晋三君や百合子ちゃんが絵付けをしたこけしが展示されていた。
このセンスには、ちょっと。。。(^_^;


さて、酸ヶ湯。
酸ヶ湯温泉は酸性硫黄泉。車で近くを通るだけでも強い硫黄の臭いを感じる。
鼻が悪くて普通の人より臭いを感じにくい私でさえ解るのだから、相当な臭いだと思う。

チェックインするには時間が早いので、旅館を通り過ぎて「まんじゅうふかし」という場所に言ってみる。
近くには「地獄谷」もあって、いかにも“温泉地”の雰囲気。

饅頭ふかし

饅頭ふかし

で、「まんじゅうふかし」というのは、源泉から沸く90度近いお湯を通した“ベンチ”に座ることで、身体を温められる場所。
彼氏は座らなかったけど、子宝にも効果があると言うことで(?)私も座ってみた。
何だか、じわっと温かくて、冷え性には効きそうよ(^^)

“ベンチ”の下を流れるお湯は川に流れされているようだけど、それとは別にパイプが川にそって敷かれている。
これって、酸ヶ湯温泉に届いているのか?それともキャンプ場に?


さてさて、いよいよ、今日のメインイベントの酸ヶ湯温泉へ(笑)

酸ヶ湯温泉

酸ヶ湯温泉

酸ヶ湯温泉は四万温泉、日光湯元温泉と共に、国民保養温泉地の第1号に指定された湯治場で、この旅館は湯治場という性格のまま旅館部と自炊部という2種類のタイプの部屋/サービスが用意されている。

宿にチェックインして部屋に案内される途中、日帰りのお客さん(年配の女性)が私たちを案内してくれた仲居さんに「混浴だなんて知らなかった」とくってかった。
「私は混浴が恥ずかしい年なのだから、ハッキリ書いてくれないと困る」というのを聞いて、彼氏は「誰も見ない年頃」と思ったらしい。
ちょっと、イジワル(苦笑)
でも、お風呂の入り口にハッキリと「女性専用の時間は~」と書いてあるのだから、それ以外の時間は男性専用か混浴だと思うのが当たり前。
女性専用時間でもないのお風呂に飛び込んで、「お風呂に男が居た」と言うのは何だかね。


館内は、古いけどよく手入れされた、気持ちの良い空間だった。
難は、廊下を歩く足音や隣の部屋の話し声がマル聞こえな事。
これじゃ、彼氏とラブラブな会話もできない(笑)

部屋に荷物を置いて、先ずはお風呂。
彼氏はメインの「ヒバ千人風呂」へ。
ヒバ千人風呂とは、先の彼女が怒っていた“混浴”のお風呂。
ヒバ千人風呂では洗い場はないというので、私は洗い場のある女性専用風呂へ。
身体を洗いたかっただけでなく、混浴に多少の抵抗があったのも事実なんだけどね(笑)


私は硫黄泉にはあまり強くない。
長い時間、お湯に浸かっていることができなくて、直ぐに湯当りしてしまう。
だから、身体も充分には温まらないのよね。。。
で、お風呂から上がって部屋で少し休んでいると身体が冷えてきたのと、夕食まで時間があったので、もう1度お風呂へ。
外来の受付が終わっている時間だったのと、早い人の夕食が始まっている時間だったので、今度は混浴の「ヒバ千人風呂」へ。

「ヒバ千人風呂」は広さ180畳という大きな浴場で、「冷の湯」、「熱の湯」、「四分六分の湯」、「打たせ湯」の4つのお風呂があって、流石に千人は入れない。頑張って100人かな(笑)
宿泊客向けに女性専用時間が設けられているけど、基本は混浴。
それぞれの湯船の中央当りに境界線が設けられている。

予想通り、お風呂はかなり空いていた。
さっき彼氏が入った時には、男性、女性、合わせて30人ほど入っていたらしいけど、今は女性2人と子供2人と男性が4人。
女性の1人と子供、男性1人はファミリーで、奥さんは入ったのはいいけど出るのに躊躇していた。
私は脱衣所からそのまま「四分六分の湯」に入ったけど、彼氏は「熱の湯」に入っていた。
う~ん。。。此処から出て湯船を移るには勇気が要るなぁ。。。と思っていたら、彼氏がこちらにやってきた。
彼氏は“一緒に湯船に浸かれるような雰囲気ではない”と言っていたけど、せっかく混浴に入ったのなら一緒に湯船に浸かりたいよね(笑)
男女の境界を示す“線”を挟んで2人でお湯を楽しんだ。

彼氏によると、「熱の湯」より「四分六分の湯」の方が湯温が高いらしい。
いつもなら湯船の淵に座って身体を冷ますのだけど、此処ではちょっとね。。。
湯当りも心配だったから、「熱の湯」には浸からずに「ヒバ千人風呂」の雰囲気を味わっただけで、退散(^^ゞ


晩ごはん

秘湯の1件宿と言うことで食事にはあまり期待はしていなかったのだけど、夕食はイイ意味で期待を裏切る美味しい食事だった。
右奥から時計回りに、ローストビーフ(香味野菜乗せ)、粕漬け鮎の焼き物、ホタテの焼き物(多分これが“お造り”代わり)、デザートのりんごのコンポート、大根のお漬物、先付け、子持ち昆布、茸のお吸い物、茶碗蒸し、ゴマ豆腐、シャコ、蟹、菊の花の酢の物。

先附

先附のお皿は焼いた茗荷と蒸しマグロのとろろ巻き、根曲がり竹のテンプラ、海老(?)のベーコン巻きと胡瓜。
これだけでもお酒の肴になる。

焼きホタテ

ホタテの焼き具合はミディアムレア。
お造りではないけど、これが多分お造り代わり。
でも、焼いた事で甘味がまして、ホタテが美味しくいただけた。

汁物

汁物の具は茸と湯葉に巻かれたお蕎麦。
酸ヶ湯温泉は売店のお蕎麦が有名らしいけど、それだけではなく、こういう手の込んだお料理って家庭料理ではなく料理人のお料理。
こういう“手”の込んだお料理を食べられるのは嬉しいね。

岩魚の骨酒

こちらは彼氏が私の為に頼んでくれた「岩魚の骨酒」
彼氏と骨酒を一緒に飲んだ事はないけど、以前、私が“岩魚の骨酒が美味しい”と言った事を覚えていてくれて、私が好きなのだろうと頼んでくれた。
本当は予約が必要だったようで、仲居さんもちょっと困った顔をしていたけど「用意します」と言ってくれた。
っていうか、こんなに彼氏が私に気を使ってくれるなんて、まるでこの旅行は彼氏の私への接待旅行のようだね。

酢の物

酢の物は、シャコとズワイ蟹の足、炙ったサーモンで巻いた菊花を三杯酢で合えたもの。
シンプル、素朴だけど、美味しい。

鮎の粕漬け

鮎は粕漬けにしたものを焼いて出してくれた。

どのお料理もプロの手が入っていて、旅行でなければ食べられないものだった。
いや、今日は温泉メインだと思っていただけに、お料理で裏切られたのは嬉しい誤算。
今日も大満足♪

意外性を楽しむ

今日も夜明け前から目覚めた。
というより、殆ど眠ることが出来なかった。
十和田温泉とは違って、硫黄泉の酸ヶ湯温泉では私自身がお湯に浸かっている時間が短かったせいか、なんとなく身体が冷えていて眠れない。
隣の部屋のオジサン(多分)が、夜中に何度もお風呂に行く音も眠りを邪魔して、更に眠れなかったのかも。

酸ヶ湯温泉は居室以外は館内撮影禁止。
って、わざわざ書かれて居るのは、お風呂を写すような人がいるのだろうね。
館内にはプロスキーヤーの三浦敬三氏の写真が飾ってあって、「混浴を守る会」の入会依頼がある。
混浴マナー云々以前に、(混浴の)お風呂を写真に撮るのは常識的にありえないでしょ。

今日も朝からお風呂。
といってもこの時間では千人風呂は混んでいそうだったから、私は女性専用のお風呂へ。
お風呂は混んでいた。
女性専用風呂でこんなに混んでいるなら、「ヒバ千人風呂」はかなり混んでいるだろう。
こちらに来て良かったかな。

こちらのお風呂に入っている人の話しを聞くともなしに聞いていると、「熱の湯」がいいらしい。
う~ん、昨日、「熱の湯」に入らなかったのはちょっと勿体無かったかな(^_^;
でも、今更、「熱の湯」に入るために「ヒバ千人風呂」には入れないしなぁ。。。

お風呂上りに温泉の分析表を見ていて、「メタホウ酸」と書いてあるのを「メタボ ウ酸」って読んじゃった。
メタボの自覚あり?(^_^;

朝ご飯はバイキングだった。
夕べの食事の満足度に比べると、朝ごはんはイマイチ。
朝から、酢豚は食べられない。
レタスとスクランブルエッグ、茸の海苔和えと納豆、お味噌汁の朝食。
危うく食べ過ぎそうになったけど、かろうじて踏みとどまった(笑)


朝食後の予定はなにも決まっていなかったけど、とりあえず八戸方面へ。

道の両側は黄金色に色づいた稲穂が垂れている。
秋の風景だね。
でも、今年は8月半ば~9月にかけての天気がイマイチだったから、作柄はあまりよくないのかもしれない。。。


今日は、夕べ地図を見ているときに彼氏のアンテナに引っかかった「十和田現代美術館」。

十和田現代美術館

現代アートは観る者の想像力や感性を試すものが多いけど、ここもそういう面がある。
館内に入って先ず大きなおばさんの人形があってビックリさせられて、その後は促されて階段を上って屋上へ。
階段から屋上にかけての絵は、見方によっていかようにも解釈できるような絵だった。
ただ、「ミラー(Mirror)」というタイトルの意味は読み取れなかった(^_^;
韓国のアーチストの「メモリー・イン・ザ・ミラー」という作品は面白かった。
鏡を覗く人を鏡の裏側からみるという映像作品だった。
鏡の中だけでなく、鏡の前(見る人の側)に置かれている水槽の魚も入ったり消えたり、テーブルクロスもシーンによって柄が変わる。
細かいところまで配慮が行き届いたいい映像だった。
日本人アーチストの「ザンプランド」という作品も意外性が面白い作品だった。
他にも触れられる作品があった。
美術に興味の薄い人でも知っているアーチストという意味では、オノヨーコさんの作品もあった。
彼女も独特の感性の持ち主だよね。

彼氏も私も現代アートには明るくはないけど、この美術館は結構楽しめた。

八戸の宝

芸術作品を堪能したあとはお腹を満たすことにして、八戸の「八食センター」へ向かう。
八食センターは一般のお客さんも買い物出来る八戸の市場で、場内には飲食店もある。
市場部は今日は定休日だったけど、飲食店は開いていた。
有名なおすし屋さんもあるらしいけど、私たちはグルメ案内に載っていた八戸の「八食センター」の「いちば亭」にした。
お店の前に張ってあった、イクラうに丼の写真に惹かれてね(笑)

店内は明るく、ショッピングセンターのフードコートのようだったけど、カウンターの中では女性の板前さんがお寿司を握っていた。

イクラうに丼

私は勿論、イクラうに丼を頼んだ。
イクラもウニもイカ同様、八戸の宝だね(^^)
ご飯が見えない程に贅沢に乗ったイクラとうにに大満足。美味しかった~
でも、今日も食べすぎ(^^ゞ
これまで温泉旅行に行くと必ず体重が減っていたのに、今回は間違いなく増えているだろうな。
彼氏にも、お腹を減らせ(痩せろ)といいながら、結構食べさせてるなぁ。。。と言われた(^^ゞ
美味しいものをこんなに食べていたら痩せないよね(笑)

メタボ解消(?)のために、八戸駅近くの櫛引神社へ。
ここも大きな神社だ。

櫛引神社(神門)

一の鳥居から神門までの参道の長さもさりながら、神門も立派なものだ。

櫛引神社(拝殿)

入母屋造りの大きな拝殿の後ろの本殿、末社の春日社、神明舎はどちらも国の重要文化財で、小ぶりながらも細緻な彫刻が施された立派なものだ。

櫛引神社(神明社)

国宝館には、これまた立派な鎧兜が飾ってあった。
“国宝”を乱発した反省で昭和29年に制定された法律で改めて国宝に指定されたという、2体の鎧兜と重要文化財の4体の鎧。
国宝はどちらもキレイなモノだったけど、赤糸威鎧(あかいとおどしよろい)の金色の装飾がキレイだった。
しばらく見入ってしまった。
帰りに社務所で彼氏が私の干支のお守りを買ってくれた。
旅行の記念だね(^^)


帰りの新幹線で、彼氏に「3日間の天気(晴天)と、タバコの臭いを嫌がらずに付き合ってくれてありがとう」と言った。
私も楽しい旅行をありがとう。
旅行中は車での移動だったので、昼間はビールを飲めなかった。
このビールが旅行中の初めての“昼間のビール”。楽しかった旅行へ乾杯。
いい夏休みだったね。




Continue reading

日本の経済の行方は?

リーマン・ブラザーズが破綻した。

テレビでは自民党の総裁選のニュースを放送している。
自民党の総裁選を放送するなら、「この局面で日本がいかに行動すべきか?」を問うのがイイ。

経済通、経済政策通といわれた馨ちゃんでさえ、この局面を「蜂が刺した程度」と言い放った。
本当なのか?
今の日本の金融がアメリカと同時に沈むとは思わないけど、「蜂が刺した」と言うのは違う気がする。
大げさに言い過ぎるの如何なものかな?と思うけど、もう少し分析して話をして欲しいな。
馨ちゃんは次の総理大臣候補とも言える自民党総裁候補で、他の候補者とは違って現役の日本経済の舵取りを担当する大臣なのだから。


「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪を引く」と言われるほど脆弱な日本経済が、アメリカの“風”を「風が吹けば桶屋が儲かる」とするチャンスにもなるかもしれない。
風邪をひくのか、桶屋になるのか、総裁選の候補者が経済政策へのビジョンを語るにはいい機会だと思うのに、誰も真剣に向き合おうとしないのは5人も居る候補者が全てが経済オンチということなのだろうか?


何故、今更、慌てる?

旅行中、リーマン・ブラザーズの破綻のニュースを聞いた。
破綻が発覚したのが日本では休日だったけど、翌日にはNYの株価の下げをコピーする形で東証の日経平均が600円の大幅下げだった。
翌日もNYをそのままコピーしたかのような反発だったね。


株価はともかくとして、証券会社ではリーマン関係で利払いの停止があって、大騒動だったらしい。
なんだか、90年代の南米の金融危機を思い出す。
あの頃はデフォルト(支払停止)続出だったものね。。。


一部MMFに元本割れ発生=リーマン破綻で異例の事態-米」
9月19日14時30分配信 時事通信

 【ニューヨーク18日時事】米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻(はたん)したことを受け、18日までに、同社の社債を運用対象にしていた米金融商品MMF(マネー・マーケット・ファンド)の一部に元本割れが発生した。MMFは低リスクで換金性が高い投資商品として人気があり、元本割れは異例。これをきっかけに、米国ではMMFの解約や、MMFの運用先をより安全性の高い国債に切り替える動きが強まった。
 元本割れを起こしたのは、米資産運用会社リザーブ・マネジメントのMMF。預かり資産の一部を額面7億8500万ドルのリーマンの社債に投資していたが、同社の破綻で無価値になった。これに伴い、MMF1口当たりの価値が0.97ドルとなり、基準価格の1ドルを割り込んだ。 最終更新:9月14日16時53分
最終更新:9月19日14時34分


MMFなんて安定した分配を確保するために債券を中心に短期売買で運用しているけど、短期運用だからこそ利回りの高いサブ・プライムローンのような債券も運用に組み入れていたのかな?
まぁ、MMFだって、所詮投資信託。
元本割れがあっても不思議ではない。
(理由は違うけど)日本の中国ファンドだって元本割れしたことがあるのだから、MMFだって元本割れしても不思議ではない。
今更慌てることはないと思うな。

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