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悠遊 風まかせ

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2003/07/29

夜の大人の楽しみ、セーヌ川クルーズとムーラン・ルージュのショー

ホテルのレストランは朝食しかサービスしないので、夕食を摂る為に街に出る。
でも、あまり食欲は無い。
ツアーの集合場所近くのカフェで何かを食べようと思い、取りあえず向かう。

カフェツアーの集合場所はルーブル美術館の傍の広場。
観光地だからなのかな。。。
入ったカフェはそんなに安くはない。
ワインを呑みたかったけど、メニューを見るとハーフボトルが最低単位なので躊躇。。。

夕食のボロネーゼこの後船に乗るのに、酔っ払ってちゃまずいよなぁ。。。
と思ったのだけど、試しに聞いてみたら(初日には聞くことすら出来なかったから、進歩した? 笑)グラスでのサービスがあるというのでロッソのグラスワイン2杯とスパゲッティ・ボロネーゼを頼んだ。
出てきたスパゲッティは。。。麺は、昔給食で食べたソフト麺の様に太い。
そして柔らかそうだ。。。食べてみると見た目の通り(笑)
ガイドブックには、“イタリアン”はパリより日本で食べた方が美味しいとあったけど、本当なのかも。。。(^_^;
日本人は海外で現地の食事が合わなくても、中華とイタリアンだけは食べられるって言うけど、これはいただけないな。
この店だけの問題なのかパリ全体なのか判らないけど、そういえばこの前エッフェル塔で食べたピザも不味かった。。。
街中には至る所にイタリアンの店があるのに、みなこんなモノなのだろうか。。。?
上にかかったチーズは美味しかったけどね(笑)



時間ピッタリにツアーの集合場所へ。
それでも未だ半分も集まって居ない。。。
日本人は結構時間に正確だけど、他の民族ってあまり時間に正確ではないようだ。
そういえば、今日のツアーはガイドが英語で日本人は私独りみたい。。。
って、日本語ガイド付きで無い事は知っていたけどね。

ツアーバスに連れられてエッフェル塔の真下にある乗船場で船に乗る。
と言っても、船に乗るのにまた行列。。。
ツアーとは言っても、バスが付いたら直ぐに船に乗れるわけではない。
一般のお客さんと一緒に列に並んで、順番を待つ。

船は隅田川を走る水上バスの雰囲気で、乗ると船の係りの人がフランス語と英語、スペイン語で諸注意を話す。
勿論、私には判らない(苦笑)
その内、「日本人は居ますか?」と聞かれたので手を上げたけど、気が付いてもらえなかったらしい(笑)無視された。。。(^^ゞ
周りの人たちに、“(日本人は)君、独りみたいだね”と言われた。
ツアーだけでなく船でも独りなのか。。。

船は観光客相手のモノだから、船の運航に従ってガイドがある。
船の各席に付いたオーディオガイドの様なもので、チャンネルで英語、フランス語、スペイン語他で行われるガイドを選ぶというもの。
日本人が居る事を気づいてもらえなかったので、日本語のガイドがあるのか?あったとしてそれが何番なのか?がわからずに、暫くは英語のガイドを聞いていた。
周りの人たちにも“日本語ガイドが何番か判る?”と聞かれたけど、私も勿論わからなかったし、日本語を話すわけでもない彼らにもわかるはずも無い。
私が「わからない」と言うと、「気の毒ね」と言われただけ。
彼らがそう聞くからには日本語のガイドもあるのだろうとチャンネルを触っている内に日本語のガイドが7番だという事が判ったので、後は快適なクルーズだったわ(笑)

船は、エッフェル塔の下から、パリで一番美しいといわれるアレクサンドル3世橋、ルーブル美術館、シテ島へと川を下り、サン・ルイ島で折り返す。

順に、アレクサンドル3世橋、ポン・ヌフが2枚、ノートルダム寺院、オルセー美術館、ブルボン宮。
アレクサンドル3世橋ポン・ヌフポン・ヌフノートルダム寺院オルセー美術館ブルボン宮

エッフェル塔約1時間のクルーズを終えると、辺りは暗くなってきた。
エッフェル塔もライトアップされ、10時の時報代わりのイルミネーションが輝いている。
橋々で写真を撮っていた私に周りの人がエッフェル塔を写すなら席を替わるよ(エッフェル塔は私の席の反対側)と言ってくれた。
自分たちだって見たいだろうに親切だね(^^)
でも、このイルミネーションはこの前見たからイイわ(笑)

 セーヌ川クルーズの写真はこちら



ゴディバ再びツアーバスに乗って、ムーラン・ルージュへは行かない人たちを各ホテルに下ろしながらムーラン・ルージュへ。
途中、GODIVのショップの前で停まったので、オノボリさんは思わずパチリ(笑)



ムーラン・ルージュでは1回目のショーが終わって人が出てきている。
昨日のツアーで一緒だった女の子が1回目のショーを見ているはずなので、目で探したけれど判らなかった。
1回目のショーはディナー付きで130ユーロ(約18000円)。
ジャケット・ネクタイ着用のディナーには興味もあったけど、それでも2万円も払う気にはなれずに私はセーヌ川クルーズのコース(82ユーロ)にしたのだった。
それにしても場所柄か、なんとなく退廃的な雰囲気が漂う。
安っぽいネオンの飲み屋やsexショップが並んでいる。
治安がよくないと言うのも判る気がする。

ムーラン・ルージュムーラン・ルージュロートレックのポスタームーラン・ルージュの中

ムーラン・ルージュに入ると、中は一面赤。
って、“ルージュ”だものね(笑)
で、流石にショービジネス。
私はカメラが入っているようには見えない小さいバッグしか持っていなかったので荷物検査は受けなかったけど、殆どの人が荷物検査を受けてカメラを取り上げられて居た。
これじゃ、カメラを持っている私でもショーの間に写真を撮ることは出来ないね(^_^;

ギャルソンに席に案内され、シャンペンを振舞われる。
同席したのはアメリカ人の家族。お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、両親と成人した(アルコールの入っているシャンパンを飲んでいた)娘。
お祖父ちゃん、お祖母ちゃんは奥さんの両親のようで、旦那さんが気を使っているのが見て取れた(笑)
何処の国でも一緒なのね(笑)
ついでに、偶々相席した私にまで気を遣ってくれて、旦那さんは大変だったろうな(笑)

歌と踊り、手品や影絵など、ショーは楽しかった。
フランス語が解れば歌詞の内容や寸劇も、もっと理解できたのだろうけど、解らないままでも私は楽しかった。

フィナーレは、宝塚の大階段の様な階段を使ってのショー。
そういえば、宝塚もフレンチカンカンってやってたなぁ。。。
歌や踊り、レビューは宝塚レビューとよく似ているのだけど、大きく違うのは衣装(笑)
男性観客向けに(?)バストの処が何もない衣装を着けている。
踊りに合わせて動くバストを見ていると、バストは脂肪ではなく筋肉の一部なのねなんて思ってしまった(笑)

夜中の1時過ぎにショーが終わり、ツアーバスに送ってもらってホテルに着いたのが2時ごろ。
ホテルの玄関は鍵が閉まっている。
呼び鈴を押してホテルの人に開けて貰ったかど、事前に言っておけばよかった。
寝ている処を起こしてしまってごめんなさい。。。m(__)m

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2003/07/29

広いオルセー美術館で近代芸術を満喫

次はオルセー美術館を目指し、地下鉄に乗る為にマドレーヌ教会へ向かう。
マドレーヌ教会最後の審判
マドレーヌ教会はオペラ座から5分程度。
ガイドブックでの扱いは小さいけど、建物の規模は大きく、コリントン様式の柱が美しい教会だ。
ここでは写真だけ撮って地下鉄でオルセー美術館へ。

 マドレーヌ教会の写真はこちら



オルセー美術館の個人用入り口は入場券を買う人の列が長い。
此処に来るなら、別の処でカルトミュゼを買ってきた方が良さそうよ。
カルトミュゼなら、この列に並ぶ必要はないものね。

まぁ、今は15:30で今日は18:45まで開館だから時間はたっぷりあると思って悠長に構えていたのが大間違い(苦笑)
昔の駅舎を改築したこの美術館、建物が大きいだけではなく、展示品の数も膨大。
入り口で日本語の案内パンフレットを貰い、日本語のオーディオガイドを借り、1Fの彫刻のフロアを見ただけで唖然。。。

オルセー美術館の時計1F彫刻展示室

日本でいくら大きな美術館と言っても、1時間も居れば殆どの展示物を見ることが出来る。
ここでは。。。
広い建物を小さく仕切って、壁と言う壁に絵が飾られ、通路には彫刻が展示される。
その様は“処狭し”という表現が本当に当っている。
とても3時間では見切れない事は、直ぐに見て取れる。
仕方が無いので、割り切ってポイントを絞って見ることにした。

それでも、美術の教科書に載っていたり社会科の教科書に載っているような絵画や彫刻がそこらじゅうにあって、目移りがする(笑)
それになんと言っても、彫刻も絵も手に触れられるような距離にあるのが楽しい。
勿論、触るなと書いてあったけど。。。触らなかったけど。。。触ってみたかった。。。(笑)

オランピア 家族の集い地獄門ウゴリーノとその息子たち日傘の女性

展示室内にはベンチもあって、座ってゆっくり眺める事も出来る。
美術学校の生徒だろうか、床に座って絵画や彫刻をスケッチしている人も沢山居る。
こんな風に、美術品を身近に感じられる環境があるのは、それが好きな人にはたまらないだろうな。
“パリに絵の勉強に行く”と言うのが解らなくもないなと思った。
日本じゃ、こんなにゆったりと、またこんなに間近に絵画や彫刻に触れる事ってないもの。。。

ミレーの落穂拾いが出張中(?)で見られなかったけど、ほぼ満足♪


 オルセー美術館の写真はこちら


この後の予定はセーヌ川クルーズとムーラン・ルージュ。
昨日のモン・サン・ミッシェルの帰りに、同じツアー会社のバスツアーに申し込んだのだった。
ムーラン・ルージュは話の種に行ってみたと思っていたのだけど場所はキャバレーだもの、流石に女性1人では行きにくい(笑)
で、昨日、翌日のツアーなんて取れないだろうなと諦め半分でツアーに申し込んでみると、ラッキーなことに取れたのだった。
集合時間は20時半。少し時間があるので、さっき買ったものを置くためにホテルに戻る。

ホテルに戻って、早速買ってきたコンセントアダプターに英国仕様のアダプターを重ねて付ける。
ピッタリ! 
ノートPCのACアダプターを差し込んで見るとPCのバッテリーが充電をし始める。
上手く行ったわ!(笑)
これで安心して写真が取れるわ(笑)

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2003/07/29

豪華絢爛なオペラ座に目が眩む

自由の女神13時少し前にパリへ戻る。
途中、自由の女神が見える。
そうそう、自由の女神の“本場”はここだものね。


ツアーが解散して、まずは買い物。
とってもパリらしいブランド物ではなく、コンセントプラグのアダプター(^^ゞ
実は日本から持ってきたアダプターがどれも合わなかったのよ。
イヤ、ガイドブックにはちゃんと書いてあったのだけど、よく読んでいなかった。。。
バタバタして出てくるとしなくていい失敗も多いよね(^_^;

デジカメのメモリのバックアップ用に持っていったノートPCのバッテリーがそろそろ怪しくなっている。
もし適当なアダプタが無かったら、デジカメ用のメモリーカードを買わないと。。。
このペースで写真を撮っていたら、最終日まで持たないのは目に見えているものね。
それにデジカメ自体のバッテリーも危ない。
と言うことで、ツアー解散場所の近くのスーパーに飛び込んだ。

衣料品や家電品、その他の生活用品が置いてある大きなスーパーで、DIYコーナーの様な処で探したら有った!
“変圧しないので英国製品には使えません”と書いてあるアダプターが有った。
差込口はホテルのものと同じの形状をしている。
そして、“英国製品”に使えないとわざわざ書いてあると言う事は、アダプターの形状は“英国仕様→フランス仕様”って事よね?
ということは逆に、これは以前ロンドンで使ったアダプターを重ねてつければ使えるハズ!
パソコンのACアダプターは100〜240Vの変圧が可能なので、“変圧”しなくてもOKだし♪
という事で目的を達して安心したので、やおら店内を探検(笑)
プラスチックのお洒落なカラトリーや紙ナプキン、アロマキャンドルを友人や両親、妹へのお土産に買った(^.^)

店内をウロウロしていると、黒い髪の男性に日本語で声をかけられた。
「マドモアゼル、何処から来たの?」
う〜ん。。。
40を過ぎた女性にマドモアゼル(=お嬢ちゃん)というのは半分バカにしているんだよね?
日本人は若く見られる事を好むから言ってみたという事?
でも、空港では私でもちゃんと“マダム”って言われたものね〜。
なんて思いながら、「東京から」と答えたら、「東京の何処?僕は立川に住んでいたことがある」と言われた。
今更「住まいは千葉」だとも言えず、思いつきで「葛飾から」と言ったら、「“カツシカ”は解らない」といわれた。
「東京の千葉県に近い所よ」と答えたけど、相手の男性が解らなかったようなのでとりあえず良かった(笑)


オペラ・ガルニエこのスーパーからはオペラ座(オペラ・ガルニエ)が見える。

オペラ・バスチューユ今はバスチューユにあるオペラ・バスチューユでオペラの上演があるので、オペラ座はもっぱらバレエの劇場として使われているらしい。
公演の無い日には中を一般公開していると聞いていたのでオペラ座に行ってみた。



オペラ・ガルニエ大きい。。。
遠くから見るとそんなに大きいとは思わなかったけど、近づくとその大きさが判る。
私のカメラで納めるには、かなり離れなければならない。


その大きさは、幅125m、奥行き73m、床面積11000平方メートル。
座席数は2200という事だけど、廊下や、ボックス席(の部屋)が広く、日本の劇場と比べてゆったりとした造りにになっている。
中は豪華絢爛。
さっきベルサイユへ行ったばかりと言うのに、その目にもそう見えるのだから他の処を観ずに此処に最初に来たらもっと豪華に見えたかも知れない(笑)
壁は赤の壁布(織物であっても壁紙っていうのかなぁ。。。?)に柱は大理石。
豪華絢爛とはこの事をいうのね?と思うよ。
2F廊下2F廊下の意匠エントランス2階エントランスを2階から階段を見た図エントランスを2階から見た図

日本の劇場でこんなに豪華なところって有るのかなぁ。。。?
大理石で作られたエントランスだけでもため息。
バレエ衣装廊下に展示されている嘗てここで上演されたオペラやバレエの衣装を見ながら2Fへ上がる。


2Fではボックスシートが2つだけ公開されていた。
意外に広いボックス席から舞台を見ると、天井にはシャガールの天井画と大きなシャンデリア。
2F客席シャガールの天井画

6トンあるこのシャンデリアは、ミュージカル“オペラ座の怪人”で落ちてくるあのシャンデリアだよね?
って、時代が違うけど。。。(笑)
“オペラ座の怪人”のミュージカルは16年前ロンドンのハー・マジェスティ劇場で見たけど、このシャンデリアを見て“あぁ。。。本物!”と感激(笑)
照明を落としてあるほの暗い館内を見て、ここに“怪人”が住んでいたのね。。。と(笑)


ここでも、人気の無い所を選んだかのような私の徘徊。。。(^^ゞ
2F廊下奥2F廊下の踊場
こんなに意匠の効いた場所に観光客が殆ど居ないのは、宣伝不足なのか、こんな処まで観光客に来て欲しくないのか。。。
いずれにしても、オペラ座の意匠の深さを感じられたわ。


 オペラ座の写真はこちら




Category:海外旅行 ( パリ )

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ベルサイユ宮殿へ

今日はベルサイユ宮殿の日。
ベルサイユ宮殿もパッケージされたオプショナルツアーの1つに参加して、観光は半日の予定。
目的地のベルサイユがパリからそう離れていないせいか、今日の集合時間は遅い。
9時15分集合で、ホテルから集合場所までは地下鉄で乗り換えの時間を見ても15分ぐらい。
地図を見ると歩いても30分程度の距離だったので、歩いていくことにした。

ホテルでクロワッサン、オムレツ(と言うよりスクランブルエッグかなぁ。。。)、オレンジジュース、コーヒーの朝食を摂り、集合場所へ向かう。
パリに来て3日目にして、このホテルでの初朝食(笑)

ホテルからルーブル美術館傍の集合場所に向かう途中に、パッサージュ・ジュフロワ、パッサージュ・デ・パノラマと言うアーケード街に寄り道する。
(パッサージュはアーケードの意味)
パッサージュ・ジュフロワパッサージュ・ジュフロワ2パッサージュ・デ・パノラマワパッサージュ・デ・パノラマワ2
未だビジネスタイム前で、商店は当然開いておらず、時折通勤客が通る程度のアーケード街は静かだ。
天井から透ける日の光で明るいのだけど、あまりの寂しさに少々怖くなる(苦笑)
それでも、商店街のディスプレイを見るのは楽しい。
それにしても、パリの通勤者って歩きながら朝食を摂る人が多い。
男性女性、年齢を問わず、ビジネススーツ姿で歩きながらパンをかじっている。
40代の日本人としては、とっても不思議な光景だわ。

充分な余裕をもってホテルを出たにも関わらず、2つのパッサージュをハシゴしたお陰で集合場所に着いたのは時間ぎりぎりだった(^^ゞ
今日のツアーには、日本語とフランス語スペイン語のガイドが付く。
日本語のガイドは昨日のモン・サン・ミッシェルへのツアーと同じ人だった。
このバスにはガイドが2人居て、日本語とスペイン語は昨日のガイドさん、フランス語は別の人がガイドをしていてこの一行は私たちとは違ってベルサイユだけではなくトリアノン宮殿へも回る1日コースだった。
私たちをパリに送ったあと、このバスがもう1度ベルサイユに迎えにいくのかしら?


パリを出て1時間ほど高速道路を走るとベルサイユに着く。
森に囲まれた田舎の静かな村と言う風情の町並みに入り、街の大通りに入る。
両側にはプラタナスの並木。
日本とは違う景色、別世界に来たような。。。

ベルサイユ宮殿は、私の年代だとマンガや宝塚歌劇で有名な「ベルサイユの薔薇」の舞台となった所で、ルイ13世の狩猟用の別荘をルイ14世が宮殿として建て替えさせ、フランス革命と共に棄て去られれた宮殿として余りにも有名。
家来である財務総監だったフーケの館(ヴォー・ル・ヴィコント城)が余りにも豪奢である事に嫉妬したルイ14世がヴォー・ル・ヴィコント城より豪華な宮殿を、と豪華さを競って造られた宮殿と言われるだけあって、さすがに豪華絢爛。金ぴかでかなり成金趣味に近い宮殿。

正面入り口それにしても、広い。。。
行く前、ある人にベルサイユ宮殿に行くなら1日かかるつもりで居なさいと教えられた。
全てを見尽くそうと思ったら、1日でも足りないかもしれない。
とにかく広い。そして、混んでいる。


ルイ14世騎馬像宮殿の入り口(門)から建物まではかなりの距離がある。500m近くあるのだろうか。。。
ツアーの中に車椅子の人が居たのだけど、敷地内は石畳で覆われていて車椅子での移動はなかなか大変そうだった。
門を入りルイ14世の騎馬像の横を通り抜け、ベルサイユ宮殿の団体入り口に行く。


ベルサイユ宮殿正面団体の入場は予約制で、時間が差し迫っているらしくガイドが急かす。
団体用の入場口も混んでいたけど個人用の入り口程ではない。
入り口付近は他のツアーのガイドだろう、IDカードを首からぶら下げた人達が陣取っている。
5分も待っただろうか、我々のガイドに呼ばれて入り口を入る。
大理石の大きな階段をのぼると見学コース。。。が、ここも大行列(苦笑)
幾つものグループがそれぞれのガイドを先頭に並んでいる。


鏡の間の人込み展示物の前にロープが張ってあり、ガイドはロープの中に立って説明し、また見学者の流れが滞らないように誘導もしている。
私達の前の組のガイドが慣れていないのか、その前のグループと間が開いていた。
さらに後ろが詰まっていたので私達は後ろのグループに急かされる。
苛ついた私達のガイドが2言、3言鋭い声で前のグループのガイドに何か言うと、やっと前の組が動き出した。
この後はスムーズに廻れた。
こう言う所では見学者の流れや見学のし易さと言うのはガイドさんの力量によるのね。。。



このベルサイユ宮はルイ14世が建てた宮殿だけあって、至る処にルイ14世の肖像画や胸像がある。
今日始めてルイ14世の顔を知ったとしても、帰る頃にはすかっり覚えてしまうだろうなぁと思えるほど(笑)

ルイ14世の肖像マークルイ14世の肖像画1ルイ14世の彫刻ルイ14世の肖像画

マリー・アントワネットの肖像画他に多かったのは、マリー・アントワネットの肖像画ね。
これは「ベルバラ」世代の私としても嬉しい限り(笑)



王の寝室王の(公式の)寝室、王の(私的な)居室、王妃の(公式の)寝室と見て廻る。
寝室が公式だというのもヘンな感じだけど、日本の殿様と同じように王という立場では仕方ないのかな。。。
広い寝室に天蓋付の小さなベッドが目に付いた。
この時代の人の平均身長は勿論今より低いのだけど、寝る姿勢が横になってではなく座って寝たのだそうだ。
腰の辺りにクッションを敷いて、新幹線や飛行機の椅子をリクライニングにして寝るような格好で寝たのだと言う。
でも、これでは“休息”になるのだろうか。。。?
さらに、これは日本でも同じなのだけど、寝室には護衛のため家臣が付いている。
ここのベルサイユ宮殿では無かったのだけど、ベッドの横に寝ずの番用の椅子が設えている処もあった。
王と王妃は寝室も居室も別なのだけど、王と王妃の寝室はベッド脇の小さな扉からプライベートな通路でつながっている。


王の寝室2公式の寝室ではベッドの外側の柵があって、王、王妃も朝一番はベッドの中で謁見を行うのが慣習だったとか。
ベッドの中から人に逢うなんて、多少の身支度はしたとしてもまさか完全に着替えてベッドに入って待っているということは無いだろう。
また、王妃の出産も衆人環視の元、この部屋で行われる。
王や王妃と言うのはプライバシーって無いのだなと改めて思う。


マリー・アントワネットの居室続いてマリー・アントワネットの居室(王妃の居室)。
ここは繊細な飾り付けでいかにも女性が好みそうだ。
マリー・アントワネットとその子供達の絵が飾られていた。
調度は彼女が結婚の際実家から持ってきた宝石箱(と言っても、日本の一般的な箪笥位の大きさ)1つ。
かなりシンプルだ。
モーツアルトが使用していたハープシコードは別の部屋にあると言うことだった。
実は此処も公式な居室であって、プライベートな部屋は別にあるらしい。
モーツアルトのハープシコードは、そのプライベートな部屋に置いてあるらしい。


ルイ16世とマリー・アントワネットが結婚式を行った部屋、鏡の間を見学。
意外に狭い鏡の間は庭に面して明るい。
でも、夜は当然暗いのだから、シャンデリアの(ロウソクの)灯りが鏡に反射して実際以上に明るい演出がされていたのだろうなと思う。
ツーの団体行動は売店前で解散し、自由行動。
早速、売店で日本語の解説集を買う。

彫刻の廊下解説集を見ながら他の部屋を見て廻る。
こんなれだけの広さだと、あんなに人が多くても人の居ない場所もあるのね。
この“彫刻の廊下”は静かだった。



庭お庭を見たくて外に出る。
本当はお庭に入って見たかったのだけど、集合時間まであと30分。
広さを考えるととても30分では廻れそうに無い。
入場料を払って観られないのではあまりに寂しい。
で、諦めて外から覗くだけ。
それでも、シンメントリーの美しい庭であることは見て取れる。


宮殿を出てると、個人見学用の入場券を買う人の列がさっきより延びて門の近くまで達していた。
ここは、始めてくるならツアーの方が良さそうだね。
でも、団体のツアーでは見学コースが限られるので、次に来る時は個人で見学かなぁ。。。(笑)


外観外に回ると、こんな風景。
こういう佇まいを見ると、ここが単なる享楽の場という煌びやかなイメージだけでないベルサイユの側面を見せるような気がした。
って、甘いか。。。(^^ゞ



それにしても暑い。。。
ガイドブックによるとパリってそんなに暑くはないハズなんだけど、今年は熱波が来ているとか。
バスに乗る前にアイスを買った。
食べながら乗ろうとしたらドライバーに止められた。
炎天下で食べると、アイスはどんどん融けていく。。。(>_<)

 ベルサイユ宮殿の写真はこちら


Category:海外旅行 ( パリ )

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2003/07/28

モン・サン・ミッシェルからの帰り

モン・サン・ミッシェルを後にして約2時間。
夕食を取るために、Caenのノルマンディ平和博物館へ。
最初はそこがどんな建物か判らなかった。
ガイドの説明もなかったから。

四角く飾り気の無い建物の前には、フランス、アメリカ、イギリス等の国の国旗にならんで、日本の日の丸も立っている。
中に入るとプロペラの戦闘機が天井からぶら下がっている。
一見したところ何かの博物館というのは判ったけど、1Fと地下の展示室は既に閉まっている。
キレイだけど何だか無機質な冷たさを感じる建物だ。。。

私たちは促されて売店奥のレストランに入り夕食を摂った。
このレストランもビュッフェスタイルなのだけど、先ずメインの料理が来て、これを食べ終わった後にアイランドにあるサラダやチーズ、デザートを各自取りに行くというスタイルだった。
配られたメイン料理は、ターキーのグリルとラタトュイユ、ポテトのチーズ焼き。
私は、モン・サン・ミッシェルでガレットを食べたこともあって、メイン料理を食べるのがやっと(笑)
日本人のメンバーでは、バスで私の隣に座っていた若い女性と、チェコ在住でバカンスでフランスに旅行に来ている夫婦がチーズとデザートを取りに行ったぐらいで、他の人は皆、メインだけで満腹だったようだ。
それにしても、この若い女性はモン・サン・ミッシェルでもオムレツを食べたと言っていたけど、若いからかなぁ。。。よく食べるなぁ。。。

食後、未だ開いていた売店を覗いてみた。
売店では、中でも1944年6月6日連合軍のノルマンディ上陸作戦(D.Day)の映像が流され、写真が展示してあった。
それを見て始めて、此処がノルマンディ平和博物館だと知った。
所狭しと飾ってある写真は、戦争の悲惨さを訴えるモノばかり。
こんなものが売店にまで展示してあると言うのが、なんだ不思議な気がした。
なんだろう。。。日本の広島の平和祈念館で原爆ドームの写真を売っているのを見ても違和感を感じないから、そういう意味では“被害者”にとっては当然の展示なのかもしれない。
“ヒロシマ”の写真をアメリカ人は“悲惨な”写真だと思うらしいから、ノルマンディ上陸作戦に直接関係はない日本人としても、他国が受けた被害には“悲惨さ”を見せ付けられるような感じを受けるのだろうな。。。


採石場跡後はパリに帰るだけ。
20時を過ぎても明るい外の景色を見ながら、パリの建物の多くが石造りであることを考えていた。
欧米人は日本の家屋を“紙と木で出来てる”と評するらしい。
そして紙と木で出来た家は、約30年しか保たない。
一方、欧米の石造りの家は。。。
15年ほど昔にロンドンに行った時、“あの家は未だ100年しか経っていないから人気がないのです”と言われた事があった。
ロンドンでは400年位は保たせるのが普通だそうだ。
そして古い家ほど入居希望者が多いらしい。
でも、30年しか持たない家と400年持つ家のどちらが自然に優しいのか。。。

木は30〜50年で再生(新しく植えて再び建材として使える様になる)できる。
勿論、もっとかかるモノもあるが、日本で一般に建材として使われるような木は大体そのくらい。
石は。。。400年では再生しない。石が出来るまでに何万年もかかる。

そんな事を考えていると、車窓に採石場跡が見えてきた。
石を切り出した跡が生々しく、山は半分に切られた様だった。
そんな眺めが10分も続いた。。。





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