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悠遊 風まかせ

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2002/04/22

胡同観光

仕事で北京出張中の半日、出張先に誘われて市内観光に出かけた。

今日は朝から寒い。
朝は風が強かっただけだったが、出かける頃には冷たい雨に変わっていた。
なんとついていない。。。。。

今日は雨の中を胡同観光。
胡同(フートン)とは北京特有の古い昔ながらの路地の事で、開発が盛んな北京では風致地区のようなところで胡同を保存している。
日本の小京都と言われる様なところと同じように、旅行会社が英語や日本語のガイドつきの胡同めぐりのツアーを開催している。
ガイドによると、胡同は今日のような雨の日の方が風情があってイイという。
こんな天気こそが“胡同見学日和”だと言うけど、ホントかな?(笑)


ツアーは、先ず三輪車に乗って鐘楼という明・清の時代に鐘を撞いた塔(建物は1700年代に再建されたもの)を見学する。
高さが47.9mで塔からは街が一望できる。
天気がよければ遠い山並みが望めるらしい。
この頃には雨はかなり小降りになっていたものの、残念ながら今日は山並みは望めないが、それでも北京の町並みは一望できる。
また、鐘楼周辺にある四合院(しごういん)という中国独特の住宅も上からのぞく事が出来る。
四合院は紀元前10世紀頃から中国にある建築様式で、真ん中にに院子と呼ばれる中庭があって、その周りを4つの建物が囲っている。
この4つの建物で大家族の一家が生活をするわけだけど、最近は一人っ子政策による家族の少人数化や郊外にある生活しやすい家に転居する人が多いためか、リタイアした老人が数家族でシェアして住む例が多いようだ。

ツアーでは、鐘楼見学の後、胡同をめぐりながら四合院の1軒をたずねた。
ここは仕事をリタイアした夫婦の家で、昼間はこういったツアーに家を開放していると言う事だった。
家は、はキッチン、夫婦の寝室と娘の部屋、リビングの3LDKで、
思ったほどは広くなく、ウサギ小屋と揶揄される日本の家とさほど変わりはない。
ここに夫婦と大学生の娘さんと犬とで住んでいるという。

以前、中国では犬はお金持ちしか飼えないと聞いたことがある。
今回聞いた話では、中国では犬を飼っていると高額の税金がかかるらしい。
その税額が5,000元というから驚いた。
今、1元がほぼ16円で日本円に直すと約8万円。
中国の物価はほぼ日本の1/10だから、日本の物価に換算すると年間80万の税金がかかることになる。
これでは、本当にお金持ちしか犬を飼えないと、納得してしまう。

この家では犬の他に鳩と金魚を飼っていた。
鳩はご主人の趣味らしいが、ここの胡同を歩いてると、鳩を飼っている家が多くあった。
北京ではポピュラーなペットなのかもしれない。
金魚は、日本のようなガラスの金魚鉢で横から眺めるスタイルではなく、陶器の鉢で飼い、上から眺めるスタイルだった。

文化というものは面白いものだと思う。
古い日本の文化の中には中国から入ってきたものが多いから“物”は同じものでも、楽しみ方や利用の仕方が少しずつ違う。
なんとなく親近感は湧くけど、中国の文化の方が素朴で日本の文化の方が洗練されている感じるのは身贔屓なのかしらんと思った一日だった。

Category:海外旅行 ( 北京 )

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