- 2010年3月 6日
- 03.旅行記
神楽坂毘沙門天から横道に入って市ヶ谷方面を目指す。
途中、人が並んでいるお店があった。
後で調べると、このお店は蕎楽亭というお蕎麦屋さんでミシュランの1星のお店らしい。
並ぶことがキライな私は、いつかこのお店でお蕎麦を頂くことがあるのだろうか?
静かな住宅街を暫く歩くと、マンションの1階に隣接した神社があった。
画像ではわかりにくいけど、低層のマンションの1階に隣接していて、社務所はマンションの中にあった。
お社の下は(多分)マンションの駐車場。
地価が高い都心の土地の有効利用なのかな?
ここの狛犬はユーモラスな可愛らしい表情をしている。
ずんぐりむっくりな体型もあいまって、なんだか和むな。
外堀通りを市ヶ谷に向かって歩いていると右手に"築土神社"という小さなお社があった。
先ほどの築土八幡宮とどんな関係があるのだろう?と思ってお社前の看板を読んだけど、「堀兼の井戸」について書いてあるだけで築土八幡宮との関係は書かれていなかった。
後で調べたら元は同じ神社だったらしい。
坂道を上がると宮城道雄記念館がある。
大きなお屋敷だ。
更に道成に歩くと警備員がいる変わった(凝った)デザインのお屋敷があった。
こちらもどうも個人のお屋敷のようだ。
「加賀町寮」とだけ書いてある建物がある角を曲がる。
雰囲気が公務員住宅のようだけど、警察の寮なのかな?
工事中の大日本印刷を左手に見ながら歩く突き当りは「お札と切手の博物館」。
そう言えば、民主党が事業仕分けをした財務省の市ヶ谷体育館もこの近くだっけ。。。
博物館の前に咲いていたこれは三又かな?
お札の原料だものね。
トイレを借りる目的もあって、博物館に入館。
印刷技術の展示館というのかな。お札や切手の歴史や、偽造防止技術の解説があって、これが意外に面白かった。
そう言えば、大日本印刷や凸版印刷といった大手の印刷会社が市ヶ谷に出来たのも、ここにお札の造幣局があったからなんだろうな。。。
再び市ヶ谷駅方向へ歩く。次の目的地は市ヶ谷亀岡八幡宮。
JR市ヶ谷駅前、防衛庁下の細い路地が市ヶ谷亀岡八幡宮の参道になる。
参道途中にあり、弘法大師が開いたと言われる茶ノ木稲荷神社には梅が咲いている。
雨はとっくに止んでいたのに、花びらに雨のしずくがついている。
この辺りだけ長く降っていたのか?
太田道灌が鎌倉の鶴岡八幡宮から勧進したという亀岡八幡宮には、鶴岡八幡宮と似たような額が掲げられている。
と、思ったら、これは播磨国姫路藩主の酒井忠道の筆によるもので、新宿区指定の文化財らしい。
う~ん。八幡宮では鳩で八の字を書くのが決まりなのかな?
風格と趣きのあるお社と、風格の狛犬。
なんだか、この風情、好きだな。
そして、此処が今日のゴール。
距離はあまり歩いては居ないけど、やや疲れた。
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