- 2010年3月27日
- 03.旅行記
品川神社を後にして、旧東海道方面へ向かう途中に布袋様がいらっしゃる養願寺がある。
養願寺は前に北品川の旧東海道を歩いた際に行きたかったのに場所が分からなかったのよね。。。
第一京浜から少し入ると赤レンガ塀が並んだ路地に出た。
大凡、お寺があるとは思えない通りだけど、この赤レンガ塀の中にお寺さんのような建物がある。
此処が養願寺?と思いながらも、地図に書かれている養願寺の位置とは微妙に違う。。。??
なんて思いながら、道なりにくねった路地を進むと養願寺のお堂があった。
養願寺は、鎌倉時代の創建とされる古刹なのに、いかにも"町のお寺さん"的な地味なお堂のお寺だった。
小さな路地に面したお寺で写真を撮るにも、山門ばかりか境内も殆どなく道も狭かったのでカメラに収まらなかった。。
寅年生まれの守り神の虚空蔵菩薩がいらっしゃるお寺だというのにきっと私には縁がなかったんだね。。。(^_^;
養願寺から旧東海道に出る突き当りが寿老人の一心寺。
一心寺は前にも参拝した事がある、成田不動尊が祀られているお寺。
商店街の中にあるからか参拝客が多いが、こちらのお寺も狭い。
ゆっくり写真を撮っていたら、他の参拝客に迷惑だろう。。。と思って、山門の外から撮っただけ。
寿老人は何処にいらっしゃるのか、実はここでも七福神のお姿を拝むことはできなかった。
続いては恵比寿様がいらっしゃる荏原神社。
第一京浜沿いの"品川神社"と「品川神社」という呼称(由緒)を争っている神社。
私にとっては此処も2回目。
屋根から左右に龍が顔を覗かせる拝殿の造りが面白い。
神社の"気"としては品川神社の方が強い感じだけど、荏原神社も氏子さんの信心を強く感じるお社だ。
こちらの狛犬は、子供が親にじゃれ付いている感じ。
屋根だけでなく、拝殿には至る所に龍の彫刻がある。
尤も、この荏原神社は元は貴船神社といった位だから、水神のお社。
養願寺の虚空蔵菩薩も水の神として崇められているし、先の品川神社やこの荏原神社の龍神を考えると、海に近いこの辺りは昔は水害が多かったのかな?
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