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“彼”に学べば?

自民党の代議士会で晋三クンの退任要求が出たらしい。
まぁ、先の参議院選挙の結果をみれば辞めるのは当然だとは言え、本人が「辞めない」と言っているのに身内である自民党代議士から公然と「辞めろ」と言われるのはどうなのだろうね。
それには少なくとも3つの理由があるにしても、どちらも晋三クンには分が悪いね。。。

1つは晋三クンのこれまでの党運営の悪さによるもので、スキャンダルを持つ閣僚がこれだけ出てしまったら選挙には勝てるはずも無く、そういった閣僚を放置してきた晋三クンの責任でもある。
もう1つは参議院選挙後の晋三クンの対応の拙さだね。
選挙期間中に、「国の指導者として安倍を選ぶか、小沢氏を選ぶか」とまで言ったのだから、負けたと判断した時点で辞めるべきだった。
辞めなかった事で自民党の議員に“迷惑している”と感じさせた。

最後の1つは、自民党は腐っても鯛。鯛のお頭になりたい人が大勢いるという事。
民主党の前原クンの時と同じように、若い晋三クンに実績を残されては晋三クンより年配者である自分には“総理・総裁”の芽がない。と感じた人たちが多く居て、晋三クンの足を引っ張るべくウズウズしていたという事。
そういう人たちが派閥の比較的若い代議士に氾濫を起こさせたと言う感じかな。

個人的には、私も1度引いて、再チャレンジした方がいいと思うけど、晋三クンは引きたくないんだよね?
だったら、今後は、晋三クンが純ちゃんのような変人ぶりを発揮できるか否かにかかるのだろうね。
晋三クンは純粋なプリンスに見えるから、その“純粋培養”による変人ぶりを発揮できれば次に結果を残せるかもしれないね。








一郎クンは“参議院が主戦場”と自民党に揺さぶりをかけている。
でもさ、自民党は、この1年間の民主党と同じ手法をとればいいんじゃないの?
衆議院で絶対多数で採決した事案を参議院が(60日間以上の)審議引き延ばしや強制採決で否決させたとしたら?
衆議院と参議院で採決の結果が違ったら、その議案は衆議院に戻ってくるのだから自民党が有利なのは自明。
参議院が“審議拒否”や“強制採決”でもすれば、民主党への心象だって悪く出来る。

目先では、テロ特措法に関しての民主党の変わり身を見ると良く解る。
「政権政党ではないのだから実現性に多少の無理があるのはしかたない」と言っていた民主党の某幹部が「政府・与党の対応次第で、現実的な判断をする」と言っている。
社会党党首が首相になった時にも聞いたようなセリフだけど、責任が無いときには口当たりのいい事を言いっぱなしにするけど、多少たりとも責任を負う立場になれば真剣に考えるといっているのだから、それを上手に使えばいい。


今の民主党と自民党の差は、少なくとも晋三クンよりは一郎クンの方が策士だというだけ。
若い晋三クンは経験豊富な一郎クンに直ぐに勝つのは難しいかもしれないけど、“彼”に学べばなんとかなるかもね。


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