- 2007年8月31日
- 05.旨い&美味い&口福
今日は彼氏とデート。
先週のデートの時に、彼氏が「本当は今日はお鮨の気分だった」と言うから、以前から私が行きたかったお鮨のお店に連れて行ってもらう約束を取り付けた。
基本的に“事前の約束”を束縛と感じる彼氏は私とは1週間も先の約束はしない。
そんな彼氏だから約束しただけでも珍しいとは思ったものの、一方できっと忘れるだろうなと思った(苦笑)
案の定、昨日の夕方電話があって「今日は(この時間に)帰れる?」と。
これはきっと忘れているなと思って、「明日の約束は覚えている?」と聞いてみた。
「え?明日、何かあったっけ?」
やっぱり。。。(笑)
「銀座にお寿司を食べに行く約束なんだけどなぁ~」
「あ、そういえば、そんな約束をした気がしてきた(^_^;」
「ったくぅ~、鳥さんなんだから~」(笑)
「んじゃ、お金下ろしておく。明日ね(^^)」
ったくぅ~(笑)
で、私が以前から行きたかった銀座のお寿司屋さんは「銀座 鮨 九谷」
最初は「九谷」と言う名前に惹かれた。
器に凝ったお店なのかな?という思いと、九谷焼の「九谷」が店名なら日本海のお魚が食べられるお店なのじゃないかと思った。
ところが、調べてみると、オーナさんが「九谷」さんと言うらしい、札幌のお寿司屋さんだった。
でも、それでも偶には銀座でお鮨を食べるという、年齢なりなリッチなデートもしてみたいじゃない?(笑)
新橋駅の、いつもとは違う場所で待ち合わせ。
いつもと違う場所だと彼氏が見つけられない。。。電話しようと思ったら彼氏が目の前に。
彼氏の方が先に私を見つけてくれた。
「こんなにオデブな女性は銀座にはいないから、直ぐ判るよ」だって。。。(^_^;
火曜日にあった飲み会に来ていた2つ下の男性は、会うたびに「20年前も今もCOO(年下のクセに呼び捨てするのよね。。。)はキレイで魅力的だよ」って言ってくれるのにな。。。
なんていって見ても、「COOちゃんを一番知っているのは俺だろう?だから俺の判断が1番正しい」って言われてしまうのよね(^_^;
お通しは牛蒡を鶏肉で巻いて蒸して揚げたものに、インゲンのゴマ味噌和え、味を付けた鶉の卵。
ツマミを適当に と頼んで始めに出されたのは芽ネギをまこガレイで巻いたもの。
この写真写真を撮ったら、「こんな店でも撮るの?」と彼氏に呆れられた(^^
フン!写真を撮るのが趣味なのよん(笑)
そういえば、芽ネギってスーパーでは見ないね。
こういうお店じゃないと食べられないのかな?
目の前にあったネタケースはこんな感じ
「嫌いなものはありますか?」と聞かれたので「無い」と答えると、「(好物で)絶対入れて欲しいものは?」と聞かれたので目の前にあったボタンエビを入れて欲しいと言ったら直ぐに出してくれた。
ボタンエビは北海道の味だよね。
美味しい。
カウンターだったから、下駄代わりの笹の葉に盛られたエビの写真は撮らなかったけど、エビの脳味噌を小さなガラスの器に入れて出してくれた。
こんな珍しいものは撮らないと、と彼氏に言うと、目の前の板さんに笑われた(^_^;
お陰で、この後の板さんとのコミュニケーションはスムーズだったのだけどね。
次にホタテと鮑が出てきた。
紫(お醤油)で食べても言いし、カボスとお塩でもいいですよ。と板さん。
そうだね。貝はカボスとお塩で食べるのも美味しいものね(^^)
ほぼ同時に3種盛り。
蟹の剥き身とウニとイクラ。
これは箸休めというか、お酒のアテというか、本当に“つまみ”。
鮮度も良くて当然美味しい。
鯵はこんな感じ。
このお店はデザイナーが設計したらしいけど、店内の雰囲気だけでなくて器も好み。
お酒が入っている片口はお月見をするウサギが描かれているのだけど、ウサギは大将の好みらしい。
大将がウサギ好きで、この片口を気に入って使っているとの事。
マグロが出てきた処で、彼氏がメニューにある「山ワサビ」に興味を示した。
山ワサビって北海道ならでは食材だから、彼氏は知らないのかもしれない。
沢でできる所謂“わさび”とは違って、土の中で出来る白い根っこ。
辛みはワサビより強いかな。
山わさびの巻物を頼むと、「辛いの大丈夫ですか?」と聞かれた。
彼氏は「大丈夫」と答えたけど私は。。。
出してもらった巻物はかなり鼻に来る。
板さん曰く「ミディアムの辛さ」だそう。
ワサビと違って、辛さは擦り方に関係ない。単に量の問題らしい。
って、そういえば、お寿司屋さんでも本ワサビではなく練りワサビを使っている店があるけど、ここのワサビは本ワサビだった。
お酒もそろそろイッパイになってきた彼氏は締めに向けて、コハダ、鉄火と握りを頼む。
このお店ではツマミとお鮨では紫を違えているようで、お鮨用の紫が出てきた。
それと、それまでのお絞りとは別のお手拭も。
気配りのいいお店だね。
私は目の前にあった鮭が気になる。
身の色の赤さで“鱒”かと思ったら、ケイジだった。
だったらと、2人で握りを頼んだ。
ほう。。。ここのお店の握りは小ぶり。
これならお酒を呑みながらでも握りを食べられるね。
それにしても、美味しい。
これがケイジというものか。。。と思ったわ(^^)
最後に穴子の握りを頼んで今日は上がり。
目の前のケースに穴子があるのを見て「私が忘れられない穴子は、刺身で食べたのだな」と彼氏に言っていたら、板さんに「今度用意しておきますので、開店直後に来てくださいね」と言われちゃった。
開店直後はムリだなぁ。。。
食べたし、飲んだ。
板さんにも「お酒、強いですね~」と言われちゃった(^_^;
って、初めてのお店では必ず言われるから、私と彼氏ってきっと普通以上に飲んでいるんだろうね(^^ゞ
今日のお食事代はいつものデートの約3倍。
「銀座という場所とネタの満足度で判断とリーズナブルだけど、毎回のデートで使うのはムリだね」って言われちゃった。
でも、お店そのものは彼氏も気に入ってみたいだったから良かった。
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