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参加する事の意識と意義

連休3日目の今日は成人の日。

「お金なくても思い出に」=財政再建中、「手作り成人式」-北海道夕張

1月7日20時1分配信 時事通信

 数百億円に上る債務が発覚し、財政再建団体入りを決めた北海道夕張市の市民会館で7日、成人式が開かれた。市の歳出見直しに伴い、例年開催費として補助されていた60万円もゼロに。「お金がなくても、思い出に残る成人式を」。実行委員会の呼び掛けに、全国から230万円を超える募金が集まり、「手作り成人式」が実現した。 

最終更新:1月7日20時1分


夕張市の成人式の“予算”については昨年から言われていた。
昨日視察した太蔵君がそれを知らなかったのは、“親代わり”の武部君の顔を潰した(武部君も知らなかったと思うけど。。。)だけでなく、自身の“世間無知”を現したという点でも政治家としては減点要素だね。

それにしても夕張市の対応には疑問が多い。
財政再建都市となるとそんなに縛りが大きいのか? と思わされる。
何故、純粋の市民の為の行事や観光収入が見込まれる事業への支出が制限を受けるのか?
市への収入の観点では、かえって収入阻害要素になるような“縛り”が多いように思えるのだけど?


それでも、テレビで見る限り、夕張市の成人祭はイイ催しだったね。
成人祭への市からの予算が付かないと初めて聞いた時には“何故?”と思ったけど、予算がないことでこんな風な成人祭が出来たことは、実行委員や成人祭に参加した彼らにとってはかけがえのない思い出になったのではなかろうか。
いや、そうあって欲しいと部外者のオバサンは願っている。


ふと、高校3年生の学園祭を思い出した。
別に予算に制約があった訳ではないのだけど、私たちは“自分たちが作る”と従来のルールを無視した。
“自分たちが作るルール”が必ずしも正しくはない。
でも、自分たちで考え、結論を出し、折衝したルールの下での“行事”は、それに携わった人には意義のある事だと思う。
私にとっては高校3年間にはそれぞれそれなりの思い出があるけど、3年生の時の学園祭の思い出はかなり重いものになっている。
20数年経った今でも、懐かしい“かけがえのない”思い出になっている。

いやそんなに大袈裟な話ではなく、当事者である彼らに“参加意識”があれば、ここ数年言われるような成人式での“騒ぎ”はより少なくなると思うのだけどね。。。。

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