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呆れた。。。頑張るのはどっち?

呆れてモノも言えない。


柳沢厚労相 女性を「出産する機械」とも例える発言

1月28日10時34分配信 毎日新聞

 柳沢伯夫厚生労働相は27日、松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した。講演は年金・福祉・医療問題に関するもので、出席者によると、柳沢厚労相は少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べたという。少子化対策にかかわる閣僚による、女性を「出産する機械」とも例える発言だけに、今後批判を強く受けそうだ。

最終更新:1月28日10時34分

こんな事を言うのが「厚生労働大臣」様だったとはね。。。
所管大臣すらがこんな認識だから、女性は“今”を“子供を産める環境にない”と判断しているのかもしれない。


総理としては若すぎる晋三クンは(「老、高、青」だったかな?)“年寄りも大臣にしてあげるよ”と言ってこういう人を大臣にしたけど、適材適所を見誤ったね。
伯ちゃんは金融関係の大臣であれば“適所”だったかもしれないけど、少子化を見据えての厚生労働大臣としては不適正だったね。
あとは出来るだけ早く更迭する事だね。

しかしなぁ。。。
厚生労働省は女性であれば子供を産めると思っているのだろうけど、現実には産みたいのに産めない女性も多い。
子供を持ちたくてももてない女性に対してはなんの施策もないのに、女性にだけ「頑張ってもらうしかない」というのは余りにも無責任。
先ず、自分たちの“無策”を改めるべきでは?






更に。。。

子供が増えることを、若い世代の人口が増える事を単純に“将来の年金を担う人を増やす”事として捉えているのも、厚生労働省。
そういう意味では、大臣1人の問題ではなく、厚生労働省そのものが、同じ体質なんだろうね。

産めるのに産みたくない女性は、「私は、貴方たちの失政の穴埋めに子供を産むわけではない」と体感しているのかもしれない。
また、産みたくても産めない女性は、本人の意思とは別の、“生物”としての“身体”が、子孫をそういう利己主義な人を“生かす”ために子供を産むのを拒否しているのかもしれない。

だとしたら、子供の数が増えないのは「厚生省の頑張りが足りないから」だよね。

Comments:11

ヨシムラさん 2007年1月30日 05:58

柳沢サンのハナシの前後を聞いていれば、例え話としてしていたのは分かるし、直後に言った謝罪からも、別に女性を機械とも装置とも思ってない、とゆーのも分かる。「15から〜」の部分だけを抜き出して報道するほーが、意図的なモノを感じる。

BlogPetのQooQoo 2007年1月30日 10:54

きょうは、厚生省と発言するつもりだった。
労働省で県議も装置されたみたい…

Hiko 2007年1月30日 13:01

 たとえ話は大臣自身で考えたのだろうから、彼の頭の中では「機械」という言葉があったんだね。
 それと、私は、産める人はもっと産めという趣旨のほうに抵抗を感じるな。彼は子育てに関わったことがあるのかな?

Hiko 2007年1月30日 13:01

 たとえ話は大臣自身で考えたのだろうから、彼の頭の中では最初から「機械」という言葉があったんだね。
 それと、私は、産める人はもっと産めという趣旨のほうに抵抗を感じるな。彼は子育てに関わったことがあるのかな?

たけ 2007年1月30日 20:17

どうしてこんなこ言っちゃうかな~。
あきれるって言うか、コメントしようがない、って言うか…

「もう少しよく考えてから喋ろうね。」って…
謝罪したって、こーゆー公の人が問題発言したら「すいません。」だけじゃ済まされない、ってことくらいわからないんですかね?

たけ 2007年1月30日 20:18

どうしてこんなこ言っちゃうかな~。
あきれるって言うか、コメントしようがない、って言うか…

「もう少しよく考えてから喋ろうね。」って…
謝罪したって、こーゆー公の人が問題発言したら「すいません。」だけじゃ済まされない、ってことくらいわからないんですかね?

まる 2007年1月30日 22:35

たとえ話にしても、本当はそう思ってないにしても、政治家として致命的なほどセンスに欠けると思いますなぁ。
愚かですよ、ほんと。

大体、少子化対策を施策を考えなきゃならん立場の厚生労働大臣さんが、「あとは一人頭で"頑張ってもらうしかない"と思う」は無いだろうが?
何も考えてない?って事ですか。笑っちゃうしかないですよね。
大臣ともあろうものが、そんな低レベルの発言しないで欲しいわな。
真剣に少子化問題の事考えてないでしょう?としか思えないですね。
経済システムの一環として少子化問題を捉えているみたいですよね、この人の発言を聞くと。柳沢さんは厚生労働大臣。だったら、違う視点が必要ですよね。

それにしても、よくもまぁ、これだけ安倍さんの足元から火噴きますねぇ。
何か策略か?と思ってしまいます。


COO 2007年1月31日 01:52

>ヨシムラさん
 例え話だったと言うのは解るけど、私は謝罪での言葉を聞いて、
 この人って、普段からそう思う傾向のある人だと感じたのよね。。。
 それに、例え話としても、“機械”扱いされるのも何だか抵抗あるしねぇ。。。

>Hikoさん
 明治期の“産めよ増やせよ”の時代から、基本的な感覚は変わっていないのでしょうね。
 戦後の核家族化だって旧労働省の都合で国民に押し付けられたものだし、
 核家族化が原因で現在の子育てが以前に比べて家族の負担が大きくなっているのも旧労働省と旧厚生省の施策。
 大臣の普段の感覚もそうですが、結局は厚生労働省の意見を代弁したものかと思ってしまいます。

>たけさん
 本当にそうおもいます。
 口からでた言葉って消せないのにね。。。

>まるさん
 例え話として、“機械”や“装置”が出てくるのは、子供をも“生産物”と考えているという事。
 そういう意味では、“生産物”を効率的に“生産”する事を政策として得意とする伯ちゃんらしい考え方だとも言えるでしょうね。
 でもねぇ。。。
 やはり、少子化改善の為に施策を打たなければならない厚生労働大臣としては、
 「打つ手なし、あとは女性任せ」で、無策ぶりをさらけ出したと言う処でしょうね。

 晋三クン、足を引っ張られるばかりで、しょっと同情してしまいます(苦笑)

こっとんふわふわ 2007年1月31日 16:03

お久しぶりです。

酷い話ですよね。
少子化は子供を育てにくいからなのに,あとは頑張ってもらってなんて軽々しく言うのが許せないです。
育てやすい社会を作って,それでどうぞ生んで下さいと言って欲しいものです。

こっとんふわふわ 2007年1月31日 16:06

URLリンクして置きますね。

COO 2007年2月 1日 01:00

>こっとんふわふわさん
 本当にお久ぶりですね~
 毎日と言うわけではありませんが、ふわふわさんのblogも読ませていただいていますよ(^^)

 さて、社会環境や生物学的な側面での環境でも子供を育て難い環境に目をつぶって、
 生まれる子供の数が増えれば、育ちきれなかった子供には目を瞑るというようにも取れる発言には違和感を感じます。
 彼は、自分のなすべき責任を自覚していなかったという事なのでしょうね。。。


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