- 2007年1月10日
- 01.時事寸評
みずほ・新光証券合併 来年1月 日興抜き業界3位に1月10日16時2分配信 産経新聞
みずほフィナンシャルグループ(FG)系の準大手で法人向けを主力とする国内証券4位のみずほ証券と、同グループで個人向けを手がける6位の新光証券が平成20年1月1日に合併することになり、10日午後、発表した。新会社の社長には、みずほ証券の横尾敬介副社長が就任の予定。
合併すれば、売上高にあたる営業収益では3大証券の一角である日興コーディアルグループを抜いて国内3位、預かり資産では同4位に浮上。野村ホールディングス(HD)など大手証券と対抗していくことになる。
みずほ証券は旧興銀と旧富士銀行、旧第一勧銀の証券3社の合併で誕生。みずほコーポレート銀行が81・5%出資する子会社で、非上場。
一方、みずほコーポレート銀とみずほ銀行がそれぞれ10%強出資する新光証券は東京証券取引所第1部などに株式を上場している。このため、合併後は、新光証券を存続会社として上場を維持するとみられる。
企業の株式公開引き受けなど法人業務に特化しているみずほ証券と、個人向け営業を中心とする新光証券との合併により、みずほFG傘下の総合証券が誕生する。このところ増加傾向にある企業の合併・買収(M&A)や、「貯蓄から投資へ」の流れのなか、証券業務の強化を図っていくとみられる。
最終更新:1月10日16時2分
今朝、新聞を持って出なかったのは、ちょっと失敗(^_^;
日経1面TOPがこの記事。
書いてある内容は少なかったけど、話題すら知らないというのはね。。。(^^ゞ
いくら、「新聞を持ち込んではいけない」と言われる職場ではあっても、それはないよね。。。(苦笑)
いや、ちょっと驚きだった。
先週、日興コーディアル証券がみずほ銀行に資本支援を申し出たというニュースは見ていた。
だからという訳ではないけど、新光証券とみずほFGとは全くチェックしていなかったもの。
そこに働く人を考えると気の毒だけど、証券市場の担い手でありながら証券市場を汚したとも言える日興コーディアル証券は退場しても当然とも言える。
そういう意味では業界再編もあるだろうね。
それにしても、一部マスコミで言われているようにリテールで野村證券に迫るというのは言い過ぎだろうと思うよ。
野村のリテールへの営業力は、ダントツだもの。
支店や営業員の数を揃えても、アレだけの(組織的な)営業力は凌駕できないと思うな。
まして、口座数や預かり資産数だけで証券会社の“規模”を評価できる時代ではないのかもしれないと思うけど、じゃ、“何”で規模を計るのが正当かというと答えもないのよね。。。(^^ゞ
いやそれより何より、証券会社や銀行って、規模だけが“価値”なのだろうか?
規模が小さくてもいい会社は多くあるのにね。。。
みずほ証券は、ここ数年、システム刷新が噂されていた。
その噂にのって、いくつかのベンダーが食指を伸ばしていたのよね。
上場はしていないとは言えこの位の規模の証券会社がシステム刷新をするとなると、かなりのお金が動く。
でもって、「取らぬタヌキの皮算用」をした会社も多かったらしい。
ここ数ヶ月、システムベンダーから証券業務の知識を持っているシステム要員の求人が増えている。
最近、前の前の会社を辞めた時に登録した人事紹介会社からの求人情報メールがよく来る。
その殆どが、「ある証券会社がシステム刷新をするので証券業務に知識のある人」を求人するものだった。
でも、そんなに多くの求人があるのだから、今回の発表で“アテが外れた”会社も多いのだろうな。。。。
新光証券ならそれなりにシステム要員を抱えているから、システム統合だけなら新たなベンダーの出番はないものね。。。
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Comments:2
- mimisyan 2007年1月13日 20:18
そうですね、
わがしゃも極小だけど
結構、光ってると思います。しゃちょうさんの資質が違います。
ハイ!
がでんいんすいですが・・・。
- COO 2007年1月13日 23:35
>mimisyanさん
社長さんの資質が極上なら、そういう経営者を頂いている会社は当然ピカイチですね(^^)
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