- 2008年11月20日
- 01.時事寸評
んん??
交付税?交付金?
地方への1兆円配分で首相 「使途自由の交付税」 11月20日8時6分配信 産経新聞麻生太郎首相は19日、官邸で開かれた政府主催の全国知事会議に出席し、道路特定財源の一般財源化に伴う地方への1兆円配分について、「地方が自由に使えるお金が1兆円だ」と述べ、道路整備を含め使途を地方側に委ねる地方交付税としての1兆円であることを強調した。
首相は同日夜も記者団に対し「地方交付税として1兆円だ。今の(地方の取り分である)1兆3000億円を下回ることはない」と述べた。現在、道路特定財源から地方側へは、地方道路整備臨時交付金約7000億円と国庫補助金約6000億円の計1兆3000億円が配分されている。首相は交付税1兆円を回す仕組みを作った上で、3000億円以上の補助金などを配分する考えを示したものとみられる。
ただ、首相は1兆円の中に臨時交付金約7000億円が含まれるかどうかは明言を避けた。政府・与党内では、1兆円が臨時交付金約7000億円とは「別枠」かどうかで意見が対立している。
また首相は全国知事会議で、国の出先機関と地方の二重行政解消といった地方分権の推進に重ねて意欲を示した。知事会側も首相の方針を評価し、国が整備・管理する直轄国道や1級河川について「地方への移譲可能な範囲を大幅に広げるべきだ」と要望した。最終更新:11月20日11時36分
個人的には、道路特定財源を一般財源化して地方への交付税にするの“アリ”だと思うけど、自民党的に“地方交付税”でOKなの?
純ちゃんの時にアレだけ道路特定財源の一般財源化することに反発があったのに大丈夫?
って言うか、太郎ちゃんったら、すっかり自民党で“お山の大将”になった気でいるようだけど、自民党ってそんなに総裁に優しい組織ではなさそうよ。
既得権益を守る事が第1義的に重要で、“改革”は2の次。
こんな発言をしちゃったら、道路族から総スカンを食らってしまうよ(苦笑)
康夫クンが自民党総裁を辞めなければならかった原因の1つは「道路特定財源の一般財源化」の閣議決定。
この言葉を口にして辞めずに済んだのは純ちゃんだけで、今の太郎ちゃんには未だ嘗ての純ちゃん程の“勢い”はない。
そんな太郎ちゃんが安易にこんな言葉を口にすると、(見方に)背中から襲われるよ。
しかし。。。
景気対策と言って、給付金に2兆円、交付税で1兆円をばら撒く勇気(?、用意?)があるのなら、時限立法で消費税を3%下げた方がイイのでは?
消費税1%で1年間に1兆円の税収になる。
厳密には“国民”ではなく日本国内で消費する人だけど、“消費する”国民平等にメリットが受けられるのはかなりポイント高いと思うわ。
それに、3兆円を国民に還元するのであれば、消費税を3%下げた方が民間の消費意欲が湧く。
消費意欲が湧いて消費が少しでも高まれば、消費税収入の減少だっていくらかは圧縮される。
でも、なんと言っても地方自治体の煩雑な事務処理がいらなくなるのがメリットだったりして?(笑)
あぁ、小売店のレジのソフトは入れ替えないといけないからその分のコストは国が負担してね(^_-)-☆
その程度の負担は、地方自治体の人件費負担とバーターになるでしょ(笑)
- Newer: 不況に売れるもの
- Older: お魚への愛情が味になっているのね(^^)
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1903
- Listed below are links to weblogs that reference
- 交付金より交付税、給付金より消費税軽減 from 空のつぶやき