- 2009年2月14日
- 01.時事寸評
う~ん。。。
警官ばかりが悪いのか?
「振り込め大丈夫?」警官、通りいっぺん声掛け…90万被害 2月14日18時28分配信 読売新聞13日午後、茨城県東海村の無職女性(62)から、ひたちなか西署に「振り込め詐欺で90万円の被害に遭った」と届け出があった。
この日は年金支給日で、ATM(現金自動預け払い機)には警察官が配置されていたが、女性は信じ切っており振り込んだという。
発表によると、12日夕、女性宅に息子を装った男から「風邪をひいた。携帯電話番号が変わった」と電話があった。翌13日には「株取引が失敗した。90万円を振り込んでほしい」と電話があり、女性は県外に住む三男と思い、午前中、村内の銀行のATMから指定された口座に2回に分け計90万円を振り込んだ。女性は三男の勤務先に電話して被害に気づいた。
ATMで警戒していた署員が「最近振り込め詐欺が多発していますが、大丈夫ですか」と声を掛けたが、女性は「息子の結婚資金のためのお金です」と言って、振り込んだという。同署は「ATM警戒の際は、『事前に携帯電話の番号が変わったという電話はありませんでしたか、元の番号にかければ、すぐにだまされているかどうか分かりますよ』などと具体的に指導したい」としている。
最終更新:2月14日18時28分
被害にあった女性は、わざわざ「息子の結婚資金」と警官にウソをついてまで振り込んでいる。
その理由は何故なのだろう?
犯人が、「警官に何か聞かれたら、“結婚資金と言って”」と言ったのだろうか?
だとしたら、犯人も相当周到だね。
っていうか、其処まで言われたら“これは詐欺?”と思うのが多くの人で、詐欺が成功する可能性も少ないだろう。
でも。。。
仮に、“通りいっぺん”でも、何もしないよりマシ。
私が住む地域では、地域の行政に関するニュースを“新聞”として配布するフリーペーパーがある。
その“新聞”へ「親が振り込め詐欺に騙されて振り込もうとしているから止めて欲しい」と離れて住む親族から連絡があったのに、“未だ振り込んだ訳じゃないし、本当に詐欺かどうか判らないから”と言って見過ごした警察への不満が登校されていた。
結局その親御さんは詐欺にあって振り込んでしまった。
その親族は、“振り込んでからでは遅い”と憤っていた。
当然だ。
警察が“事件”の“結果”を受けて仕事を始めるというのは、今の時代にそぐわない。
最近は、“事件を予防”することも重要な任務。
警察には、もう少し、“事件の予防”に気を配って欲しいな と思う。
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- 予防も警察の仕事だと思うよ。。。 from 空のつぶやき