Home > 01.時事寸評 > 不思議

不思議

ふ~ん。。。
こういう戦法もあるのね。。。って感じ(^_^;

見せしめ懲罰と批判=社・国民新

6月19日21時2分配信 時事通信

 社民党の福島瑞穂党首は19日、国会内で記者団に対し、衆院本会議で民主党の内山晃氏に対する登院停止30日間の懲罰動議が議決されたことについて「(衆院厚生労働委員会で)強行採決した側に問題があるにもかかわらず、それに刃向かった人間は見せしめにする。自己中心的な政治、暴走政治としか言いようがない」と与党の対応を批判した。
 国民新党の亀井久興幹事長も記者団に「こういう処分を与党が多数の力で押し切ることが認められれば、恐怖政治につながっていく」と指摘した。 

最終更新:6月19日21時2分

実は私は内山代議士とは面識がある。
会って話しをしたのはもう3年も前の事だけど、社会保険労務士でもある内山代議士は初対面の私に年金に関する自身の著作の購入を依頼したのよね。。。
なんて事はどうでもいいけど、内山代議士に色々喋られて困るのは、本当は民主党なんじゃないの?
あたかも自民党が党利の為に強行採決で登院停止にしたようだけど、彼が登院停止になって本当にラッキーなのは旧社会党を擁する民主党だよね?(苦笑)
これが“政治の世界”だとしたら、政治不信の元凶は誰か?という事になりそうなんだけど。。。?(笑)


それにしても、晋三クン率いる自民党は情けないね。
晋三クンやその取り巻きの“若さ”が裏目に出て、“一見”老獪な一郎クンの術中に嵌った感じだね。
政治の世界で相手の術中に嵌ってしまうのは、それはそのまま“政治的手腕”を問われても仕方のない事。
そういう意味では、年金問題は元は旧社会党の労働者保護政策に譲歩した(一郎クンが率いた当時の)自民党の失策だとしても、その時のウラを知っている今現在の民主党(執行部)に責められる立場に立たれてしまったと言うだけで、今の自民党執行部は×だよ。
政治能力を疑われても仕方がないよね。
そういう意味では、晋三クンは“若さ”故の“青さ”だけで“政治力”は足りないと言えるのだろうね。


それにしてもなぁ。。。
1997年の年金基礎番号が設定された当時、年金加入者には社会保険庁から「あなたの年金記録はこれで正しいですか?」という確認があった。
「違っている(異議がある)ならば返信して欲しい」と言うメッセージと共に。
私は大学生の時には年金に加入していなかった(20歳以上は加入の義務はあったが学生は免除の条項もあった)ので、社会人になってからの記録が記されていたから“OK”とした。
だから、今問題になっている人たちはその時に異議を申し立てなかった人のはずだよね。
でも、最近の“中に浮いてる年金記録が5000万件もある”というニュースを聞いて、「その時確認しなかった人が5000万人も居るのね~」と単純に思っていた。
って言っても、5000万人って日本の人口の約半数で、当時の年金加入者数から推察するに殆どの人が間違って記録されているという事で、それは信じられない数字だよね(^_^;
確認の連絡が来ていたのだから多くの人は確認していたハズで5000万件という数字が眉唾だと思ったら、こんなニュース。

<年金問題>基礎番号導入後、統合作業を1年半放置

6月19日21時52分配信 毎日新聞

 年金記録の不明問題を巡り、社会保険庁が基礎年金番号導入後の97年3月、加入者から番号通知の返信はがきを916万枚受け取りながら、98年10月まで統合作業をしていなかったことが分かった。被保険者全員を基礎年金番号記録でまとめるとしながら、統合作業が初期から遅れたことが、約5000万件に上る不明記録が残った一因となった疑いが出てきた。
 19日の参院厚生労働委員会で辻泰弘議員(民主)が指摘した。社保庁によると、同庁は97年1月に1億150万人に基礎年金番号を設定し、郵送で事前に通知した。うち受給権者を除いた約7000万人に97年2月を締め切りに返信を求め、同3月時点で916万件の回答があった。ところが同庁が、同じ人の持つ国民年金や厚生年金の別番号の記録を整理し、まとめる作業を始めたのは98年10月6日からだった。
 しかし、受給権者を除いたうえ、返信した人の中でも55歳以上の人は照合の対象とはしなかった。辻議員は、これらが原因で多くの記録が現在も不明のまま残った可能性があると指摘。柳沢伯夫厚労相は「916万以外についてもなるべく統合するため(氏名、性別、生年月日の)3条件の一致する人を見つけるなどしていた。無駄な時間を費やしていたのではない」と述べた。【野倉恵】

最終更新:6月19日21時52分

これって、異議を申し立てた人の記録すら確認されなかったって事よね?
これも社会党の“労働者保護”の名の元の“サボタージュ”の“成果”なのかしら?

こういう公務員の不適切労働を見聞きする毎に、戦後日本にはびっこった“社会主義思想”の“負の遺産”を思う。
スト権を持たない事の引き換えに民間企業では考えれらない(劣悪な)労働生産性を是とし、民間企業では考えられない(上等な)労働環境を得る事を当然とした思想が何故に公務員にだけ定着したのか?
って、公務員は“利潤を追求していない”からなんだけど、資本民主主義が政治命題だった日本で公務員に極端な社会主義が定着した不思議を思うわ。。。
そしてそれが今の、社会主義者たちからの“(政治的な)追求の的になっている逆説”も不思議に思う。。。

Comments:2

彩庵 2007年6月20日 08:08

社会主義者の掌返しとでも言うのでしょうか、自治労の馬鹿さ加減が表れたと言うのか・・・
どちらにしても本来まともに働いていた公務員さえも結果として「何もしていない」という評価に置き換えられることがいやですね。

基礎年金の確認に関しては覚えています。
家族全員(といっても父は公務員なのでほぼ確認必要なし)に連絡し「確認しとけよぉ~」とまわした記憶があります。

さてさて安倍政権・・・末期なのかしら?

COO 2007年6月20日 22:41

>彩庵さん
 公務員は本来“商売にならない”事や“商売にしてはいけない事”を担う人たちなので
 モノ知らずの人は、往々にして十把一絡げにしてしまいますが、
 十把一絡げで“仕事しない”と言うのは間違いですよね。
 世の中には報われない仕事をする公務員が大勢いるのに、
 “公務員”を安易に批判する人はそういう処に目を向けていない。

 年金記録の確認は私の母も漏れていたらしいですから、
 私も他人の事は言えないですけどね(苦笑)

 今期の安倍政権はもう後がないでしょうね。
 脇が甘すぎました。
 思い出すと、もう4年も前に、晋三クンについて同じような事を書いていました。
 話の発端は全く違うのですが、今になってblogの下書きを読むと、
 晋三クンを“瓜田に靴を直す人ような脇の甘い人”だと書いていました。
 3年経っても変わっていない、学習していなかったという事でしょうか。
 晋三クンは未だ若いので、嘗ての龍太郎クンのようにもう1度首相になるのじゃないでしょうか。
 その時に期待でしょうか。。。

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1434
Listed below are links to weblogs that reference
不思議 from 空のつぶやき

Home > 01.時事寸評 > 不思議

Search
Calendar
« 2007 6 »
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15* 16
17 18 19 20 21 22 23
24*** 25 26 27 28* 29* 30
Archives
Blog List

BlogPeopleに登録

ブログランキング・にほんブログ村へ

あわせて読みたいブログパーツ



Gallery


Counter
Feeds

Return to page top