- 2007年6月24日
- 03.旅行記
今日はあやめ祭りに行ってきた。
やっと、だね(^_^;
今日の目的地は佐原なんだけど、「どうせいくなら潮来へも行ってみようか」と思って家を出たのだけどちょっと早すぎた。
と言うのも、ETCの 早朝夜間割引に間に合うように5時半過ぎに家を出たから。
早く出たら、当然早く着くよね(笑)
で、潮来からもう少し足を伸ばして、鹿島神宮へ。
足を伸ばすと言っても、潮来ICから車で10分ぐらい。
流石に朝早いだけあって、街はまだ眠っている。
日本三大楼門と言われる鹿島神宮の楼門は、水戸光圀のお父さんである徳川頼房が寄進したもの。
案内板の徳川頼房の名前を見て此処が千葉ではなく茨城なんだと実感。
楼門の奥には茅の輪がある。
そういえば、来週はもう大祓えだものね。半年なんてあっという間だね。
茅の輪くぐりをして、進むと本殿と拝殿がある。
本殿は2代将軍の徳川秀忠が寄進したもので、なかなかしっかりしたもの。
華美ではないけど、美しい本殿だ。
社殿は本殿・拝殿・石間(いしのま)・幣殿の4つの棟で成り立っていて、何故か北向き。
なんだか方向感覚が違ったのかと思ったら、この神社が「北への守り」の為に北を向いているとか。
そういえば、鹿島神宮って武道の神様だっけ。。。
奥宮への参道に入ると、入り口のアジサイにカタツムリが居た。
カタツムリを見るなんて、何年ぶりだろう?
子供の頃は夏の雨上がりには必ず見られたのにね。
静かな杜には近所の人が多く散歩している。
見知らぬ私に、すれ違う人がみな朝の挨拶をする。
一緒に居る人との話を中断して挨拶をくれる人を見ると、なんだか不思議な気分。
ウチの近所でも朝や夜に散歩をする人を見かけるけど、みんな黙々としている。
地域性なのかな?
奥宮は徳川家康が奉納したもの。
家康が奉納した時は本殿だったけど、秀忠が本殿を奉納したので此処に移って奥宮として武甕槌神(たけみかづちのかみ)の荒魂を祀っている。
建物は質素だけど、周りの杜に調和している。
と言うか、朝早いというだけではなく、本当に静かな杜だ。
空気も違う感じ。
鹿島神宮は初めてではないハズなのに、前に来たときとは全く違う印象を受ける。
何故なんだろう?
雨上がりだから、空気と木々が洗われたから?
私の身体の中まで洗われるようだわ。
鹿島神宮前の参道には鹿のモニュメントと、サッカーボールのモニュメント。
サッカーボールの方は栄光の碑とある。
アントラーズのJリーグでの軌跡が掘ってある。
って、チラ見しただけで、ちゃんと読んでいないのだけど(^_^;
そういえば、奈良の春日大社の鹿は、春日大社に武甕槌神をこの鹿島神宮から招聘した時に一緒に連れて行かれたものだとか。
今鹿島神宮にいる鹿はその奈良から逆輸入(?)したものらしいけど。
それにしても、小岩の鹿骨(ししほね)を初めとして鹿島から奈良へ向かう間にある“鹿”の字が付く地名は、鹿が奈良へ連れて行かれた時の名残だとか。
1つモノ知りになったわ(笑)
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