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目的を達成できる施策なのかなぁ。。。?

<農水省>農山漁村に人材派遣 失業者受け皿にも 1月9日2時34分配信 毎日新聞

 農林水産省は、農山漁村で働く人材を都市から地方へ派遣する事業を08年度中から始める。派遣の期間は最大1年間だが、若者や失業者に地域の新たな担い手となってもらい、その中から農林水産業の後継者を発掘したいという狙いがある。雇用情勢が悪化する中、失業者に就業機会を提供する側面もある。旅費や手当の助成に、08年度2次補正予算案と09年度当初予算案に計12億円を計上している。【工藤昭久】
 事業の名称は「田舎で働き隊!」。2月16日まで、「仲介役」となってくれる特定非営利活動法人(NPO)や大学、農漁協、森林組合などを公募している。
 仲介役となる組織は、農業、漁業に関心を持つ学生や定年退職者、専門技術者らを募集し、地方の市町村や第三セクター、現地で活動するNPOなどの職場に送り込む。08年度中は10日程度の短期派遣を約800人、09年度は1年を限度にする派遣を約50人仲介することを計画している。働く場を失った非正規労働者らの農村への転身にも期待する。
 農山漁村での具体的な業務内容としては、グリーンツーリズム(滞在型農村観光)や都市・農村交流イベント▽農産物直売所▽農林水産物の加工▽棚田の保全活動--などの企画・運営・手伝いを想定している。
 農山漁村は若者の都市への流出が進み、地域の活性化を担う人材が不足している。地域活性化を目指した都市との交流イベントなどが最近は増えたが、イベントや直売所の運営ノウハウやビジネス感覚を持った人材の確保が大きな悩みだ。
 一方、都市部にも田舎暮らしを希望する人はいるが、農山漁村に安定した就業の機会がないことがネックになり、移住者の数は限られている。農水省は「農村に定着する若者らが増えてくれたら」と期待を寄せている。

最終更新:1月9日11時8分

これって、ちょっと難しいんじゃないかなぁ。。。

9月に青森を旅行したとき、青森県の有効求人倍率を0.5と言っていた。
職を求める人の半数が職に就けないということ。
それって青森県だけの話ではないと思う。
で、そういう地域で“失業者の受け皿”って用意できるのか。。。?






<年越し派遣村>新たな宿泊場所、都内2カ所の旅館に確保
1月9日13時10分配信 毎日新聞

 東京・日比谷公園にあった「年越し派遣村」の実行委員会は9日、派遣村から都内4カ所の施設に移った失業者の新たな宿泊場所について、都内2カ所の旅館に250人分を確保したことを明らかにした。廃校になった小学校の体育館など現在の4施設は12日で使用期限が切れる。旅館は来週末まで借り上げる予定。
 村長でNPO「自立生活サポートセンターもやい」の湯浅誠事務局長は「大多数の失業者のアパートの確保が間に合わないほか、施設は狭く、十分に体を休めることができないため」と理由を説明した。【山本太一】
終更新:1月9日14時40分

数日前のテレビニュースで、派遣村の人たちの職探しがままならないのは“住所”がないから、と言っていた。
本当に住所が無いことが職を得られない原因なのであれば、「自立生活サポートセンター」の人たちは、一時しのぎの宿泊場所を探すのではなく、“住所”となるような住処を探すべきなのでは?
行政に対しても“講堂の開放”を求めるのではなく、公共住宅の優先的な斡旋を求める方が有効的なのでは?と思う。
このNPOが、彼らが職を得るのに有効な手立てをうつのではなく、単に寝床を与えるだけの活動をしようとするのかを疑問に思う。


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