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アメリカ大統領への狂騒

アメリカのオバマ大統領就任の話題で持ちきり。。。

20日(日本時間21日)、行われたオバマ米大統領の就任演説の要旨は以下の通り。(ワシントン支局)

 「われわれは危機のさなかにある。米国は、暴力と憎悪の根深いネットワークに対する戦争を遂行中だ。また、一部の者の欲望と無責任さの結果であると同時に、われわれ全体が厳しい決断を下し、国家を新たな時代に備えることに失敗したことにより、経済は激しく弱化している。さらには、米国も衰退は不可避であり、次の世代は視点を下げねばならないという、自信喪失もみられる。
 私は本日、こういった挑戦は現実であり、簡単に短期間で解決できるものではないと言いたい。しかし、アメリカよ、これを知って欲しい。これら(の問題)は応えられるのだ」
 「問題は、政府が大き過ぎるか小さ過ぎるかではなく、政府が機能するか否かだ。市場(経済)が善か悪かも問題ではない。米国経済の成功は、GDPの量ではなく、富の広がりに依存してきた。防衛に関しても、安全保障と理想のどちらかを選択するというのは虚偽だ。最も繁栄している首都から、私の父が生まれた小村まで、アメリカはどの国に対しても、どの男性、女性、子供に対しても友人であり、われわれがもう一度(世界を)リードする用意があることを知ってほしい」
 「米国のパッチワークの伝統は強さであり、弱みではない。われわれはキリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教、そして無神論者の国だ。そして、南北戦争や人種分離のつらい経験を経てきたからこそ、憎悪をいつの日か乗り越えられると信じている。
 イスラム世界とは、相互の利益と相互の敬意に基づいた新たな道を見つける。貧しい国々の人たちには、農場が富み、浄水が流れるよう一緒に働くよう約束する。また、われわれと同じく富んでいる国には、国境外で苦しんでいる人々に無関心でいることはもうできないと言いたい」
 「政府ができ、せねばならないことはあるが、究極ではこの国が頼るのは、米国の人々の誠実さと決意しかない。われわれが立ち向かう挑戦は新しいものかもしれないが、成功がかかっている価値観-勤勉、正直さ、勇気、フェアプレイ、忍耐、好奇心、忠誠と愛国心-は変わらない」
 「われわれが現在、必要としているのは『責任』の新たな時代である」

アメリカに対して思うのは、アメリカの独りよがりでない“責任”の取り方をして欲しいという1点。
そして、“景気対策”の手段のために“戦争”を使わないで欲しいと言うこと。

この2点でアメリカは、世界から嫌われているのだと思う。
アメリカに端を発する憎悪の連鎖は、アメリカの独りよがりの正義にある。
そのあたりを自覚した政策を以って“アメリカの責任”を果たしてくれれば、世界はアメリカに対して門を閉ざす事はないだろう。
オバマ氏は、マイノリティ出身という事で、政策運営面での苦労があるだろう事は予測できる。
でも、是非、自身の主張を曲げずに政策を遂行して言って欲しいと思うよ。








<オバマ大統領>演説原稿はスタバで書かれた!若干27歳の執筆者に注目―中国紙
1月21日17時17分配信 Record China

20日正午(現地時間)、米民主党のバラク・オバマ氏が第44代大統領に就任、見事な就任演説を披露した。その原稿を共同執筆したのは、若干27歳の若者だったという。写真は中国の書店で平積みになっているオバマ米大統領の関連書籍。
2009年1月20日正午(現地時間)、米民主党のバラク・オバマ氏が第44代大統領への就任を宣誓し、世界中のメディアがこれを報道する中、中国国営通信社・新華社も21日早朝、就任演説の内容を報じた。記事中では、カナダ紙「ナショナル・ポスト」の記事を引用しながら「ホワイトハウス史上最年少のスピーチライター」についても触れている。このほどの就任演説は、オバマ新大統領と若干27歳のライターが共同で執筆したものだったのだ。
オバマ新大統領の主任スピーチライターを務めるジョン・ファヴロー氏は現在27歳。マサチューセッツ州の大学・the College of the Holy Cross卒業後にスピーチライターとしてデビューし、23歳でオバマ氏のライターに抜擢される。その出会いは、4年前の民主党大会の舞台裏で、ファヴロー氏がオバマ氏の演説原稿の誤りを指摘したことからだという。
演説の名手として知られるオバマ氏だが、これは平易な語彙を用い、一文を短く区切ることで、誰にでもわかりやすい内容に仕立てたファヴロー氏の筆に拠るところも大きいと言えよう。感動を与えるスピーチを書くコツについて、同氏は「オバマ氏になりきって書くことです。彼の身振り、発声、抑揚なども考慮しながら」と語り、オバマ氏の著書「マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝」を肌身離さず持ち歩いていたことも明かした。
大統領選が開始してからの18か月間、彼はしばしば徹夜で原稿に対峙することとなった。エスプレッソを片手に、時にはコンピューターゲームで気晴らしをしながら、平均すると毎日午前3時まで責務に取り組んだという。今回の就任演説に際しては、オバマ氏と数時間のミーティングを経た後、数週間をかけて歴代大統領の就任演説やその批評をたぐり、最終的にはコーヒーチェーン店・スターバックスの店内で初稿を仕上げたという。(翻訳・編集/愛玉)
最終更新:1月21日17時17分

オバマ氏の演説を聞いていると、短い、印象的なフレーズがあることで「劇場型」といわれた純ちゃんの演説と通じるのもを感じる。
それを演出したのが、若干27歳のライターだという事にびっくりさせられる。
勿論、オバマ氏本人の言葉が中心なのだろうけど。。。ねぇ。。。

才能って、年齢に関係なく、発揮できる場所で発揮されるのだと、改めて思う。

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