- 2009年1月23日
- 01.時事寸評
シンキロウ君のKYはともかくとして、次に“政変”(?)の起きるのは町村派?
自民党 消費増税了承…確執深まる町村派
月23日0時59分配信 毎日新聞
自民党財務金融部会が22日、09年度税制改正関連法案を了承したことで党内の「消費税政局」はひとまず回避されたが、その調整の過程で最大派閥・町村派の確執が改めて浮き彫りになった。中川秀直元幹事長が最後まで「11年度の消費税増税」に難色を示した結果、麻生政権を支える森喜朗元首相、町村信孝前官房長官との関係は完全に冷え込んだ。町村派は今後、分裂含みの運営が続くことになる。【高山祐、近藤大介】
消費税問題の決着を受けた22日の町村派総会で、代表世話人の中川氏は「しっかりと議論してよかった。本当に全党一丸となっていける」と強調。続いてあいさつした同じく代表世話人の町村氏も「戦線が統一できて非常によかった」と応じ、「協調体制」を演出した。しかし、同派最高顧問の森氏は最後まで姿を見せず、派内の溝の深さは隠しようもなかった。
町村氏と中川氏は、これまでも何度か総会でさや当てを演じてきた。町村派は、両氏に谷川秀善参院議員を加えた代表世話人3人による集団指導体制で、互いの主導権争いも背景にあった。
税制関連法案の付則問題が浮上すると、派閥の分裂を危惧(きぐ)した安倍晋三元首相が、両氏に妥協を持ちかけた。21日夜には河村建夫官房長官を通じて中川氏を説得。中川氏もぎりぎりで「(法律の実施時期を分ける)2段階方式なら構わない」と軟化した。
しかし、派内での中川氏の孤立化は徐々に進んでいる。民主党の中堅・若手と連携した「新党構想」を描くなど、中川氏は政界再編志向が強い。昨年9月の自民党総裁選では、小池百合子元防衛相を担ぎ出した。派閥の分裂につながりかねない中川氏の行動に森氏が激怒し、以後は事実上、没交渉状態だ。
中川氏は今年、「新しい旗の下で再結集する」と発言し、麻生政権と距離を置く姿勢を鮮明にした。消費税問題もその一環だが、森氏は周辺に「新しい旗を立てること自体が政権の足を引っ張る。派閥代表としてすべき行為ではない」と語り、不快感を隠さない。
こうした派内の状況に、中山泰秀衆院議員は22日、記者団に「とにかくケンカをやめてほしい。有権者は若手に文句を言う。我々が困る」と嘆いた。
最終更新:1月23日0時59分
少なくとも秀クンと町村君の政局運営に対する考え方は全く違うように思う。
政局だけでなく、政策も違うとなれば、同じ“派閥”でいる意味はなくなってしまう。
少なくとも“最大派閥所属”という意味はあっても、既に政策の進め方に違いある集団はいずれ袂を分かつしかない。
自民党の分裂と、民主党右派を含めた政界再編があと数回起きて、適正な(というか、志を同じくする)政策集団が固まるのを期待しているのだけどな。
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Comments:2
- まる 2009年2月11日 14:25
麻生さんのダメダメぶりは分かったから〜(笑)
このさいてーな混乱が
>自民党の分裂と、民主党右派を含めた政界再編があと数回起きて、
>適正な(というか、志を同じくする)政策集団が固まるのを期待しているのだけどな。
に繋がる事を期待しています。
もし、そうなれば、それだけでも麻生さんが登場した価値があるってもんです(^^;;しかし、、、、ここまで頓珍漢な奴だとは思わなかったな、正直いって。
- COO 2009年2月13日 01:23
> まるさん
確かに。。。
私は、以前は、多少なりとも太郎チャンに期待していたのですよ。
企業経営者としての経験が国の経済運営に活きるかと思って。
でも、党内での信頼関係が薄いせいもあるのか、
迷走していますね。。。
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