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何処を見てモノを言うのか。。。(^_^;

何だか身辺忙しくゆっくり日記を書く気分になれない。
で、今日もニュースクリップ(^_^;


<有害ネット規制>法案に「過剰」懸念広がる…学校関係者ら

6月5日22時45分配信 毎日新聞

 今国会での成立を目指し自民、民主など4与野党が合意した18歳未満の青少年に対する有害なインターネット情報を規制する法案に対し、ネットや学校の関係者から「過剰規制の恐れがある」との声があがっている。法案は「処刑など著しく残虐な情報」も有害情報と定義しており、戦場や紛争地での記事や写真も規制されかねないからだ。

 自公民共4与野党の実務者が2日に合意したのは「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案」。法案は6日、衆院に提出される。

 法案では有害情報を「青少年の健全な成長を著しく阻害するものをいう」と定義し▽犯罪や自殺を誘引する情報▽著しく性欲を興奮させる情報▽殺人、処刑、虐待など著しく残虐な情報--などを例示した。

 サイト管理者は有害情報が掲載されていると知ったときは、フィルタリングソフトを導入するなど青少年が閲覧できないような措置を講じなければならない仕組みを初めて法制化した。報道分野も除外していない。

 これに対して楽天は3日「有害情報の定義のあいまいさは解消できない。閲覧防止措置等の努力義務を(事業者に)課すことは表現の自由の侵害の恐れが高い」と懸念を示す声明を出した。

 新聞各社のニュースを配信している検索サービス大手、ヤフーの別所直哉法務部長は「定義が広いために、有害情報の線引きは難しく、空襲の被害者や戦場での犠牲者を写した報道写真も有害情報に該当する恐れもある」と話す。

 全国高等学校PTA連合会の高橋正夫会長も「フィルタリングソフトで何を見せないかの考え方は各家庭によって異なる。国が家庭内の教育に口を挟むのはおかしい」と疑問を呈する。【柴沼均、臺宏士】

最終更新:6月5日22時46分

法律の文書は曖昧な表現が多い。
その曖昧な表現のお陰で、本来の趣旨とは異なる事も“運用”される事が多い。
将来、その法律が適用される範囲がどこまで広がるのか?という事は、関連するかもしれない業界にとっては“脅威”よね(笑)

事件が起きる度に、「犯罪の引き金となる物質が存在するから、犯罪が起きる」と闇雲に叫ぶのがここの所のマスコミ。
数年前、小学生がナイフで殺人を犯した際にも「犯罪防止のためにナイフを安易に所持させてはいけない」などと書いた新聞がいくつもあった。
流石に台所で使うような包丁と自家用車だけは、自分たちも日常的に使っているからか「存在そのものが犯罪を引き起こす」とは言わないみだいだけどね(苦笑)
でも、その“道具”がネットとなると、マスコミの“批判”はヒートアップするような気がする。
“○○とハサミは使いよう”という言葉があるように、道具は使い方次第で有用にも有害にもなる。
私は、道具を規制するより道具の使い方の教育こそが問題なのでは?とずっと思っている。
そういう意味では、有害ネットであっても、親が“見せるべきではない”と思うならば親自身が対応すべきだと思うし、それを法律で規制するものでもないと思う。
当然、ネットで得た情報を悪用し、犯罪を犯した人間に対しては“ネットで知った”か否かに関わらず、厳しく罰すべきだと思うよ。
例えば、最近新聞記事でよく見かける“硫化水素”だって、ネットにも“作り方”は出ているだろうけど、“作り方”が出ている図書だって流通している。
流通してなくても、国会図書館に行けば“作り方が書かれた図書”を閲覧することだってできる。
ネットだけを規制しても、本当にその情報を知りたいと思う人にはあまり意味はない。
“著しく性欲を興奮させる情報”や、“殺人、処刑、虐待など著しく残虐な情報”って、“情報”を“図書”や“映画”に置き換えたら、巷に無数にある。
その一々を回収処理しているのか?せいぜいが“袋に包む”事や“(曖昧に)年齢制限する”と言った閲覧制限を設けているに過ぎないのでは?
ネットで発信される情報だけが“削除”(無かった事に)されるだけで、青少年を守れるのか?







サマータイム導入は損? 日本睡眠協会が試算

6月5日21時53分配信 産経新聞

 医師や教師で構成する日本睡眠学会は5日、夏季に時計の針を進めるサマータイム(夏時間)が導入された場合、睡眠のリズムに障害を起こす人が増え、医療費の増大や職場での作業効率の低下などで1兆2000億円の経済的損失が発生すると発表した。
 すでにサマータイムを実験的に導入している北海道で約4割の人が、睡眠障害など何らかの体調不良を訴えているという調査結果があり、経済的損失はこれを全国に当てはめて試算した。
 また、睡眠学会は大阪市をモデルに制度を導入した場合のエネルギー消費量をシミュレーション。その結果、早く帰宅することによる冷房使用量の増加などにより、家庭での電気消費量は0.13%増加した。日中の明るい時間を有効活用し、エネルギー消費量を抑えるというサマータイムの狙いとは裏腹に、むしろ増エネにつながる結果になったという。
 毎年浮上するサマータイムの議論だが、今年は日本が主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の議長国ということもあり、福田康夫首相も「やっていないのが異例」と導入に前向きな姿勢を示している。

最終更新:6月5日21時53分


子供の頃親に何かを強請る(買ってもらう、してもらう)時に、「○○ちゃんちは、やって(買ってもらって)いるよ」と言うと、私の両親は決まって「他所は他所、ウチはウチ。」と言って、相手にしてもらえなかった。
モノを買って貰う事に関しては、ウチがそんなに裕福ではなかったからなのだろうと思う。
でも、例えば、テレビを見るというような、日常の些細な事でも同じように言われた。
子供の頃は「全員集合!」が全盛期の頃だったけど、私は両親の教育方針の下、見せてもらった事はない。


サマータイムについては、導入先進国で色々な問題が出ている。
省エネを目指したのに逆に増エネになっているとか、心臓病やうつ病にかかる人の割合が増えたとか。。。
「やっていないのが異例」なのではなく、「賢明だったからこそ導入しなかった」もアリなのでは?
或いは、「先人に学ぶ」事も必要なのでは?
他所のマネをするだけが“イイこと”ではないと思うよ。
“環境”が主題になる会議の議長さんなら、むしろ“サマータイムの弊害”だってキチンと“モノ”言えないとね!







NHK受信料、値下げ論消える? 「高齢者割引」が急浮上

6月5日22時57分配信 産経新聞

 NHK改革の焦点になっていた受信料値下げ論議が、立ち消えになっている。次期経営計画の策定期限が9月下旬に迫っているにもかかわらず、事実上議論はストップ。代わって高齢者を対象に割引、免除する案が急浮上している。突然ともいえる“転換”に内部からも「議論そのものが消えたのでは不可解に映るのでは」との声が出ている。
 5日、会見したNHKの福地茂雄会長は、値下げ問題について、「3年、5年先の施策を見通して、それをまず抑えなければならない。一律の値下げはいかがなものか」と難色を示した。
 値下げをめぐっては昨年1月、菅義偉総務相(当時)が2割減額を求めたことで、改革の焦点に浮上。昨年9月、橋本元一前会長ら前執行部が経営計画案に月額50~100円の値下げを盛り込んだが、最高意思決定機関のNHK経営委員会は、「(改革次第で)視聴者の理解が得られる程度の値下げが可能」と不十分との見方を示し、次期計画の“宿題”となっていた。
 ところが、今月3日の衆院総務委員会で、福地会長は、年金の財源不足や大地震発生後の受信料免除などを挙げ、一律値下げに慎重な考えを表明。「受信料を下げるなら、弱者中心のものを重点的に考える」と高齢者割引など、限定的な値下げを検討するとの方針を打ち出した。

最終更新:6月5日22時57分


「一律の値下げはいかがなものか」って。。。(^_^;
NHKの放送って福祉なのか?


“福祉政策”の実行者である行政が高齢者の経済的負担を云々するのは解る。
映画館や美術館のような場所が、時間的な余裕がる高齢者の囲い込みのために高齢者割引を設定するのも解る。
高齢者割引をすることで、NHKにはどんなメリットがあるというのか?

NHKが公的放送という意味では“行政”の一部という考え方もあるけど、そうなればNHKが“報道機関”というより政府のプロパガンダであっても文句は言えなくなる。
まぁ、総務省としては、それを狙っているのかもしれないけどね(苦笑)

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