- 2008年6月17日
- 01.時事寸評
東京メトロの最後の“新線”となる副都心線が、開業初日からトラブル続きらしい。
<東京・副都心線>4日連続でダイヤ乱れる 停電で
月17日10時57分配信 毎日新聞東京メトロ副都心線(埼玉・和光市-東京・渋谷)は17日朝、2カ所の変電所のブレーカーが作動して停電し、14日の開業日から4日連続でダイヤが乱れた。東京メトロは「走行中の電車が偶然、一斉に加速したことで瞬間的に過大な電流が流れた。他の区間でも起こりうる」としている。
東京メトロによると、17日午前7時半ごろ、和光変電所(和光市)と朝霞変電所(埼玉・朝霞市)でそれぞれブレーカーが作動した。和光市駅と副都心線に乗り入れている東武東上線・朝霞駅の周辺が停電し、停電区間を走行中の副都心線と東武東上線の電車が約30秒間ストップした。両線は最大で約15~20分遅れ、さらに乗り入れている東京メトロ有楽町線も約30分遅れた。
副都心線は14、15の両日、自動列車運転装置の不具合などでダイヤが乱れた。16日も指令ミスや停車駅を誤って通過する運転ミスが相次いだ。【市川明代】
最終更新:6月17日10時58分
これまで、運転士の不慣れが原因だとか言っていたけど、過負荷が原因で停電が起きるなんて、そもそもの“設計”が間違っているんじゃないの?
通常運行では処理できるレベルであっても、電車には人身事故はじめ種々の問題で遅延が起こり得る。
遅延の原因が解除されて電車が一斉に運行しだしたとしたら、電車の加速も同時期になる可能性が高い。
そういった事象に耐えられないと言うのであれば、それは“そもそも”が間違っている事になる。
昔、勤めた会社では、“特異”な場を想定して平時では稼働率が20~30%程度の設備を持っていた。
その“特異”な場がどういった頻度で起きるのかに拠るけど、平時の稼働率が20~30%と言うのは過剰な設備だと思う。
でも、運休や見合わせなど、電車の運行が一時的に止まる事は、首都圏の電車では珍しい事ではない。
会社と時間の長さを問わなければ、ほぼ2日1回はあるのではないだろうか。
そんな“普通”の状態に耐えられない“設計”は、設計ミスと言われても仕方がないと思うよ。
あぁ。。。“設計”と言っても、一般的に想像される建築物の設計ではなくて、電車運行の設計、想定の事。
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