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原因の所在

昨日の昼間、テレビを見ていたら、「秋葉原で17人殺傷される」というニュース速報が入った。
暫くして犯人が取り押さえられたニュースも速報された。
文字だけの速報でもセンセーショナルだった。。。
茨城の事件とは違って、あっという間の17人の被害と逮捕だもの。
速報が出て直ぐに逮捕できたのに、そんなに大きな被害になったのは何故?速報が遅かったの?と思った。


秋葉原通り魔事件 「誰でもよかった」供述 相次ぐ理不尽な凶行

6月9日17時18分配信 産経新聞

 「誰でもよかった」。東京・秋葉原の通り魔事件で、7人を殺害した加藤智大容疑者(25)はこう語ったとされる。過去の無差別殺傷事件の容疑者も同様の供述をしている。
 今年3月に茨城県土浦市のJR荒川沖駅前で8人が殺傷された事件で、逮捕された男は「人を殺したかった。誰でもよかった」と説明。「複数殺せば死刑になれると思った」とも供述しており、検察側は精神鑑定をしている。
 JR岡山駅で同月、岡山県の男性職員がホームから突き落とされ殺された事件では、当時18歳の少年が「人を殺せば刑務所に行ける。誰でもよかった」と供述した。
 平成11年9月の東京・池袋の通り魔殺傷事件で、死刑が確定した男も「誰でもよいから人を殺して世間を驚かせてやろう」と犯行を決意したとされた。
 東京の繁華街での無差別殺傷という点で今回と共通点があるが、男は日ごろから「自分が社会で正当に評価されていない」と不満を持っていた。
 一方、加藤容疑者は「世の中がいやになった」と供述しているという。

(後略)


最終更新:6月9日17時26分


「世の中が嫌になった」とか、「生きているのが嫌になった」のなら、自分1人で死になさい。
将来を期待されている人を巻き込んではいけません!
何だか、最近、同じような理由で他人を巻き込む人が多い気がするよ。

生まれてきた人が人生をまっとうせずに“死ぬ”には“生まれて”きた以上の意味が必要だと思う。
でも、この犯人は、被害者にそういった“意味”を与えなかったのじゃないかと思う。
少なくとも“誰でもよかった”なんて言っている位なのだから。。。

“誰でも良かった”のなら、何故“誰も殺さない”という選択肢を選らばなかったのか?
私は被害者家族ではないけれど、それでもこの犯人に被害者以上の肉体的苦痛を与えたいと思う。
赤の他人そう思わせるほどの事をしたのだと思うよ。
私にはは被害者のご冥福を祈る事しかできないけど。。。











こういう事件がある度にマスコミがその“原因”にするのが、現在の経済格差と、子供時代のいじめ。
今回の事件は、経済格差が問題視されるのかな?
でもさ、この犯人の事情は知らないけど、先の江東区の殺人事件の犯人は派遣社員でありながらかなりの高給取りだったらしい。
派遣社員=ワーキングプアではないし、低所得者=事件の犯人というステレオタイプの図式もどうかと思う。
異常事件を起こすのは、育った環境や現在の経済的環境が原因なのではなく、勘違いしちゃった本人こそに問題があるのだと、マスコミが早く気がつかないかなと思う。

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