- 2009年8月14日
- 01.時事寸評
世のお盆休みで、通勤の電車が空いている。
朝の通勤時間帯の電車が空いていて、ちょっと遅い時間のレジャータイムの電車が混んでいる。
沿線にディズニーランドがあるので、私が使う路線は朝から上りも下りも混雑してる。
さらに勤務地最寄り駅も、大きなピギーバッグを持った人々や、ポケモン・スタンプラリー参加の親子であふれている。
そんな様子を“悪い”と言う気はないけど、いつもとはチョッと違った“秩序”にちょっと戸惑っている。。。(^^ゞ
昨日、帰宅したら、郵便受けに「投票所入場整理券」が入っていた。
未だ、告示されてもいないのに?と思ったら、告示は今日だったのね。
なんだか、“選挙前”が長すぎて中だるみな感じ。。。(^_^;
マスコミが騒ぐほどには今度の選挙が盛り上がらないのは何故だろう?と考えていたのだけど、その答えは此れだったのね。
党首討論 中田宏・横浜市長「国家観聞きたかった」8月13日7時57分配信 産経新聞
政権がかかった衆院選前ということもあり、これまでにない緊張感のある党首討論だった。ただ、どちらが優れているかというより、どちらがひどいかというあら探しの議論になった面がある。残念だったのは、わが国をどうするかという国家観、今後の方向性の提示がなかったことだ。時代認識を明確にして、この国をどう導くのかという理念を聞きたかった。国家像を明確にした方が「勝ち」だった。
麻生太郎首相(自民党総裁)は最初から最後まで民主党批判だった。民主党の鳩山由紀夫代表は、政権交代という手段が目的であるかのような議論をしていた。東と西の横綱相撲にはなっていなかった。
良かった点は、麻生首相は安全保障について「国家の基本中の基本」と発言した。民主党を攻める狙いもあったと思うが、それなら集団的自衛権や日米安全保障などの中心課題について、具体的に語ってほしかった。「戦後、焼け野原からスタートして現在の豊かさがある。今後も自由と安全を守る」という発言も良かったが、もう一歩突っ込んだ具体論がほしかった。
一方、鳩山代表が「政治主導にする」と表明し、国家戦略局の実施など具体的な構想を示した点は、民主党の姿勢がはっきり見えてよかった。政権交代は「無駄を排除するため」といったが、何のために政権交代をするのかという目的については、まだ十分示されていないという感じがする。
国と地方のあり方がほとんど出なかったのは、国のあり方が明確になっていないからだ。
自民、民主両党とも、あげます、助けるといった「help」の政策ばかり出しているが、問題を解決するという「solve」の政策を示していない。これから始まる選挙戦では、ヘルプだけでなくソルブも示してほしい。(談)
最終更新:8月13日9時0分
政権を取ろうとするどちらの政党も、相手の批判というか、「どちらが(より)酷いか」というだけで、「(相手より酷くないから)自分が優れている」と言っているだけだからなんだね。
政権を云々するのであれば国家のあり方や国家戦略を示すべきなのに、どちらの政党からも国家観が全く語られないままお金のばら撒きだけを“政策”として議論してるだけだから、物足りなさを感じさせるのね。
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