- 2006年10月10日
- 01.時事寸評
<向井さん代理出産>法相「親子関係に混乱」タレントの向井亜紀さん夫妻が米国女性に代理出産を依頼して生まれた双子の男児の出生届を受理するよう命じた東京高裁決定について、長勢甚遠法相は10日の閣議後会見で「確定すれば、類似案件や今後の親子関係に混乱が考えられる。最高裁の判断を待たざるを得ない」と述べた。
家事審判の当事者の東京都品川区長は、同省の指示を受けた上で、10日中に許可抗告を申し立てる見通し。
(毎日新聞) - 10月10日12時45分更新
この問題をキチンと議論しない事こそが、“親子関係に混乱をきたす”元だと思うのだけどな。
この夫婦の場合、卵子も精子もこの夫婦のもの。
という事は、遺伝子的にはこの夫婦の子供って事。
今は裁判で親子認定する場合にDNAを使うことが多いと思うのだけど、DNAで親子鑑定すれば子供はこの夫婦と「親子関係である」と認定される。
向井亜紀さんが出生届を出す際に「親子」と認められなくても、後に裁判でDNA鑑定による親子認定を申請したら「親子」と認められる事になるんじゃないの?
だったら、両親が共に認めている子供なら「実子」として出生届を受理する事になんの矛盾があるのだろう?
ただ単に、法律が事実認定に矛盾を孕んでいる事でしょ。
法律が時代遅れになっている事を鑑みもせず、「混乱が考えられる」なんてコメントは“思考停止”に見えるよ。
日本では医師会が自民党の支持団体であるお陰で、医療に関しての法律は遅れている。
医師会に都合の悪い法律は通らなかったり、通るのに時間がかかったりしている。
最近は、自民党だけでなく民主党にも日本医師会が入っているらしく、益々“医療”に関する法律は改善されない。
そんな日本の医療の現状に、海外で先端(でもない)医療行為を受ける人が増えている。
日本では認められない医療行為は海外で受けるしかないものね。
最たるものが、小さな子供の生体肝移植。
海外で臓器提供者を待つために、その医療費や滞在費に膨大な費用がかかる。
その幾つかの事例は募金を募ったりしているが、最近はその募金活動にも色々反発があるようだ。
話は逸れちゃったけど、行政関係者は法律をそのままにして法の解釈だけなんとかするつもりなのだろうか?
親が有名人でなければ問題にもならずに出生届も受け付けられたのだろうけど、両親が有名人だからこの代理母が法律への問題提起となった。
でもよく考えてみると子供はもう3歳になる。
確実に成長しているのに、未だ生まれた事になっていないのよね。
生まれていないという事は、受けるべき健康診断や予防接種も、行政からは案内されないという事よね?
このまま最高裁の判決に数年掛かれば、就学の機会も奪われる。
子供は生まれてくる親を選べないのに。。。
子供には何の罪もないのに。。。
同じ日本人なのに。。。
この子達は、日本人なら生まれながらに持てるはずの法の下の“平等”すら、生まれながらに奪われているのね。。。
法務大臣なら、法の不備こそを反省しないといけないんじゃないの???
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- 個人的には代理出産で生まれた子供を自分の実の子として認めてもよいと思うのですが、どうなんでしょうか・・・