- 2007年3月 6日
- 01.時事寸評
春で大学進学や就職で親元を離れる人を目当てにしているのか、最近テレビが安い。
少し前までは、地デジ未対応のアナログテレビが投売りされていたのだけど、最近は地デジ対応の液晶テレビが安い。
液晶だからそう大きい訳ではないけど27インチ程度で6万円を切る。
半年前と比べるとかなり安くなって、お買い得感、お手頃感もある。
これを見たら、アナログテレビから買い換えてもいい様な気分になってしまう。
<地上デジタル>07年以降、アナログテレビ大量排出へ3月6日19時51分配信 毎日新聞
2011年の地上デジタル放送開始で受信できなくなるアナログのブラウン管テレビ約5000万台が07年以降、家電ごみとして排出されるとの推計が6日、中央環境審議会と産業構造審議会で報告された。11年前後にはこれに加え年間排出量の2倍近い1500万台が一気に排出されるおそれもあり、対策を検討していくことになった。
報告したのは、メーカーでつくる「電子情報技術産業協会」。毎年のブラウン管テレビ、液晶テレビ、プラズマディスプレーの出荷実績を基に推計。ブラウン管テレビから液晶テレビへの買い替えが進み、07年以降、ブラウン管テレビを中心に年間1000万台程度が排出されるとした。06年に約8580万台あるアナログテレビは、11年に約3500万台に減るという。
一方、アナログテレビは専用チューナーを使えば地上デジタル放送を視聴可能。同協会は約3500万台のうち約2000万台はチューナーを利用するとみているが、残りの約1500万台はチューナーを利用するかどうか見通しが立たず、11年前後に一気にごみとして排出されるおそれがあるという。【山本建】最終更新:3月6日22時5分
罪だよなぁ。。。
使えるものを“使えなくなる”と煽った結果だもの。。。
アナログテレビの大量排出というか大量廃棄が進むのは、家電量販店で地デジ対応がお手頃価格になった事に加えて、先般から民放連がアナログテレビではテレビ放送をまったく視聴できなくなるかのような宣伝をしてきたのが原因の一つ。
私の両親なども、今のテレビが“ただの箱になってしまう”と勘違いしていたものね。
引用した記事にもあるように、今使っているアナログテレビでも地デジ用の専用チューナーを使えば地デジ放送を視聴可能になる。
でも、これまで、家電業界は、そのことを積極的には言ってこなかった。
さらに、地デジ対応のテレビが6万円そこそこで買えるのに、チューナーが5万円弱もするとなると、新しいテレビに買い換えようという気になるのは至って普通の事。
でもね。。。
例えばCATVの人なんかは、慌ててチューナーを買う必要はないかもしれない。
私が住むマンションでは、電波障害でアナログ放送が入らないのでCATVが入っている。
今のまま地デジ対応のテレビやチューナーを接続すればそのまま地デジ放送を見られるし、CATVの契約をしている人であれば契約を変えて必要に応じてCATVのチューナを変えれば地デジ放送を見られる。
未だ使用可能なテレビを持っているのならチューナを買うという選択肢もあるけど、CATVを視聴している家庭ではCATVの契約を変えるだけで済むかもしれない。
そういった情報って、意外に知らされていないんじゃないのかなぁ。。。?
“テレビが観られなくなる”と殊更に脅かすだけじゃなく、対応方法のメニューをもっと周知してくれればいいのにねぇ。。。
因みに、私が契約しているCATVでは、地デジ放送への契約に変更すると幾つかのテレビショッピング局が視聴できなくなるらしい。
ストレスが溜まると通販に走ってしまう私には、ある意味有難いことかも~(^^ゞ
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