- 2008年10月11日
- 01.時事寸評
今日はNY市場で前日比で934ポイントもの株価下落を招いたアメリカ発の金融危機に対する考察を書くつもりだったのに(?)、夕方入ってきたニュースに驚かされて、“金融危機”が吹き飛んでしまった(^^ゞ
夕方入ってきたニュースというのは、所謂“ロス疑惑”の三浦(元)被告がロサンゼルスの拘置所で自殺したというもの。
一時不再理という原則があって、日本で妻殺害の疑惑には“無罪”になった三浦被告が、日本にはない「共謀罪」でアメリカで裁かれるというので世間の興味の的となった。
マスコミの報道の影響で素人目になんとなく“有罪”と思われる(元)被告が関係する事件が、アメリカでの新たな証拠を元にどう真相解明されていくのかという事に興味があった。
しかし、(元)被告が死んでしまったのでは“真相解明”はされないことになってしまう。
ここで問題になるのは、アメリカの司法当局が彼を死なせて事が、真相究明がされないばかりではなく、アメリカへは、“安易に”犯人を引き渡せないという事。
“引渡協定”によって、アメリカの刑法に抵触する“犯人”を日本がアメリカに引き渡した途端に、アメリカで“裁判を受けずに”犯人を殺してしまう事になりかねない事が問題。
それって、何事も“真相究明”しないことになる。
要するに“アメリカにとって都合の悪い犯罪者”が“裁判を経ずに殺される”危険があるという事。
そういった(アメリカ司法省に対する)“疑惑”を払拭するために、この件に関しては、これまで以上のオープンな情報開示がされることを望むね。
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