- 2010年2月20日
- 03.旅行記
温暖化とは言いながら今年の中々温かくならない気候で開花が例年より遅れていた駅前の河津桜が、やっと咲き始めた。
未だ、3分咲にもならない。
花の少なさにメジロも寂しそうに見える。
さて、今日は立川を散策。
立川駅を降りるのは30年ぶりかなぁ。。。
30年前、立川の駅を降りて南口に出た処に通学バスのバス停があった。
私が大学生になった頃は都心の学校が環境の良い地を求めて郊外へ移転するのが流行りだった。
例に漏れず我が母校も(今はないけど)八王子と横浜に校舎を設けて、1年生は週に1日は郊外キャンパスでの授業があった。
選択した第2外国語の関係で、私は1年生の間、毎週金曜日に八王子の校舎に通った。
八王子の校舎にはテニスコートが何面かあって、2年生以降に学内のテニスサークルを集めて開催したリーグ戦やトーナメントの会場にもしていたので、立川に来たのは30年を少し切るかぁ。。。(笑)
当時、立川駅の南口でバスに乗って暫く行くと多摩川を渡る橋があった。
富士山が見える。。。あの橋はこの橋だったのかなぁ。。。?
30年前もこんな風に富士山が見えていた。。。あの景色に似ている。。。と思ったけど、この橋ではなかったようだ。
この橋は立日橋。。。30年前には無かった橋。
だったら、あの橋は此処より上流の多摩川大橋だったのかな。。。それとも下流の日野橋だったのか?
多摩川沿いに少し下って、根川緑道に入る。
先ず目に付いたのはこのつり橋。
貝殻橋というこの橋は木製だからなのか、なんだか惹かれる趣の橋だ。
根川は、一見すると護岸工事の成されていない懐かしい趣の小川。
川の両岸には桜の枝が伸びている。
花の頃は華やかなんだろうな。。。
水も綺麗だし、鴨が遊び、鯉や小さな魚も沢山泳いでいる。
都会近郊にしては珍しく自然のままの綺麗な川なんだろうな。。。と思うのは、早合点(^_^;
此処は浄水した下水を流している人工の小川なんだよね。。。
人工だとしても、此処まで素敵な小川が作れたら、OKなんじゃないの?
公園内の東屋で、持参したお握りを食べた。
今日のような小春日和の日には、こんな穏やかな公園で頂くお握りが美味しい(^^)
根川緑道の直ぐ傍にあるこちらの川は残掘川といって、多摩川に流れ込む自然の小川。
護岸の施しはなされているものの、ここも風情が感じられる小川。
根川程川の傍まで降りることは出来なかったけど、脇の小路からみると鴨や亀が餌を食んでいたからこの川にも小魚が住んでいるのだろうな。
こちらも川の両岸は桜の並木。
4月の初め頃に歩くと、もっと気持ちイイのだろうな。
さて、この辺りから住宅地に入る。
残堀川の近くのお宅の梅。
未だ少し若いけど、可憐で美しい。
暫く歩くいて住宅地に入る。
大きなコブシのつぼみが目を惹く。
そう言えばコブシは立川の花だった。
でも、そうは言っても、未だコブシの花が咲く時期には早い。
温暖化のせいで、少し早めにつぼみをつけたのか。。。?
更に歩いて「立川市歴史民族資料館」を見学。
民家の庭先の一部のような場所にあったから私営の資料館かと思ったら、個人から寄贈された土地に建てられた市営の資料館だった。
普済寺の六面石幢(国宝)のレプリカや飛行機の模型などの展示物を見ていたら意外に時間が経っていた。
実はツボにはまっていたのか?
今日の散歩のゴールの西立川の駅に向かう途中、鯨が目に付いた。
街灯やマンホールの蓋など、あちらこちらに鯨の意匠が施されている。
後で調べたら、これはアキシマクジラなのね。
ここで鯨の骨がほぼ完全な形で発見されたという事は、この辺りまで海だった時期があるという事か。。。
そう言えば、さっきの橋が貝殻橋というのも、この辺りが海だった頃の名残りなのかな。
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