- 2004年5月 7日
- 03.旅行記
今日も朝から温泉。
今日は、ホテル近くの角館温泉。
昨日、ホテルで紹介してもらった居酒屋さんが併設している温泉施設。
昨日のまん馬やのお姉さんの話では、ここも源泉らしい。
お風呂場の中は青森ヒバの木が使ってあって気持ちいい。
ここのお湯は透明でさっぱりしている。
しかし、昨日お酒を呑みすぎたのか、汗が良く出る(^_^;)
温泉を出て、これもお姉さんお薦めの安藤家（安藤醸造元）に行く。
レンガ造りの蔵が見事だ。
蔵は蔵屋敷になっていて、無料で公開されていた。
丁度節句という事で、五月人形・武者人形が飾ってあった。
店内の文庫蔵では味噌汁と漬物の試食ができるようになっていたので、味噌汁を頂いた。
出汁は使わず味噌だけと言う味噌汁が美味しかった。
お風呂上りで喉が渇いていたせいか、セルフサービスの味噌汁を2杯も飲んでしまった(笑)
あまりに美味しかったので、此処でお味噌と醤油を自分用の土産に買った(^^)
その後は、これまたお姉さんのお薦めの雲厳寺へ。
“拝観は庫裏からどうぞ”と書いてあったので庫裏に回ったが、誰も居ない。
“拝観はご自由に”と書いてあったので、恐る恐る中に入る。
中に入ってみるとご住職がいらして、“何処でもどうぞ”といわれたので勝手に見て回る。
広いお寺の中は静まり返っている。
どこの部屋も生活感はあるのに、人が居ないのだ。
寺もキチンと手入れされているから人が居ないはずはないし、これだけの広さのお寺なのだから、ご住職1人で手入れできるものではない。
此処は曹洞宗のお寺らしいのだけど、禅宗だから静かなのかしら？
お庭や千体仏像を見て、お寺を出た。
通りから目立たない道を入ったところにあるお寺だったけど、行ってよかった。
そろそろお腹が空いてきた。。。
広い通りに出て、国道沿いのドライブインに入った。
やはりここでも稲庭うどん。
実は昨日のお店で食べなかったけど気になっていた“桜うどん”を頼む。
稲庭うどんに桜の葉が練りこんであるらしいのだけど、麺は桜色。
ほんのり桜の香りがする。
喫茶店風の店だったのであまり期待はしていなかったのだけど、美味しかった。
なんだか得した気分(笑)
ここでもお土産に稲庭うどんのノーマルなものと、桜うどんを買ってきた(^^)
次の目的地は、抱返り渓谷。
東北の耶馬溪と言われているらしいという事は知っていたが、本当に景色がよい。
エメラルドグリーンに輝く玉川沿いのハイキングコースに入ると、“熊に注意”の看板。
注意って言われても。。。(^_^;)
本来なら1人でこんな処に入っちゃいけないのだろう。
大勢で歩いていれば熊も寄ってこないだろうけど、1人では危険。
でも、仕方ないよね。。。1人で行っちゃった（苦笑）
道は細いくて、ちょっと怖い。
でも、景色は。。。
新緑が薫る山には桜が咲いている。
道端には、色々な色のスミレや名前もしらない花たち。
川は歩くにつれ表情を変える。
ちょっと楽しいハイキング。
そして何よりも、回顧（みかえり）の滝。
熊が潜んでいるんじゃないかと思うような真っ暗なトンネルを抜けて目の前にした、50mもの高さか落ちる滝。
この滝を目の前にした時名前の意味が解ったし、ここまで歩いてきて良かったと思った。ここは紅葉の季節もよさそうだ。
全長7kあるハイキングコースだったが1.5kぐらいの場所で引き返す。
今日は千葉まで帰らなければならないから、そんなにゆっくりもしていられない。
でも、イイ森林浴になったし、イイ汗もかいた。
汗を流したいなと思って、盛岡まで戻る道の途中にある道の駅に併設された立ち寄り湯に入る。
ここのお湯は少しぬる目で、ぬめりがある。
美人の湯って言うから、お肌に言いのかしらね(笑)
内と外のお風呂、そしてサウナ、そしてまた露天風呂と、ここでも1時間近くも過ごしてしまった。
もう4時だ。今日中に帰れるかなぁ。。。(^_^;)
お蕎麦で腹ごしらえして、千葉に向けて出発。
盛岡から東北道に入り、郡山から磐越道、いわきから常磐道と言うコースを取る。
途中、北緯38度の標識。
アテネって、意外に北にあるのね。。。
磐越道に入り、阿武隈SAで“エゴマ豚のけんちんうどん”を食べた。
エゴマ豚と言うのも、最近はやりのこだわり飼育の豚らしい。
けんちんうどんと言うより、豚汁うどんという感じのうどんには、こだわりの豚は少ししか入っていなかった。。。
ここから3時間少々で千葉。
2泊3日の温泉旅行。
総走行距離で1425キロの車の運転はちょっと疲れたけど、楽しかった。
5つの温泉でお肌すべすべ(^^)
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