- 2004年5月 3日
- 04.映画三昧
今日は「パッション」と「恋愛適齢期」を観て来た。
先ず、パッション。
近所の映画館のポイントが貯まっていて、1回分の無料鑑賞が可能になっていたので、それで(笑)
パッション。。。
何でR-18指定じゃないのかなぁ。。。
キリストの受難を史実に近い形で映画に残そうと、メル・ギブソンが私財で作った映画。“史実”に近いのはいいけど、余りにも残酷なシーンが多い。
一応、行く前に確かめたら、“12歳以下は保護者が付いている事が望ましい”だった。。。
う~ん。
宗教の1大テーマを描いた映画だから特に、色々な価値観はあると思う。
でも、クリスチャンではない私は、自分の子供が12歳以下だったら見せたくないな。。。
と言うのも、私、結構“血”が苦手。
こんなに“血”が多いと知っていたら、行かなかったかも。。。(^_^;)
隣に座っていた女性は、初めから最後まで泣いていたけど 私はイマイチ感情移入できなかった。。。
だって、“血”が飛んでいるんだもの。。。
総督ピラトは、彼の妻が信者だった事もあってか、そもそも死刑(磔)は乗り気では無かったらしい。
だから、キリストに対する始めの刑罰は鞭打ちの刑だった。
旧来の宗教の司祭達がそれを受け入れずに結局磔にされたのだけど、鞭打ちの時点で“血”が吹き出ている。。。
最初は単なる鞭で打っていたのだけど、そのうち鉤付きの縄で打ち始めた。
鉤がキリストの肉を裂いて、周囲に血が飛び散り、また身体の下に血が溜まる。
果てしなく続くような鞭打ち。。。拷問だ。
私なんか、寧ろ、あんなに出血して、よく死ななかったものだと思ってしまった。
彼が拷問を受けた場所なんて、本当に“血”の池になっていたのだもの。
私がクリスチャンだったら考え方も受け止め方も違ったのだろう。
クリスチャンだったら、キリスト人間の罪を背負ってこれだけの苦しみに耐えたと言う事を子供に見せたいのかもしれない。
特に、一緒に磔にされていた2人の罪人が、死の直前になってキリストを信じた一人は天国を約束され、信じなかった一人は死の直前に烏に目を潰された辺りが啓蒙的な意味をもたせたシーンなのだろう。
でも、クリスチャンでない私は、彼が神の子である姿より、死の直前に1瞬見せた“人間味”に興味をそそられる。
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