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無策は消費者軽視に繋がる

日経平均の続落が止まらない。

今年はお正月開けにサブプライムローン問題の影響でNYが大きく下げ、日本も引きずられるように大発会で下げている。
お正月休みの関係で、2日のNYショック(?)から4日の日本の大発会までは多少時間があったから影響は少ない?なんて予想していたのに予想はアッサリ外れた(^_^;
先週末にブッシュ君が景気対策を発表して少し株価が持ち直すかな?よ思われたのだけど、どうも「物足りない」と思われたのだろうね。
週明けはアジアから順に下げ、下げが止まらない。


でもさぁ。。。
他の国に比べて日本の株価の下落率って大きくない?
マスコミは「世界同時株安」だなんて言っているけど、本当?
実質的にな意味合いで“同時”?日本の“1人負け”なんじゃないの?
仮に日本の“1人負け”だとしたら、日本の株価下落はサブプライム問題の影響と言えないよね?


マスコミ的に株価の下落が目立つようになったのは、年が明けてからなのかもしれない。
でも、実際は日本の株価は昨年の8月からずっと下げているんだよね。。。
そう。。。参議院選挙で民主党が大勝したときから株価の下げが持続している。
衆議院では自民党が圧倒的多数、参議院では民主党が圧倒的多数で日本の政治の停滞が予想された頃から、世界の投資家は日本への投資を嫌っている。
当時の民主党はテロ特措法に反対する事を明言していた。
テロ特措法に反対して海外派遣されている自衛隊を撤収したとして日本が国際社会でどのように“孤立”するのか?と民主党は言っていたが、少なくとも投資家は“民主党が“反対権”をもってしまった日本は信頼に足りない”と判断した。

このまま株価が低迷したまま3月末を迎えると、企業業績に打撃が出るだろう。
そうなると労働者は春からの賃金アップが望めなくなるかもしれない。
原油高やブッシュ君の下手な政策に起因する穀物の不足や円高による原材料の高騰で消費者物価が下がる要素は殆どない。
民主党も自民党も消費者重視、生活者重視って言っているけど、この株安に何の手を打たないのも消費者・生活者軽視と言われてもしかたないんじゃないのかなぁ。。。

康夫クンもいつまでものび太顔してアメリカや中国から風が吹いてくるのを待つのではなく積極的な経済政策を打ち出さないと、戦後最大の“何もしない”宰相になってしまうよ。





次の米大統領が決まったら、小麦の価格、トウモロコシの価格、大豆の価格は落ち着くのだろうか?
人が生きていくためには、石油よりもっと小麦、トウモロコシ、大豆の方が重視されるべきだと思うのは私ぐらいなものなんだろうか。。。?

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