- 2008年12月 1日
- 01.時事寸評
いや、わざわざ世論調査をするまでもなく、ダレもが“ばら撒き”と思うでしょ。
寧ろ、2割近い人が“思っていない”事の方が問題だと思うけど?
定額給付金、約8割が「ばらまき」と批判 FNN合同世論調査
12月1日21時56分配信 産経新聞平成20年度第2次補正予算案の目玉として麻生太郎政権が打ち出した定額給付金は、世論調査では「景気対策として適切ではない」との回答が全体の76・9%に達し、「適切」と評価したのは18・3%に過ぎなかった。
政策評価でも「『ばらまき』政策で好ましくない」が78・7%に上り、厳しい評価となった。中低所得者の税負担を相対的に軽減する「定額減税」の実施を求めていた公明党支持層でも、56・1%が「好ましくない」と答えた。
一方、支給世帯の所得基準をめぐり、麻生首相が当初、「全所帯」と明言したものの閣内から異論が出て、最終決定まで迷走したことに関しては、「適切ではない」が72・5%に達した。所得制限では「全国民に配布すべきだ」(47・8%)と、「配布すべきではない」(48・5%)が拮抗(きっこう)した。
年齢別では、男性の40、50代、女性の20~40代で「『ばらまき』政策で好ましくない」が8割を超えた。支持政党別では、民主支持層で87・3%が「好ましくない」としたほか、自民支持層でも67・4%が批判的だった。定額給付金の給付が決まれば受け取るとの回答は88・3%だった。
最終更新:12月1日22時9分
定額減税は公明党の要求だった。
その“定額減税”を実施する“方法論”に問題があったというのかな?
というか、公明党の政策にせよ、民主党の政策にせい、共産党の政策にせよ、全ての政党で“ばら撒き”を政策としている。
“ばら撒き”を批判するのはある意味間違っていて、セコイ政治家が“ばら撒き”をしたがるのは、彼らに有権者である私たちがそれを欲していると思われているからなんだよね。
本当に“批判”するのであれば給付が決まっても受給を拒否すればよいだけの事。
“給付が決まれば受け取る”意思があるのであれば、定額給付に対しての“ばら撒き”批判はおかしいんじゃないの?
“貰えるものは貰わないと損”なのだろうけど、それではいかにも浅まし過ぎでは?
政府を批判する資格すらないと思うけど?
それにしても。。。
いくら公明党の入れ知恵に押し切られたとしても、定額給付は現実的ではないと、太郎ちゃんだってそろそ気がついたんじゃないかな?
法整備の手続きが面倒であっても、実際に“給付”する段になったら“給付”は手続きが面倒になって、自治体を含む政府側の事務負担が嵩む。
だったら、素直に減税にした方がよい。
年末調整の時期にあわせて、平成20年税制改正の追加法令で定率減税する事にできたら、“年越し”のお金になったのにね。
仮に、(ねじれ国会を起因にして)法審査が通らなかったとしても、野党の責任にできたのに。
というか、“給付”というからには、太郎ちゃんは「税金すら払えない人」を救いたかったのかな?
そういう意味では、「税金を払う人」にペイバックする“定率減税”では、目的を果たせなかったのかな?
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