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マスコミの懸念?

昨日からこの話題が喧しい。

自衛官秘密漏えい捜査、「知る権利」識者懸念

2月16日15時7分配信 読売新聞

 防衛省情報本部の課長だった1等空佐が、読売新聞記者に内部情報を漏らしたとして、自衛隊の警務隊が自衛隊法違反(秘密漏えい)の疑いで捜査を進めている問題を巡り、久間防衛相は16日の閣議後の記者会見で、「マスコミが情報をもらったからといって罪になるわけではない」と述べ、通常の取材であれば取材した記者側に法的な問題は生じないとの考えを示した。

 しかし、異例の強制捜査について、識者からは国民の「知る権利」への影響を危惧(きぐ)する声が上がっている。

 この問題では、読売新聞2005年5月31日付朝刊に掲載された記事に関して情報漏えいがあった疑いがあるとして、防衛庁(当時)内部部局が被疑者不詳のまま告発し、警務隊が捜査を進めている。記事は、中国の潜水艦が南シナ海で潜航中に火災と見られる事故を起こし、航行不能になったことなどを報じた。

最終更新:2月16日15時7分


アメリカの国防省から受けた極秘情報を日本のマスコミが報道した事で、アメリカが日本に不信感を持った。
日本でもその情報は“極秘”扱いだっただけに、何処から漏れたのかを調査したら自衛隊幹部から漏れたものだった。

公務員に限らず仕事上知りえた事に関しては守秘義務というものがある。
守秘義務と報道の自由とは次元の違う問題。
マスコミはこういう事で情報提供者が処罰されるとなれば取材がし難くなるという事を懸念していのるだろうけど、ここでマスコミが「知る権利」や「報道の自由」を振りかざすのは違う気がするよ。
守秘義務履行は職業人なら当たり前の事でしょう?

弁護士や医者はプライバシー保護目的で、地方公務員は住民のプライバシーや安全保護目的で、そして自衛官を初めとする国家公務員は日本国民や関係国の国民や邦人旅行者の安全保障の為に守秘義務を負う。
立場によっては、国民を危険に曝す事になる。
義務を無視した人を見逃す事をこそマスコミは問題視すべきで、義務を遂行しようとする行為を非難するのは違う気がするのだけどなぁ。。。


まぁ、これが“前例”になってしまうと、マスコミが情報を得られなくなってしまうという危機感は理解できなくないけど、マスコミも不法行為で情報を得ても大衆からの信頼は得難いよね。。。

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