- 2007年2月12日
- 03.旅行記
一昨日眠られなかったせいか、昨夜は早くから眠れた。
22時にやっていたテレビ番組を観た記憶がないから、その頃には寝ていたのだろうな。
目が覚めたのが2時頃。
それからお風呂に入って、また寝て次に起きたのが8時前。
今日は朝風呂はムリかな。。。
朝も昨日と同じメニュー。
お味噌汁の具に油揚げの他に豆腐が入っていたのが昨日との違いかな。
まぁ、連泊しなければ“昨日”とは比べないから、同じメニューでも不都合はない。
第一、バイキングだら、連泊し飽きたらとしても別のものを食べればいいだけだものね。
今朝は霜は降りていない。
やっぱり一昨日の晩が特別寒かったのね。
今日は早雲寺に行って、早めに帰ろうと思う。
ホテルを出て湯本に向かうのに、昨日とは別の道を通ろうと思ったのだけど、曲がる場所を間違えた。
別荘街というのかな?別荘の多い地域に入ってしまった。
道も狭くてUターンも出来ないまま道なりに進むと、富士山が見えてきた。
此処からの富士山もいいね。
いかにも“芦ノ湖”という写真が撮れたわ(笑)
改めて湯本を目指す。
今日は駐車場を上手く見つけられるかな?
ふと、昔の地図を開いてみると、箱根湯本の駐車場を記したパンフが出てきた。
前に来た時に何処かでもらって地図に挟んでおいたのね。
これを昨日見ていたらあんなに迷わなくて済んだよね。。。
駐車場は箱根湯本の町役場が休日に役場の駐車場を無料で解放している処。
役場がお休みで使わない時だもの、こうやって街の中心部にある駐車場を開放してくれると嬉しいね。
駐車場から早雲寺まではちょっとした散歩。
それにしても人が居ない。静かだわ。
流石に早雲寺の近くには、箱宝の旗が立っている。
箱宝(タカラバコと読むらしい)とは、「箱根には宝がたくさんある」との小田原商工会議所主宰のイベントで、この期間は箱根神社とこの早雲寺の宝物の特別公開を主宰している。
早雲寺で拝観の受付を済ませると、箱根神社と早雲寺の両方を回った人へのプレゼントの冊子を貰った。
先着200名限定のプレゼントらしいのだけど、3日目の今日でも貰えるなんて、両方回る人って案外少ないのね。
昔は箱根湯本の街全体が寺領だったという早雲寺も今はひっそりしている。
さほど広くない境内は静かで、ご住職が植えたという梅もひっそりと咲いている。
それでも昔の隆盛が窺い知られるような寺宝がたくさんあるらしい。
今回はそれらの寺宝の全てが公開されている訳ではなかった。
でも、一番の寺宝の襖絵が公開されている。
狩野派の絵師が描いたといわれる(伝承のみで記録はないらしい)襖絵と、雪舟の画風が感じられる襖絵が公開されていた。
襖絵の他には狩野探幽作の竜虎の屏風と、前の大徳寺管長が書かれた掛け軸。
掛け軸には「春風漂虚碧」と書いてあって、普通は「春風、虚碧を漂う」と読むけど、そのうち「春風、虚碧を漂わす」と読める様になるらしい。
それが禅の修業だと、ご住職が解説されていた。
さらに、掛け軸の一文字に使われている龍の印が大徳寺(正式名称:龍寶山大徳寺)の特別な印らしい。
これは、ご住職のご自慢のようだった。
襖絵以外の展示物は全て写真を撮っていいと言われたので、屏風も掛け軸もパチリ(笑)
龍の絵に比べると、虎がなんだか大人しい感じ。
昨日の曽我梅林で見かけた猫に似ている(笑)
早雲寺を出て街に下りていくと、右手にお蕎麦で有名な「はつ花」(新館)が見えた。
そろそろお昼。人も並んでいないみたいだし行ってみようか(^^)
ラッキーな事に待つことなく店に入れた。
今日は本店がお休みだから新館もお休みと思った人が多かったのかな?
頼んだのは、貞女そば。メニューには「当店ゆかりのそば」とあったから。
出てきたのは冷たい山かけそば。
そりゃそうだ、このお店は山かけ蕎麦を初めて考案した店だと言っているのだから、自慢メニューが山かけそばなのは当たり前。
で、珍しいのが、これが冷たいお蕎麦だという事。
ちょっと意外だったけど、出汁はカツオの風味が効いていて美味しい。
自然薯と卵で練りこんだというお蕎麦は喉越しもイイし、自然薯の山掛けもネットリ美味しい。
お蕎麦の香りが弱いから本当にお蕎麦が好きな人にはイマイチかもしれないけど、それでもこのお蕎麦ならこのお店が人気があるのが解るな。
ただ、やっぱり人気店。食べ終わる頃には大行列。
待たずに入れた私はタイミングが良かったらしい。
行列のあおりで、お客さんを捌く店員さんの声が聞こえて、なんとなく急かされて落ち着かなかった。
相席で座っていたオジサンが、「どうにも落ち着きませんな」と苦笑いしながら私に耳打ちするように言って帰っていった。
まぁ、人気店で食べるのなら仕方ないかな。
あとは帰るだけ。
未だちょっと時間は早いから、湘南を通って帰ろうかな。
天気もいいし、海の色も青い。
- Newer: その一線が背水
- Older: 意外性が無いのが意外性?
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1296
- Listed below are links to weblogs that reference
- 静かで穏やかな休日を満喫 from 空のつぶやき