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“胡散臭い”モノで無いことを祈る

新年度になって1週間。
テレビのワイドショーやニュースショーでは、「新年度からどう変わる」という切り口の報道が多くなされている。

でもね。。。

何度聞いても、イマイチよく解っていないのが「メタボ検診」。
いや、色々な“ショー”で説明してくれているんのだろうから、“仕組み”や“運用形態”を良く解らないと思うのは頭の悪い私1人なのだろうと思う。

で、これはどういう人が対象なのだろう?
って、基本的過ぎる疑問。。。(^_^;
一応40歳から74歳が対象者だと言われているけど、これは国民健康保険に入っている人も企業等の健康保険組合に入っている人も、そういった人たちの配偶者も対象なんだよね。。。?
で、そうなるとどうやって検診を受けるの?
大きな健保では、毎年の健康診断程度の年齢に達した人の検査項目を追加して“メタボ検診”を行うのだろう。
でも、中小企業が加入する“連合体”が主体の健保では、毎年の健康診断でさえ厳密には行っていない例が多いし、どの診断メニューを受けるのかは受診者の選択によるのだから“メタボ検診”への強制力も薄いだろう。
国保の人たちは更に。。。

って言うか、個人的には健保の健康診断(現状のもの)との違いが解らないのよね。。。
確かに、健保の健康診断では皮下脂肪や内臓脂肪を計測している訳ではないけど、少なくとも私が入っている健保の健康診断では“成人病検診”という項目がある。
成人病予備軍の早期発見の為の検査だと聞いているその“成人病検診”と“メタボ検診”との棲み分けが解らない。
で、この“成人病検診”には強制力はないけど、“メタボ検診”には強制力があるの?

また、私の健保では、検診では詳細までの診断はせずに“疑いがある”と言って2次検診を受けさせられる。
指定機関で受診すれば2次検診も費用は健保が負担してくれるのだけど、その結果は“(個人負担の)有料”で聞きに行かなければならい。
通常の健康診断は結果を会社へ通知してくれるが、2次検診の結果は会社への通知ではなく個人への面接通知らしい。。。
検診(というか、検査)から結果の通知までが“2次検診”だと思うのだけど、医療機関の台所事情のせいなのか中途半端な費用負担(請求)になっている。
この辺りは、“メタボ検診”ではどうなっているのだろう???

国が旗を振る事業で、仕組みと費用負担がすっきりと理解できないものには“胡散臭い”モノが多い。
この“メタボ検診”が業者や医師会との癒着の結果の“胡散臭い”モノで無いことを祈るわ。

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