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歪な社会

テレビのワイドショーで容疑者の母親が「ウチの息子だけが悪いとは限らない。(行方不明になっている)女性の側にも落ち度がある。」と言っていた。

“被害者にも落ち度があって、被害に遭った”という言い方に納得がいかないものを感じたのだけど、こういう事を言いたかったのか?


女性監禁 携帯で「薬物やろう」 容疑者サイトに書き込み

4月19日17時30分配信 毎日新聞

 東京都江戸川区の無職、石田佳奈子さん(19)が車内に監禁され行方不明になっている事件で、逮捕された塩野直樹容疑者(26)の誘い文句は「覚せい剤を一緒に楽しまないか」という内容の携帯電話サイトへの書き込みだった。他の女性にも同様の手口で接触を繰り返していたという。若者に広がる薬物汚染の背景を探った。

 携帯のパネル。黒い画面の上で黄色く光る文字が短いメッセージを伝える。

 「冷たいの、ほしい」「エス押します(売ります)。1G30000。P付き」

 「冷たいの」「エス」は覚せい剤、Pは注射器(ポンプ)を指し、1グラム3万円で売るという書き込みだ。こんな「広告」が1日数件掲載され、警察などの目をくぐり抜けるため隠語でやり取りする。薬物売買の新たな形態として定着し、中心は未成年者を含む若い世代だ。

 薬物犯罪の裁判を数多く手がける小森栄弁護士は「人づてで売り主を見つけた昔と比べ、ネットが薬物への垣根を低くした」と話す。対面より抵抗が少なく、購入していた側が売りさばく側に回るケースも多いという。

 「以前なら、薬物は暴力団と結びつき、怖いというイメージがあった。それが薄れ、興味本位で手を出す若者が増えた」とみるのは、薬物依存症の患者を診察している赤城高原ホスピタル(群馬県)の竹村道夫院長。錠剤や吸い込みなど、注射以外の使用情報が広まったことも影響しているという。

 取り締まる側には有効な手立てがない。財団法人インターネット協会(港区)が運営し、違法・有害情報の通報を受けるインターネット・ホットラインセンターには07年、1199件の薬物関連情報が寄せられた。内容は警察に知らせ、プロバイダーに削除などを要請している。

 だが、書き込みは他人名義の携帯からがほとんどで、通報を受けて検挙に至った薬物事案は07年でゼロ。国分明男センター長は「プロバイダーの多くは削除要請に応じるが、一つつぶしたら、三つ四つ立ち上がっている。もぐらたたきだ」と嘆く。【林哲平、武内亮】

最終更新:4月19日18時8分


詳しい事実はこれから明らかにされるのだろうけど、確かに犯罪行為を前提として対面したのであれば現在は行方不明で「覚せい剤を打たれた」と言っているという女性にも“落ち度”はあるだろう。

でもなぁ。。。
“加害者”側の母親が、詳しい事実が明らかになる前に「ウチの息子だけが悪いわけではない」というのは世間的に受け入れられないだろうな。
ある意味、そういう環境で育ったから善悪の判断がつかなかったのではないか?とう言う印象を世間に与えるだけのように思う。
加害者側の親としては犯罪行為に飛び込んだ“被害者”を“悪い”と言いたい気持ちは解らなくもないけど、その前に“犯罪行為に誘った”自分の息子の“悪さ”への謝罪があってしかるべきなんじゃないの?と思った人も多いと思う。

犯罪者より、被害者や犯罪者に利用された第三者が責めらるような社会って歪だと思うのだけどな。。。


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