私も貢献(笑)

2008年4月16日
06.日常雑記

私も貢献したのね(笑)

＜ひこにゃん＞すごいぞ！彦根城入場者が６割アップ　観光客は１０年で最多

4月15日18時58分配信毎日新聞

「ひこにゃん」人気で多くの観光客が訪れた彦根城＝昨年１２月１日
　彦根城の昨年度の入場者が８４万９０５６人に達し、前年度比６１％増と大幅に伸びたことが彦根市観光振興課の集計で分かった。井伊直弼の生涯を描いたＮＨＫの大河ドラマ「花の生涯」の放映翌年の６４年度の約１２１万人に次ぐ多さで、同課は「国宝・彦根城築城４００年祭」とキャラクター「ひこにゃん」人気の効果が大きいと分析している。【松井圀夫】　　　

　◇「築城４００年祭」盛り上げる

　◇昨年の入市観光客も１０年来の最多に

　同城の入場者は、築城３９０年祭があった９７年度に６０万人を突破したのを最後に、近年は４０～５０万人台で推移していた。

　しかし、４００年祭があった昨年度は城の入場者が大幅アップしたのに伴い、城内にある彦根城博物館の入館者数も相乗効果で２８万３１７８人になり、対前年度比２・１８倍と大幅な伸び。同館は「８７年の開館以来の最多を記録した」と言い、６月からの「井伊直弼と開国１５０年祭」に期待を寄せている。関係者も「さらに、観光客増につながる魅力づくりを」としている。

　一方、県の昨年の観光入り込み客統計調査でも、市内（観光、宿泊、保養所や交通機関など６８施設対象）の入り込み客数は４０５万６３００人（対前年比５１％増）となり、過去１０年間で最多に。ただ、宿泊客数では２１万１９００人で、前年を下回った。

　市観光振興課は「彦根城を中心に夢京橋キャッスルロードや四番町スクエアなどの市街地への観光客の回遊性が増し、観光地としての面的拡大による魅力のアップも図れた」と話している。

最終更新:4月15日23時5分

「ひこにゃん」に釣られた訳ではなかったけど、近江観光のポスターの桜の写真に惹かれてお花見に近江八幡に出かけ、彦根に泊まった。
丁度、去年のこの時期だったね。
夜はお城の近くで近江名物を頂き、翌朝はキレイな桜と、築城400年の記念行事であるワダエミさんの衣装展を見た。
実は昨年が築城400年だなんて、全く知らずに出かけたのだった(^^ゞ
私は知らなかったけど、イベントは出かける動機にもなりうるし、観光キャンペーンでその地を見かける頻度が高かければどんな場所か知らなかった人へもアピールできる。
単純に商業ベースに乗せられたものであっても、何より“何があるのか”を知らなければ出かける気は先ず起きないものね。。。

ただ。。。彦根市に限らず近江八幡や長浜も駅前がなんだか寂しかった。
駅前で「観光客は歓迎されていない」という印象を受けたのが残念だった。

静かな田舎町という雰囲気はよかったけど、コインロッカー等の観光客向けの設備も少ないし観光案内所もそっけない。
これでは、リピータの観光客を呼ぶのは難しという印象があった。
都に近く交通の要地でもあった近江は、文化財や歴史ある神社仏閣など観光客を呼べる施設や環境に恵まれている。
観光客を呼べる資産を沢山持っているのだから、もっとアピールすればいいのにと思ったりした。
でもそう思う一方で、こういう観光客の少なさがまた魅力なのかもしれないとも思う。。。

個人的には人出の多い観光地より観光客の少ない地の方が好きだけど、実際に訪れるのは観光客の多い地が多い。
観光客が多い地域というのは、ある意味、観光客に“優しい”。
観光客が観光地に訪れて欲するものが備えられている地が多いのよね。
観光客を本当に呼ぶ気持ちがあるのなら、観光客が“何に困る”かを考えた施設を備えることが肝要なのだと思う。
でなけば、ブームに乗った観光客はきても、リピータは望めない。
リピータを望めないという事は、呼べる観光客のMAXは“決まっている”って事。
一巡したら、その後の観光客は望めないという事だものね。。。