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過ぎたるは及ばざるが如し(^^;

最近気になる地方自治体首長さんたちの動き。


「組めば自公応援の猿芝居」橋下知事、東国原知事との連携否定

7月5日23時23分配信 産経新聞

 次期衆院選に向けて「首長連合」で応援政党を表明することを決めた大阪府の橋下徹知事は5日、宮崎県の東国原英夫知事との連携について「東国原知事と組めば、自民、公明応援の猿芝居と思われてしまう。連携はない」と述べ、改めて否定した。松山市内で記者団の取材に応じた。
 橋下知事は、「地方分権」と「霞が関解体」という目標で東国原知事と一致するとしながらも、「戦い方の違いを区別しなければいけない。僕らの動きが自己満足で終わってはいけない」と語った。
 また、3日夜の東国原知事との会見で、地方分権の実現に向け一緒に行動すると表明しながら、結果的に連携にいたらなかった点について「一緒にやっていきたいという思いはあるが、国民に対する見え方で誤解を生んでしまう行動だった」と弁明。4日夜の中田宏横浜市長、中村時広松山市長との会談で出した結論であることを強調した。
 また、首長連合で応援政党を表明することを東国原知事にメールで報告したところ、東国原知事からは「了解。お互い地方分権で目指す方向は同じなんだからとにかく頑張ろう」との返信があったことを明らかにするとともに、「全く拒絶、ではない」と衆院選後の連携には含みを持たせた。
 橋下知事は首長連合が「国に対する圧力団体」になりうるかについて「そこまでのパワーになれるか挑戦だ」と決意を示した。応援政党表明には難色を示した府内の市町村長との連携に関しては「別になるだろう」と述べた。

最終更新:7月5日23時38分


知事として名前が売れている事を理由に我侭以上の要求をすることも、良かろう。
でも、“名物知事”として“名”が売れている事を“武器”(候補者として選挙に出る事)にして政党に取り入るのは、地方自治体の首長の“主張”とは違うと感じる。

今の政治の流れは2大政党を擬似している。
そんな中では、“地方自治体”はどちらかの政党にどっぷり漬かるのではなく、ある程度の距離感をもって“場面”や“政策”でどちらに付くのかを選択するほうがイイ。
そんな状況を考えずに特定政党の“公認候補”として現職知事自身が出馬するのは、”地方分権”の立場からも嬉しくないと思うよ。
仮にマニフェストで地方分権を謳ったとしても、なんとなく“胡散臭さ”が付きまとうもの。。。
って言うか、地方自治体が政党の“傀儡”に見えるでしょ?

地方分権を本当に推進するつもりなら、地方は中央と微妙なバランスを取った距離感があった方がイイ。
地方分権を進める上でも、地方と中央に多少の距離感があった方が、地方と中央のイイ“緊張感”になると思うのだけど?
そういう意味では、地方自治体の首長さんが自身の選挙の際に政党からの応援を受けるのは良いとしても、まるで党員になってしまうのは嬉しくないし、国政選挙で首長さんが特定の政党を支持するのもイマイチだと思う。
仮に自身の選挙で自民党に推薦してもらって、次の国政選挙でその首長さんが民主党を支持したとしたら、有権者はその首長さんの政治的な主義主張を判断できないのじゃないのかなぁ。。。その首長さんは次の選挙で民主党から出馬するのか?
勿論それを支持する有権者もいると思うけど、私は選挙の際に支持政党を表明する事で自分の存在感を高める手法には違和感を感じるなぁ。。

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