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苛々する。。。もしかして、ピントがずれているのは私? (-_-;

所謂“造反議員”の復党と裏腹に、この時期に落ち度のあった新人議員へのお仕置きが決定したらしい。
でもね。。。

<無断欠席>片山、佐藤両議員を処分 自民・国対委員会


自民党の坂本剛二国対筆頭副委員長は4日、国会内で記者会見し、先月29日の衆院経済産業委員会を無断欠席した片山さつき、佐藤ゆかり両衆院議員に対し、国会対策委員会が同日付で経産委員会の委員差し替えなどを柱とする処分を決定したことを明らかにした。国対委による処分は異例。
 処分はこのほか▽国会開会中の海外渡航を1年間禁止する▽新人を対象にした国対委の法案説明などへの出席を来年3月末まで停止する――ことも盛り込み、厳しい内容となった。
 坂本氏は「採決欠席は重大な反党行為だ。他の議員への影響も考えた」と説明した。また、佐藤氏は先月10日、関税暫定措置法(1日に成立)を採決した財務金融委員会も無断欠席していたことが判明。国対委で財金委員会の委員差し替えも検討している。【米村耕一】
(毎日新聞) - 12月4日19時26分更新


委員会の採決を欠席するのと本会議で党議拘束を無視して党議とは“反対”の投票をするのと、どちらがより重大な“反党行為”なのか解らないけど、片や政党交付金が下りる前に復党を果たし、片や委員差し替え。
なんだかバランスを欠いた裁定のように見える。
自民党幹部は“造反議員”の復党に“再チャレンジ”なんて浮かれているけど、逆に言うとこれって新人イジメに見えるよ。
今まで委員会の法案採決に無断欠席した議員なんて数知れずだし、委員会どころか本会議だって欠席する与野党の議員はいくばくか。。。
野党議員に至っては、“党”そのものが“議員の本分”を無視する状況(採決拒否の欠席)で、採決出席が“議員の本分”だなんて新人議員には言い難いんじゃないの?(苦笑)

でもね、私だって、先輩がしているからと言って何でもしてもいいとは思わないのよ。
そういう意味では、議員の本分である法案採決に欠席するなんて。。。と思うけど、片や、党本部がしている事は。。。って感じだものね。
そんな中での処分って、処分した方をあまりいいイメージでは捉えられないよね。
これじゃ、“批判反らし”にもならないよ。


しかしなぁ。。。
  ▽国会開会中の海外渡航を1年間禁止する
  ▽新人を対象にした国対委の法案説明などへの出席を来年3月末まで停止する
これが処分???
国会開会中の海外渡航にどれほどの意味があるのか解らないけど。。。(^_^;
委員会の出席や本会議への絶対出席を考えたら国会開会中の海外渡航なんて、本来誰も出来ないないんじゃないの???
それをこの2人に限るの?
ってことは他の人は委員会や本会議への欠席も可な訳?

それに、国対委の法案説明なんて、新人にこそ必要なんじゃないの???
新人のこの2人が重要性を充分認識していなかったから、“平気”で無断欠席したんじゃないの?
本人たちは“平気”ではないと言うかもしれないけど、明らかに、他の案件の方が重要性、優先度が高かった訳でしょ?
どちらかというと、他の議員の3倍位の時間と密度で法案の説明をしなければならないんじゃいの?
いや、処罰であるならば、寧ろ“時間を(他の議員の)3倍(以上)取って説明”するぐらいの“矯正”が必要なのでは?

なんて考えると、この処分ってなんだかピントが外れているような気がするのだけど、ピントがずれているのは私なのかなぁ。。。?(-_-;


この件に関する一連の報道では、こんなこんな報道がなされている。
<自民復党>造反組に配慮 政党交付金、企業献金などで (毎日新聞) - 12月5日0時57分更新
復党批判「甘んじて受ける」=当選2回議員と懇談-安倍首相 (時事通信) - 12月4日17時0分更新
<参院選>中川幹事長の「公認候補見直し」発言に青木氏反発 (毎日新聞) - 12月5日22時34分更新

特に3番目の記事に腹が立つ。

<参院選>中川幹事長の「公認候補見直し」発言に青木氏反発

(前略)
一方、中川氏は復党問題で「首相の意向」を最大限に利用し、青木氏らの要求をはねつけた。参院幹部は「党内の不満は根強く、『中川包囲網』ができつつある。首相に忠誠を尽くさないと、もたない」と語る。専権事項である候補者選定に衆院側が手を突っ込むことへの嫌悪感も加わり、衆参の対立は激化しそうな気配さえある。【中澤雄大】
(毎日新聞) - 12月5日22時34分更新

候補者の選任を、既存議員の専権事項というその参院幹部の根性をを叩き直したい。
いや、別にいいけどね。。。その候補者を落とせばいいだけだから。
っていうか、“落としたい議員を選ぶ”事を有権者の専権事項にしたいなぁ。

今の公職選挙法下では、幹雄君や虎之助君を“選んで”落とす法はない。
私は選挙区の選挙民でもないし、比例代表の名簿順を選ぶ立場にもないのがもどかしい。
せめて、“落選させたい議員”を選べる選挙だったら。。。と思う事がしばしばあるのよね。。。
他にも落としたい議員は沢山あるけど、この2人だけは絶対に議員で居てほしくない。

“落としたい人を選べる選挙”を推進してくれる人が居たら、迷わず投票しちゃうんだけどな。。。
って、流石にそんな事はないか。。。(^^ゞ
でも、次の公職選挙法改革の際には、“落とす”選挙を考えて欲しいと心底思う。
“落ちなかった”人たちの集まりでは、与党がどの党になっても、そんな選挙改革はしてくれないと思うけど。。。

Comments:2

まる 2006年12月 7日 00:12

ほんと、この青木幹雄ってのは名指しで落選させたいですね。

だいたい、この人はこう言う時には出てくるが、本当の意味で"国"の為になる政治をしているところを一度も見たことが無い。
何が「人情」ですか。
小泉政権は、良い所悪い所いろいろあったけど、評価できる一つとして、自民党をなんでもかんでもごったまぜあいまいのままに併せ呑む政権から、政策集団に転換する一歩を踏み出したところにあったと思う。
それが、この間の占拠で支持された訳でしょうよ。
全く、この男は分かっていない。
仲良しグループで国会議員をやっていたいと言う考えをごり押しされるのは迷惑至極。
もうろくしたじじぃは引退した方が良いですね。

COO 2006年12月 7日 01:21

>まるさん
 本当に、この人は日本の“政治をダメにする”何人かに選ばれそうですよ。
 政策に人情は必要でも、政治を執行する人に“人情”と言う“甘さ”は返って害になりますよ。

 純ちゃんは“変人”振りが評価されていたのか、周りも諦め感があってある程度は総裁の意を汲む雰囲気がありましたが、
 晋三クンは若いだけに舐められているのか、なかなか思い通りに行かないですね。。。

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