- 2006年12月30日
- 01.時事寸評
死刑執行「最高の贈り物」「性急」…中東の反応複雑 12月30日21時33分配信 読売新聞【カイロ=岡本道郎】イラク元大統領フセインの死刑執行が、巡礼明けの犠牲祭入りと重なった中東アラブ世界は、中東を幾多の混乱に陥れた独裁者の最期を複雑な表情で受け止めた。
1990年、フセインのイラク軍の侵攻を受け、半年間にわたり占領されたクウェートは、公式には、サバハ社会問題労働相が「死刑執行はイラクの国内問題」と淡々とした声明を発表したが、アジミ元情報相はロイター通信に対し、「人道に対する犠牲祭最高の贈り物だ」と歓迎。一方、イラク戦争回避に尽力したアラブ首長国連邦(UAE)の政府高官はAFP通信に対し、「イラクの兄弟が苦しみのページを過去のものとして、暴力をやめ、国民融和に向かうことを望む」と語った。
最終更新:12月30日21時33分
フセイン元大統領が処刑されたらしい。
確かに圧制を強いたのかもしれない。
それでも、国民でない者による裁判って、どうなのだろう?
部外者が、ある人を「指導者としてふさわしくない」と思ったとしても、国民が「指導者とする」事に賛成であるならば他国が口出しをすることではない。
金正日が指導者として不適格者であっても、北朝鮮国内からの声もないのに日本やアメリカが体制崩壊の為に戦争を仕掛ける事は良くない。
同じように、フセインがイラクの民衆を虐げているとしても、イラク国内でフセインのリコールを目的としたクーデターが起きた訳でもなければ、イラクの誰かがアメリカにフセインを大統領から引きずり下ろす事を依頼した訳ではない。
アメリカは、アメリカの都合でフセインを大統領にし、アメリカの都合に合わなくなったから大統領を罷免したに過ぎない。
私は決してフセインを支持するものではないけど、ある意味フセインもアメリカに翻弄された犠牲者だと思うよ。
アメリカがイラクに介入している限りは、イラク国内に“平和”や“国民融和”なんてないんじゃないかな。。。
アメリカも罪だよなぁ。。。
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