- 2008年8月 5日
- 01.時事寸評
中国って、こういう国なんだなと思わされる事件。
武装警察、記者暴行で「おわび」=全面謝罪はせず-中国カシュガル 8月5日16時13分配信 時事通信【カシュガル5日時事】中国新疆ウイグル自治区カシュガルでの武装警察襲撃事件を取材していた日本人の記者とカメラマンが拘束され暴行を受けた問題で、同市の武装警察幹部は5日、市内のホテルで暴行を受けた記者と会い、「申し訳ない」とわびた。
ただ、同幹部は部下が暴行に及んだ背景として「言葉の壁のほか、(記者という)身分が分からなかった」などと釈明。「(事件発生を受けた)警官の興奮した精神状態を理解してほしい」とも述べ、全面的な謝罪には至らなかった。
事件では武装警察隊の16人が死亡。日本人記者らに全面謝罪し、警官の行為を非難すれば、組織の権威低下を招きかねない上、「テロとの戦争」を展開する上で隊員の士気に影響すると考えたとみられる。
ただ、同席した市の外事弁公室幹部は謝罪の意を明確に表明した。
最終更新:8月5日20時24分
そもそも事件が起きた背景だって、中国の国内政策に問題があるのでしょ?
だけど、それよりなにより、“警官”と名のつく人(実質は軍隊だけど)が仲間が殺されたからと“興奮した精神状態”でいいの?
警官なら、武装しているならなおさら、仲間が殺される危険のある場所に派遣される事を前提に訓練されているはずで、そういう時に冷静な判断ができるような訓練がされているんじゃないの?
記事には警官の行為を非難すれば権威と士気が低下するだんなんて書いてあるけど、非常事態に冷静な判断ができないような部隊に権威も士気もあったものじゃない。
非常事態に冷静な判断ができないような集団を育てた事を恥ずべきであって、組織のお粗末さを“理解してほしい”だなんてどんな立場の人が言う言葉なんだか。
そういう“幹部”がいるのだから推して知るべしなんだろうけど、非常事態に冷静な判断ができないような集団に武器を持たせるなんて、中国という国はテロリスト予備軍を作っているようなものよ。
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