- 2008年8月14日
- 01.時事寸評
ロシアも覇権主義から抜け切れていないということなのかな。
グルジアへの米軍派遣表明、米露の対立激化へ
8月14日2時24分配信 読売新聞【ワシントン=黒瀬悦成】ブッシュ大統領が13日、米軍による対グルジア人道支援を発表したのは、グルジア情勢への関与姿勢を明確にし、「民主化のモデル」と自賛してきた親米のサアカシビリ政権を脅かすロシアを強くけん制する狙いがある。米露間の対立の激化は避けられない。
ブッシュ大統領によると、ライス国務長官はトビリシ入りに先立ちフランスを訪問し、ロシアとグルジアの仲介を進めているサルコジ仏大統領と協議する。
ブッシュ政権としてはあくまで外交的解決を優先させる構えで、現時点ではロシアとの軍事対決を避ける姿勢を堅持している。が、人道支援の形とはいえ米軍を現地に派遣したことは、ロシアに対し、軍事的選択肢を完全排除したわけではないとの「強い警告」を発しているのは明白だ。
最終更新:8月14日2時24分
表面的にはアブハジア自治共和国と南オセチア自治州がグルジアからの独立を求め、ロシアがその支援をしている。
でも、ロシアがずいぶん前から南オセアチアへの侵攻を準備していたことを考えると、2地区の独立を支援するのが目的とは考えにくく、独立を餌に2地区をロシアに取り込むのが目的だろうと思う。
最近の原油高で経済が潤ってきたロシアはアメリカの経済的な援助は要らず、地理的にも近いヨーロッパに恩を売った方が利があると考えているようだ。
あまり実があるようには思えないサルコジ大統領の仲介を受けるというのもそういった意図なんだろうね。
それにしても、中国といい、ロシアといい、政治が成熟しない国が大国気取りというのも、迷惑な話だな。
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