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とりあえず、記録。。。

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【自民総裁選】大連立の可能性は 候補者共同会見詳報
9月10日20時18分配信 産経新聞

■大連立の可能性
 --次期衆院選で勝利した場合、国会のねじれは変わらないが、大連立構想についての考えは。小泉改革路線の都市と地域の格差についてどう取り組むか

【石原氏 政治テクニックとして十分考えられる】
 石原氏「大連立というのはドイツの例をみても、ひとつの政治的なテクニックとして十分考えられる。しかし、それを小沢さんが代表である民主党が断ったという事実がある。そのとき、次の首相がもちろん大連立のカードをポケットにいれながら、次のカードを切っていかなければ今の質問の通り、今のねじれは解消しない。そこでやはり私は国民の最大の関心事、そして近い将来あるといわれる総選挙の争点は、国民のみなさんの将来に対する安心・安全の社会保障の姿。この社会保障の制度改革を行ったニュージーランド、スウェーデン、カナダ、いろんな国があります。どこをみてもここの部分では野党が同じテーブルについている。日本でも一度協議会をつくられて、よし日本でもいよいよこういう時代がきたな、とわくわくした」

 「しかし、向こうの都合で、またこの案がついえた。今度は国民を巻き込んだ形で、私はやはり会議を設けていく、円卓会議を設けていく、社会保障の円卓会議を設けていく。そしてそれを国民のみなさん方が賛成したときに、野党が初めてついてくる。構造改革についてはいろいろなことがいわれている。私は東京の人間。小池先生も与謝野先生も東京の人間でありますが、東京で暮らす消費者であります。おコメも野菜もお肉も魚も地方のみなさま方が供給してくれなければ、都民は暮らすことができません。いたずらに都市と地方の対立をあおる政策はナンセンス。やはり理解しあえる、ともに繁栄して日本の繁栄があると思います」

【小池氏 総選挙へた後でということになるのでは】
 小池氏「ねじれ国会だが、総選挙を経た後の勝ち方、負け方、そんなところから政治ダイナミズムがさまざまな形で起こってくるということも考えられる。やはり政策、方向が一致する、そういった政党、それがしっかりと日本の国のために力を合わせるというのも選択肢かもしれません。しかし、それは次の総選挙を経た上でということになってくるのではないかと思う。それから小泉改革でございます。改革の痛み、格差が生じている。私はむしろこの特に国際的な競争にさらされている分野は、改革を避けて通っては、さらにこの国全体が世界から取り残される原因になってしまう」

 「冒頭に申し上げたように、今過疎の地域、地方の街でシャッター通りいろいろある。格差の問題だと言うが、このままいくと日本そのものがシャッター街になる。そして過疎の国になってしまう。1人当たりGDP、本当に18位になってしまったというふうに申し上げた。私は明確に道州制をここで積極果敢に進めていって、人間、財源、権限、この3つの『3げん』をしっかりと地方に渡していくという、そういうことを決めていかなければ全体で縮み思考になってしまうという話につながっていくと思う。農業の話に触れた。私はこれからの地域、地方の活性化のためには農業を成長産業に位置付けるということが重要だと思う。隣には中産階級でもうすでに2億人を超えるそういう人口を抱えている中国がある。その向こうにはインドがある。縮み思考、内向きではない攻め、守りではなくて攻めに転じていくことがこれから日本にとっては必要。その意味でも道州制は進めるべきだと考えている」

【麻生氏 小選挙区制では難しい】
 麻生氏「大連立の質問が基本か、今のは? 質問の内容は。大連立はいいか悪いか聞かれたいのか? 最後の意味がよく分からなかったんだけど」

 --現実に民主党の代表と、そういう話し合いをするつもりがあるのか
 麻生氏「大連立というものは、やられている国をよく見たら分かると思うが、小選挙区制を採用している国。米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどなど、いずれも小選挙区を採用している国だが、大連立ということをやっている国はない。従って小選挙区制度を維持している上で、大連立は極めて難しいというのが各国の例を見た場合に言えることだと思う。ドイツ、フランスいずれも小選挙区制ではないので、状況はなかなか難しいのではないか。私は基本的に大連立に関してはそのように感じている」

 「改革の話だが、改革というのはきちんと改革をすれば、必ず痛みが出てくるものである。既得権益が壊される。そこは必ず痛みが出るところです。問題はそれを経て、どのような形で構造改革をやっていくかという過程においては、当然のこととして急激な痛みを対応して、痛み止めもいるでしょうし。また注射やら、またいろいろな意味での栄養の補給というものを考えねばならん。しかしその結果として日本は先進国であり続けるためには、やはり国際競争力を維持し続けるためには、日本の国内において内需の拡大、また研究開発投資、農業を含めて構造改革などなど今後とも進めていく。傍らそういった人たちに手厚い対応が必要、時間が必要だというように考えている」

【石破氏 国民の誰も頼んでいない】
 石破氏「国民の誰が大連立なんて頼んだか。小選挙区制度はそういう制度ではありません。国民の誰も大連立なんて頼んでいない。それこそ民意を無視するものであり、そのような考え方をすること自体、私は全く民意を無視したものだと思う。そんな大政翼賛会のようなものを作ってどうする。小選挙区を作ろうといった人が大連立を持ちかけたこと自体、私は甚だ理解に苦しむ。そのようなことはあるべきでない。まさしく政策の根本が違う。国家観が違う。国連観が違う。憲法観が違う。そういう政党が大連立を組んで何になるのか。それで官僚機構に対し対峙できるのか。私はそういう政治家のための大連立という考えに一切賛成はしない。そのようなことはあるべきでない」

 「小選挙区制度の考え方に基本的に逆行するものであり、ドイツは小選挙区比例代表併用制だから、そのようなことは可能だが、日本のように比例代表並立制の国でそのようなことはあり得ないと思う。改革の評価というご議論のようだが、それは地方に行ってみて本当に惨憺(さんたん)たる状況になっている。このことをわれわれはよく理解すべきだ。本当に限界集落どころの騒ぎでない。集落崩壊、ひとりぼっちで村から誰もいなくなってしまい、ひとりぼっちで住んでいるお年寄りが涙を流して『自民党信じている』と。その声に応えないでどうする。改革の痛み総点検とはそういうことだ。改革の痛みを総点検しない限り、改革は実現できない。手術は成功したが患者は死にました。そのようなものは手術でない。いい医師であるためには痛みを理解する。それできちんとした改革を実行する。私はその姿勢が必要だと信じている」

【与謝野氏 衆院選後の宿題だ】
 与謝野氏「衆院選後もねじれは残る。国会は宿命的にものを決める場なので、ものを決めないままズルズル行くのは国会として許されない。国の意志を決定する機関であるというのが第一だと思う。そのためのいろいろな話し合い、工夫は必要だと思うが、これは衆院選後の大事な自民党の宿題だ」
 「小泉構造改革は成功した改革だったと私は評価している。ただ構造改革の結果、生まれたかどうかは判然としないが、いわゆる社会に格差が生じたのは間違いない。やはり同じ職場で同じ労働をやりながら、ずいぶん賃金が違う。社会保障が違う。こういうことがやはり多いというのは、自民党としての社会的正義感に反していると思う。これは自民党として格差問題に取り組まなければならないと思う。地域経済を振興するのは大変大事で、国民に暮らし、生活を守るため、これからも地方経済に対しては自民党は一段と貢献できる政策を立案していかなければならない。時間がないので抽象的で申し訳ない」

最終更新:9月10日21時44分


大連立なんてものは、国民に対して“失礼”な行為だと、政治家なら思って欲しい。
議案ごとに、政党が“賛成”、“反対”を議論するのが健全だからね。
でも、日本の民主主義が幼稚なので、野党は与党の出した法案には“反対”が先んじる。

本当に日本の民主主義を育てるのなら、野党を育てなければならない。
少なくとも、“条件反射”で“反対の為の反対”をするような政党を潰していくのが、本来の“民主主義”を育てること。


しかしなぁ。。。
社会党は既に“反対のための反対”政党だし、民主党も一郎クンが“野党とは反対すること”という政党、
自民党が野党になって、“反対”する相手が居なくなった時の民主党の議会運営は如何に?
っていうか、彼らには政局のための議会運営しか、行動の方向性を決める指針がない。
となると、政治の次の局面は、自民党の分裂か?







でも、自民党が分裂したら、民主党の中の“虫”が騒ぎ出して面白いことになるかも。。。
もう1度政界再編があるとしたら、Welcomeなんだけどね。


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