- 2008年9月14日
- 01.時事寸評
万死に値するねぇ。。。
本当にそう思っているのなら、始めからこんな事はしないよね。
「もうかる」という部分だけが本心なのだろうね。
「もうかる」と教唆された=三笠フーズ社長が釈明-汚染米「安全と考え販売」 9月14日16時46分配信 時事通信農薬に汚染された事故米を食用と偽り転売していた米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)の冬木三男社長(73)は14日、汚染米転売の経緯を説明した文書を発表した。冬木社長は文書の中で、同社の宮崎一雄顧問(76)から「上手にやればもうかると教唆された」と釈明している。
冬木社長は文書の冒頭で「大変なご迷惑をお掛けし、深く反省しております」と謝罪。「このような大事件を引き起こしたことは万死に値する。司直の手にわが身をゆだね、厳しい裁きを受ける覚悟であります」と心境をつづっている。
最終更新:9月14日16時53分
しかしなぁ。。。
「税金を使う」という観点でしかモノを見られない人が多くなって、農水省は事故米を政府が倉庫にしまい込む事は避けたかったのだろうな。
だからと言って、「フーズ」といういかにも“食品”を扱う事を謳う社名をつけた会社に食べられない米を売るのはどうなのだろう?
農水省は三笠フーズにどのような“良心”を期待したのだろうか?
しかし、三笠フーズにお米を売ったという事では、農水省に大きな責任があると思うよ。
一方で、「工業化学」という名の会社から食用のお米を買う業者にも不思議に思う。
お米をどのような“工業化学”製品だと認識して買ったのか?と思うのよね。。。
ただ“安い”だけで商品を仕入れたのだろうけど、“安かろう、悪かろう”と安い理由に思い至らなかったのだろうか?
これは、必ずしも販売側の責任ではなくて、購入側にも責任があるような気がする。
ところで、私が子供の頃は糊はお米で作られるものだというのが“常識”だったけど、最近の工業用の糊にはお米は使われていないらしい。
農水省のお役人の“常識”って、私と同じくらいなの?
一応、その道のプロなのだろうに、それってあまりに情けない。
素人考えといえば、この事件が報道された直後、これらの事故米が焼酎の原料になっていると知っても、「私は芋焼酎しか飲まないので関係ない」と思った(^_^;
芋焼酎であっても、芋を発酵させる為の麹にはお米が使われているのにね。
知らない事も、表面しかモノを見ない事も、ダメだよね。
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