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女性の仕事

今日見たテレビの2時間ドラマは面白かった。

警察の記者クラブで、ある新聞社では女性がキャップになっている。
男性部下は面白くない。殺人事件が起きてもキャップには連絡しない。
見かねた他社のキャップ(主人公)が知らせてあげる始末。
女性キャップの方でも男性部下に疎まれていることは知っていて、男性部下に自分を認めさせるために手柄(スクープ)を焦ってしまう。
そのスクープは、主人公の部下の女性で、こちらもスクープをモノにしたかったのに上司である主人公に取り上げてもらえなかったので、他社に売ってしまう。
結果、そのスクープはガセだった訳で、女性2人は立場を危うくしてしまう。
ドラマそのものはミステリーなので、犯人探しが主題。
ドラマとしてのストーリーの面白さもあったけど、私が感じたのは女性がキャリアを積むことの難しさかな。

女性がキャリアを積んで評価される(出世する)と男性部下の反発にあう。
男性部下だけでなく、同業者にも“女性であるが故に”疎まれる。
(女性がTOPだなんて可哀相だと、男性部下が言われたりする)
鈍感なおかげで私自身はそんな経験はないけど、雇用機会均等法の第1世代の私の友人たちからはよく聞く話だ。

でもさぁ。。。
職場の中で女性って、そんなに“特別”な存在?
力仕事なら、多くの男性は多くの女性より能力があるかもしれない。
そんな場所で男性と伍して能力を発揮できる女性は特別と言えるかもしれない。
営業職でも、ある種の特別な場合を除いて女性でも男性と同じように能力を発揮できる。
でも、事務仕事のように肉体的に男性が優位とは言えないような仕事では、男性も女性もない。
私の仕事なんて、職場によっては夜勤や数日にもわたる徹夜など、体力的にハードな仕事にもなるけど、男女差は少ない。
でも、こんな仕事でも女性はかなり少ないのよね。。。
絶対数が少ないのだから、責任者や上席者となるとめったに見られない。
そういう環境だからなのか、以前、一緒に仕事をしていた協力会社の男性にも、私が男性部下を持っている事にしばらく馴染めない人が居た。
それでも、しばらく一緒に仕事をすれば、この仕事に男性も女性もないと言うことが判ってくるらしい。
上司だけでなく、女性部下をもつのもイヤだという人がいる。
以前の私の上司も、私を部下に持つことになって「仕事はすると聞いているけど、女の部下なんて面倒だ」と思ったらしい。
でも、彼からも1ヶ月も経たずに信頼されたから、先入観なんて不要なものよ。

それでも、中にはとんでもない嫌がられをする人もいる。
けど、そういう人は男性同士でも信用されない。
嫌がらせといえば、かつて200本弱の納品直前のプログラムを削除された事があったな。
納品用の媒体やプログラム開発に使っていたサーバ、サーバのバックアップにあるプログラムを全て消してくれたのだ。
勿論、別の場所に納品用のバックアップはとってあったから問題は無かったけど、彼は私が納品版のバックアップを取っていた事を知らなかったので、私を陥れられると思ったのだろうね。
でも、この件では、私には何の傷もなく、彼は会社からの信頼を失っただけだった。
他人を陥れる事に割く時間があったら自分の技術や知識を磨けばいいのにね。


しかし。。。男性部下が女性の上司を嫌がるなんてステレオタイプな発想って、実際はどうなのだろう?
家庭ではカカア天下という男性だって相当多いはずなのだから、女性にあれこれ指図されるのを男性は必ずしも嫌がらないだろうに。。。(苦笑)
まぁ、女性が家庭で旦那さんに指図するように、あたかも自分の所有物のように職場で男性部下に対したら、嫌がられるだろうね。

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