- 2008年9月25日
- 01.時事寸評
仕事帰りの電車の中で携帯電話に配信されるニュースを見ていたら、こんなニュースがあってビックリ。
小泉元首相が引退表明=衆院選に出馬せず、後継は次男 9月25日19時7分配信 時事通信自民党の小泉純一郎元首相(66)=衆院神奈川11区=は25日、地元・神奈川県横須賀市で開いた支援者の会合で、次期衆院選に出馬せず、今期限りでの引退を表明した。後継者は次男の進次郎氏(27)とする意向も伝えた。議員引退後は、自由な立場で政治にかかわっていく考えだ。
小泉氏は会合で「国会議員を36年間やり、役割は済んだ」と引退の理由を説明。「辞める時は周りに言われるのでなく、自分で辞める」と決意を伝えた。同時に「国会議員は辞めるが、政治活動は続ける」とも語った。
最終更新:9月26日0時47分
長男の孝太郎君がテレビのトーク番組で時折語るように、純ちゃんは首相という職務に全霊をかけて燃え尽きたのだろう。
後は引き際。。。と思ったところ、“選挙”というか、衆議院の解散がなかったので、“引退”を言い出すタイミングなかったようだ。
ところで、純ちゃんの後継は次男の進次郎クンなのね。
進次郎クンが“議員”に興味があるのは知っていたけど、一時期は孝太郎クンも“政治家”に興味があると伝えられてきたので、純ちゃんの次はどちらになるのかと若干の興味があった。
いや、政治は“世襲”であるべきだとは思わないけど、親が優秀な政治家であると(子が)信じれば子供は親の背中を目指す事も不思議ではないと思う。
子供が目指す事と、親がそれを規定路線とすることや既得権益として受け継がせる事は別問題だと思うけどね。
繰り返すようけど、国会議員は“世襲”の職業ではない。
でも、子供が親と同じ道を歩む、国会議員という身分の保証のない道を歩もうとするのは、親の生き方、生き様がある意味子供にいい影響を与えたとも言えるのだろうな。
ただ、惜しむらくは、彼が父(純ちゃん)とは違う土俵(選挙区や、国会議員ではなく地方議会議員)から初めて、自分で国会議員への道を拓いたら、と思う。
そうしたら、親子ともども、否、進次郎クンに対して、世間の評価は幾分良かっただろうな。
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