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そろそろお金のばら撒きだけでない“外交”を考える時期

先月の日中首相会談 中国「ODA不要」 戦後賠償「代替」と示唆

打ち切り論、拍車も
 十一月三十日にラオスで行われた小泉純一郎首相と中国の温家宝首相との会談で、温首相が日本の中国に対する政府開発援助(ODA)について、「必ずしも必要としていない」と述べ、日本からのODAは「不要」と通告していたことが二日、明らかになった。複数の日中関係筋が明らかにした。さらに間接的な表現で、日本からのODAは戦後賠償の意味も持ち合わせているとの認識を伝えていた。中国首脳の認識が明らかになったことで、対中ODA即時打ち切り論に拍車がかかりそうだ。
 会談後、日本政府が記者団に行った説明では、これらの発言は一切公表しなかった。
 また、会談では温首相が小泉首相の靖国神社参拝について「中国人民の心を傷つける」との直接的な表現で参拝中止を要求していたことも分かった。小泉首相は一日の記者会見で「温首相との会談では、『靖国』という直接の話は出なかった」と述べていた。
 複数の関係筋によると、会談で温首相は自らODAに言及し、「最近、日本の政治指導者がODA見直しについて発言していると聞いている」と発言。そのうえで、「中国の今の経済状況を考えると、中国は必ずしもODAを必要としていない」と明言した。さらに温首相は「さきの大戦で多大な被害を受けた。だが、中国は日本側に賠償を請求していない」と述べ、間接的な表現ながら、対中ODAは請求を放棄した戦後賠償の代替の意味合いがあるとの認識を示唆した。

なんだかね。。。
純ちゃん、同情されちゃってるのね。

先日の原潜の領海侵犯が切欠に、日本国内で対中ODAの見直し論議が活発になっている。
それで中国の方から、「ウチにはもう要らないよ」って言われちゃったのね(苦笑)
当事者が要らないって言っているなら、あげる必要ないんじゃないの?
外務省は、この期に及んでもまだ対中ODAを止めるつもりはないと言っているらしいが、日本だってお金が余っている訳じゃないのにね。

外務省はODAが省庁利権だから手放したくないのだろうけど、お役人ならもっと国内の事も考えて欲しいな。
相手が要らないというのを無理やり押し付ける必要もないんじゃないかと思うけど、どうなの?
親切の押し売りなんじゃないの?
国内だけでなく、相手国からも害務省と言われる日もそう遠くない?


数字上は此処しばらく好景気だったのに、数字上も国内景気が後退気味になってきた。
それなのにこの時期に増税論議が始まっている。
多分、増税すれば確実に景気は冷える。
本当は、景気をよくして自然増収を図るのがスジなのに、乾いた雑巾から更に搾り取ろうとしている。
そんな事をしたって、誰も幸せにはなれない。

年金赤字や財政赤字、このままで良い訳ないのは解っている。
でも、ならばこそ、無駄な出費は少しでも抑えるべきなんじゃないの?
相手に不要だと言われているものを出し続ける必要はないんじゃないの?
「あんたのところは、それ所じゃないでしょ」などと哀れまれているんだよ。

外務省もそろそろお金のばら撒きだけでない“外交”を考える時期に来たんじゃないのかなぁ。。。

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